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井指です!!
先日、知り合いがやっている飲み屋のお客さんを車で送る機会がありました。
4人くらいのおっさんたち。みんなベロンベロンでした。
知り合いの知り合いですから、僕からしたらめっちゃ他人なわけです。
さらに、僕は知り合いからお願いされて「お手伝い」しただけですから、
そのおっさんたちからは一銭もいただいていないわけです。
しかし、車に乗り込む段階から、「お願いします。」の一言もないわけです。
「どこまで送ればいいか」と尋ねても、「近くになったら説明する。」などと言い、
眠りにつくわけです。
そして、酔っ払いながらしどろもどろの説明でやっと辿り着いて下車。
「なんか一言ねえのか??」とその人の顔をじっとみるも、
「ありがとうございます。」の一言もなし。
また次の人に、「どちらまで??」と尋ねると、
「○○区○○町○丁目 ○番地の○の202号」
いや、202いるかー!!
なんで部屋の前まで送るねん。きしょい。
そんなこんなで、ちゃんと「ありがとうございました。」
と言った大人は4人中たったの1人。
いいですか。
「最近の若者は...」なんて間違っても言うなよ。
「あの時は酔っ払ってて...」なんて言い訳すんなよ。
世の中をダメにするのはお前らみたいな奴らやぞ。
そして俺は2度と手伝わんぞ。
そう感じたとともに、
いやタクシーの運転手さん、これ大変やな。
と感じたわけです。
こんなおっさんから、お金をいただくばかりに、
最後はこちらから「ありがとうございました。」を言わなくてはいかんのです。
ウィンウィンで成立してるのです。
おっさんたちは運んでもらって助かったわけです。
その対価としてドライバーさんにお金を渡し、
ドライバーさんはそれで食っていけるのです。
双方、「ありがとうございます。」で世の中のほとんどは成り立つのです。
それが5:5じゃなくても、6:4でも、7:3でも、
人に力を借りたら「ありがとうございます。」
こちらに落ち度があれば「ごめんなさい。」
たった一言で多少の6:4や7:3の差は5:5まで戻せるのです。
たった一言。ちょっとした動作。
めっちゃ大事。
井指です!!
9月のスリーマンライブを経て、
次に僕の中の「鬼門」だった和田山中学校での文化祭ライブが無事に終わりました。
いや、鬼門という言葉のチョイスは呼んでいただいた学校の皆様に失礼な気もしますが。
用意していただいたステージで、一つのテーマを設けて、
その会場にいるすべての人が納得するステージ作品を作り上げる。
という仕事は、特に結婚式や学校行事など、やはり普段のライブとはベクトルが違っていて。
決して頭もよくなければ、トークが上手なわけでもない自分にとって、
避けたい。でも超えたい。ハードルが高いことなのです。
和田山中学での文化祭に参加させていただくのはこれで二回目。
学校のルールとして、生徒が入れ替わるまでの3年間に、
2度いくことは困難なケースが多く、前回の一年生が卒業して、
また新たな3学年になった、今年、また呼んでいただけた、という形です。
つまり、前回の文化祭公演で、
しっかり生徒の皆様に伝わるものがあったと先生方が感じてくださったからこその、
今回2度目の文化祭出演。
これほど嬉しい、ありがたい機会はなかったのです。
言葉のチョイスひとつひとつ、
ひとつ間違っただけで違って伝わってしまうことも多いので、
回転の悪い頭をフルにまわして、正しく伝わるための言葉選び。
そしてその話に通づる楽曲の選曲に全勢力を注ぎました。
こればっかりは、成功したのか。実際のところどうだったのか。
なかなか感じ取りづらいところではあるのですが、
聴こえてくる拍手の感じや、かすかにステージから見える生徒の皆様の表情から、
きっと伝わっているに違いない。と確信しています。
これまでと今、にこいちが歩んできた16年の「道のり」全てを詰め込んだ公演にできたと思っています。
わからないです。でも何百人いたうちの数人でも、一人でも。
人生の選択に迫られた時に僕らのことを思い出すかも。
近い未来、そんな日が一つでもくれば今回の公演は成功です。
そうであると信じるのみです!!
