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なかなか更新できなくてごめんなさい。
8月11日に向けた作業のスパートで、
映像の制作や、ステージ周りの準備、曲作り、
グッズの準備や、スタッフとのやりとり、リハーサル。
今本当に忙しい日々を送っています。
いよいよって感じです。
さて、先週末は名谷の大丸須磨店前、
そして阪急グランパティオでのライブを行いました。
ライブをしているステージ側から、街ゆく人の流れはとてもよく見えます。
立ち止まる瞬間、立ち去ってしまう瞬間。
振り向いたり、遠くから近づいてきてくれる様子。
茶化すような仕草でからかう学生さん。
親に手を引かれる子供。
誰かな。っと近づいて、名前を見て、
やっぱり知らんな。と去っていく人。
「きっとこんな気持ちなんだろうな。」
という心情をなんとなく二人で妄想しながら、
それでも一曲でも、1秒でも長く聴いてほしい。
そう願いを込めて歌う癖が17年で身についています。
僕は、極端に熱い部分もありますが、
極端に冷めている部分もあって。
売れてないミュージシャンの路上ライブに、
足を止めて聴こうなんて、自分が音楽をしてなければ全く思わないのです。
だから僕は、立ち止まって聴いてくれる人より、
立ち止まって聴いてくれない人の気持ちの方がよくわかるのです。
だからこそ、その気持ちをどう覆すか、
という壁とちゃんと向き合えるのだと自分では思っています。
アコースティックにも色々ありますが、
僕たちの音楽は、やはり「いまどき」ではありません。
今の若い子にはなかなか刺さりづらいとわかっています。
それに最近のポップスのようなハイトーンも出ないし、
スラップみたいな超絶テクニックを駆使した演奏もやりません。
ターゲット層を絞る、というのは流行に乗る上でとても大切です。
僕たちはその全てをやめました。
超絶テクやハイトーンではなく、
誰でも歌えるくらいのキーで、
誰でも練習すればできるテクニックで。
時代に流されず、いかにして記憶に残る言葉とメロディを与えられるか。
年齢層は、0歳から100歳まで。
もちろん性別も問いません。
孫に子どもに親の三世代なんかで来てくれたら本当に嬉しいし、
ご夫婦で参加してくれたら最高です。
誰しもが聴いていて身体や心のどこかしらに響く。
記憶に残る音楽をやりたいのです。
だから、ライブをやっていて、ほとんどの人が立ち去っていきますが、
それだけで「負け」が決まるわけではありません。
家に帰って、その人が、ふと思い出したり、
なんとなく鼻歌くらいで口ずさんでくれれば、
僕たちの願う活動としては「勝ち」なんです。
そこからYOUTUBEを調べてくれたり、
はたまた、次のどこかのフリーライブでまた出逢った時、
立ち止まってくれる可能性は何倍にも膨れるのです。
完全にスルメ型の音楽だと思います。
いつか「やみつき」にしてやろうと、
悪い顔でいつも歌っているわけです。
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ちょっと前に、旦那さんと車乗ってる時、旦那さんがにこいちの曲を口ずさんでいました?その時は、ニヤニヤしちゃいました(笑)
そんな感じで、1人でも多くにこいちの曲を知ってもらう為に、身近から攻めていきたいと思います?
やみつきにしちゃいましょっ?✨-
それはめちゃめちゃ嬉しい!!
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