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チューリップの「青春の影」を聴いていると、
究極のラブソング、ウエディングソング、親子愛にも聴こえる。
しかし、最後のサビの
君の家へつづくあの道を
今足もとにたしかめて
今日から君はただの女
今日から僕はただの男
と言う言葉の解釈には、
失恋ソングとも取れそうな言い回しが使われている。
財津和夫さんは自身でこの楽曲は、
ラブソングであると解説しており、
それではなぜ結局お別れしてしまったかのような
今日から君はただの女
今日から僕はただの男
と言う言い回しをあえて使用しているのか。
と言う不思議が生まれるのだけれど、
実はその言葉を使用する前に2番にちゃんと伏線がはられている。
恋のよろこびは愛のきびしさへの
かけはしにすぎないと
「恋」を追いかけている頃は、
相手が特別で、相手にとって特別な自分でありたくて、
何か「特別」なことをプレゼントすることこそが
大切でキラキラしたことのように感じる。
それがやがて「愛」に変わる頃、
特別な出来事ではなく、平凡にただそこにある日々を、
大切に生きていく平坦な道のりにこそ幸せがある。
と気づいていくことこそ「愛」なのだ。
だから、
いつもと同じ、そしてこれからも歩き続けるであろう、
平凡で緩やかな「君の家へ続くこの道」を一歩一歩踏みして、
特別ではない「ただの」男と、「ただの」女として、
穏やかに二人でこの未来を歩んでいこう。
と言う解釈になるのです。
財津和夫さんは、
「平凡な生活こそが最高である。」と伝えたい。
と語っている。
シンプルで優しくて、
それでいて真髄のようなメッセージが込められた名曲。
こういう詞を死ぬまでに書いてみたいと心から思う。
青春の影
作詞・作曲 財津和夫
君の心へつづく長い一本道は
いつも僕を勇気づけた
とてもとてもけわしく細い道だったけど
今君を迎えにゆこう
自分の大きな夢を追うことが
今までの僕の仕事だったけど
君を幸せにするそれこそが
これからの僕の生きるしるし
愛を知ったために涙がはこばれて
君のひとみをこぼれたとき
恋のよろこびは愛のきびしさへの
かけはしにすぎないと
ただ風の中にたたずんで
君はやがてみつけていった
ただ風に涙をあずけて
君は女になっていった
君の家へつづくあの道を
今足もとにたしかめて
今日から君はただの女
今日から僕はただの男
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沁みますねー😌