井指です!!
さて、明日はいよいよ朝来市和田山中学校の芸術鑑賞会のゲスト出演。
なんと80分のステージ。
スリーマンが終わって一息ついたのも束の間。
結婚式の余興や、学校行事で呼んでいただくお仕事はひとしお緊張が強いのです。
ただいいLIVEができればOKではなく、
ひとつのメッセージを軸に、そこからぶれない。
でも真面目すぎず、離れすぎず。
しっかりコミュニケーションをとりながら演奏を届ける。
もちろんお仕事ですから、失敗はなし。
ひーーー、痺れます!!
そんな明日のステージを成功させるべく、
生徒のみんなにもご協力してもらおうと、
今日は往復4時間かけてジュピターホールへ。
いやー、とても収穫あり。
僕たちがしっかりステージングできれば、
間違いなく大成功の絵が浮かぶ、いいリハーサルができました。
あとは、どんなお話で「夢」を語れるか。
明日は5時起き。
イメージしながら今日はうんと早く眠ろうと思います!!
井指です!!
昨日は、名谷凱旋ライブ。
お越しいただいた皆様、足を止めて聴いてくださった皆様。
ありがとうございました!!
8月のワンマンツアーを終えて、この9月のスリーマンライブをやるにあたって、
今、伊藤銀次さんに観ていただくにこいちの最善の状態を考えました。
例えば、「ゆずみたな二人組だね。」「コブクロみたいだね。」
と、いう印象は、この二組が偉大すぎることから、
アコースティックデュオは、逃れようのない運命。
というか、僕らのルーツにゆずさんも、コブクロさんも、
ばっちりありますから。それは揺るぎのない真実なわけです。
その要素はもちつつも、もちつつも、
その奥にまた違ったテイストのルーツがあることも事実です。
そこを生かしたい。
アコースティックデュオであることに、そこのテイストを加えると、
ほんの僅かでも、にこいちならではの色が生まれるし、
その源流にやはりナイアガラだったり、シティポップだったり、
さらに古いフォークだったり、カントリーだったり、
そういう血液が僕たちにも流れていることを知っていただきたかったのです。
あとは、「こいつら売れる気満々だな。」と感じられるポップス感。
その最善のパフォーマンスとセットリストを考えました。
そうすると、キー設定から、パート分けから、
色々と見直す作業が始まり、
少しずつハーモニーがブラッシュアップされていく感じが、
とても楽しかったのです。
おお、これこれ。
松田と二人で初めて歌った時のあの気持ちいいハモリの感じ。
やっぱりにこいちってこれやんな。
と素直に思えるタイミングが増えたのです。
と、なぜそんな種明かしをするのかと言いますと、
昨日の名谷ライブで、「一部と二部、別の曲歌ってほしかったな。」
というお声をいただいたのです。
わかります。すごくすごくわかってます。
ですが、ごめんなさい。
特にこの外イベント。
足を運んでくれる皆様にはめっちゃ感謝しています。
ですが、そこに置く重きは5割。
あとの5割は、初めて聴いてくれる皆様。
たまたま通りかかった皆様に置いてあるのです。
そうしなければ、意義が半減、それ以下になってしまう。
今、にこいちが聴いてほしい。
歌うべきだ。と思える曲を何度も歌って知ってもらって、
「にこいちってこうだよね。」という僕たちが狙う印象を持っていただく必要があるのです。
だから、その意見はめっちゃありがたいしよくわかりながら、
その5割分だけセットリストを変えて2部をお届けしたことが伝わると嬉しいです。
そして、毎月の自主企画イベントは、そんな意見をくださる
熱い皆様に10割振り切ったセットリストをお届けしています。
この棲み分けがとても大切だと考えています!!
昨日のイベントは、少し手応えありでした。
修正要素もたくさんあるけど、もっともっと届いてほしいけど、
また1ヶ月練習して、研究して頑張ります。
なんて言っても来年500人ワンマンですから。
本当にいつも温かい応援ありがとうございます!!