blog
「KOBEディライト・ファウンテン」
3日間、寒い中ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました。
最終日を迎える前日の夜に、風呂に入りながら、
とっても素敵なイベントにお声がけいただいたな。
としみじみ感じて感謝していました。
「ルミナリエ」は、神戸人にとってやはり特別です。
歴史を光に変えて、未来へ繋いでいく活動。
そして僕たちもまた、それを音楽に変えて未来へ繋いでいく活動を続けてきました。
あたりはすっかり夜になって、ルミナリエの光が煌々とてらすステージで、
はっと息を吐くと白い湯気が黒い空にゆっくり消えて、
寒い中暖かくステージを見つめる人たちがいて、
そこで、僕たちが神戸で生まれた歌を歌っている。
イベントの趣旨と、そこにいる人たちと、
僕たちが続けてきた音楽が、綺麗なトライアングルになる時、
「歌ってきてよかった。」と心底思える瞬間が来るのです。
そう言う瞬間をたくさんくれたこのKOBEディライト・ファウンテンに、
心から感謝です。
まちなかパフォーマンスは、時に厳しい内容の時もあるし、
コツコツ少しずつ成果を見出そうともがいているところですが、
こうした素敵な繋がりを与えてくれるチャンスもあります。
妙法寺も、新長田も、引き続き盛り上げていきますよ。
応援よろしくお願いいたします!!
作詞をしています。
様々なシンガーが、様々なコンセプトを持って、
その中で新たな挑戦や発明を試みていくことで、
維持と進化を両立させていくのが芸術なのだろうと思います。
にこいちで言うならば、「今日も風が吹く」を書き上げた頃に、
大きな軸となるコンセプトが完成していた気がします。
当時の僕たちは20代後半に差し掛かった頃だったけれど、
若者や青年が歌う歌から、30代40代になっても胸を張って、
そして年を重ねても出来立ての熱量で歌える楽曲を作ることで、
末永い音楽人生を見据えようと考えていた時期でした。
そしてにこいちが見出した真骨頂は、
老若男女、子供から親、じいちゃんばあちゃん世代まで、
3世代で耳にすっと馴染むような音選び言葉選びを優先させました。
シンプルで、洗練されていて、王道で、それでいてしっかりポップス。
今最先端で流行っている音楽と追いかけっこはしないけれど、
懐かしいエッセンスも新いエッセンスも柔軟に取り入れて、
ちゃんと売れる可能性をもった諦めない楽曲作り。
ここに関しては、かなりシビアにやってこれた気がします。
作詞と作曲が分業の二人組は、実は意外とレアなケースで、
そういった分業というのは様々なものに例えられる気がします。
最近思うのは、ファッションショーで言うところの、
松田が、モデル選び。僕が、洋服選び。
なんじゃないかと思うのです。
松田が素朴で、清潔感があって、シルエットのいい人を選んできて、
そこに僕が、服を着せる。春には春の、冬には冬の。
そして、僕があまりに派手な装飾を施してしまうと、
二人で、このアクセサリーはいらないんじゃないか。
帽子はこっちの方がいいんじゃないか。
と言う作業を行なっているように感じます。
その人をどう見せたいか。
その究極は、デニムに白シャツのような究極のシンプルで、
それでいて人の目を惹きつける華とオーラのある作品。
「世界に一つだけの花」なんてまさに、
デニムに白シャツだと思うのです。
そんなシンプルな音選び、言葉選びだけで、
成立してしまうような楽曲を目指したいと、
日々思うのでした。
こうして何かを発信し続けること。
歌詞やここでの記事、ライブのMCなんかもそうですが。
何か自分の考えを伝えようとする時、
悪い例を出すことで、つまり何かを否定することで、
自分の考えを強く主張してしまうことを、
僕はよくしてしまいます。
よっぽどのことでない限り、
こうして人の心に残っていく文章の力を、
何かを否定することで使うのは、本来あまりない方がいいな。
と、思いながらも、
僕は日常で感じた違和感や腹の立ったこと。
おかしいと思うことをついつい、ガソリンに変えて、
文章にしてしまうのです。
そんなある日...