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音楽活動には三つの方針があると思う。
・ファンを増やすための活動
・お金を稼ぐための活動
・質を高めるための活動
これを何対何対何の割合にするかはそのミュージシャンによって違って。
僕らで言うならば、デビュー期から国際会館を二度行った辺りは、
ファン8割、お金1割、質1割 みたいな活動だった。
ちなみに、僕らは「お金を稼ぐための活動」に振り切れたことは
この18年間ない。ポリシーとしてやってないというか、上手くない。
そして、今。で言うならば。
がむしゃらに国際会館を目指してやってきた頃の、真逆の割合と言える。
「コトノハ」をリリースしたときに感じた、絶望的なメジャーとの距離感。
プロとアマチュアの距離感がそのまんま東京と神戸の距離に感じたあの悔しさ。
そこから沸々と湧いてきた活動休止。コロナ。
そして僕らは、質の向上。なんて格好もつかないけれど。
例えば、長く音楽に携わってきた音楽人たちから、
これから音楽の道を目指す若い世代まで。
「にこいちのような曲を書きたい。」
「にこいちのような詞を書きたい。」
「あんなふうにコーラスして歌ってみたい。」
その領域に行かなくては、本当にこの先がない。
と言う危機感で自分たちのケツを叩いて生きている。
結果を求めて日々言葉と音を探している。
ファンのみんなは気付いていると思う。
気付いた上で応援してくれていることに心から感謝している。
だって、「ファンを増やすための活動」が最も目に見えやすく
「頑張っている」ように見えるし、応援しやすいだろうと思う。
そこに大きく割合を持っていかない僕らに対して、
歯がゆい思いもあるだろうと思う。
だけど「ファンを増やすための活動」を続けることは、
僕らにとって音楽生命の寿命を縮めてしまう甘えだと思うから。
今はその時じゃない。その順番じゃない。と自分に言い聞かせている。
「ファン」「お金」「質」全てが噛み合っていくことを
「売れる」と言うのだろうけど、
優先順位は「質」「ファン」「お金」であるべきだと思う。
なぜなら若さではもう乗り切れないからだ。
やっぱり長く二人で歌っていたい。
だから松田は魂を削ってコンペを頑張っているのだろうし、
僕は「絵本」の自費出版に向けて少しずつ準備をしている。
僕が持っているすべてのスキルを駆使して、
人生の集大成を作ろうと思っている。
手伝おうとしてくれる人がありがたいことに何人かいるけど、
すべて断らせていただいて、すべて自分の手でやりたくて、
「これは俺の純度100%の作品だ」と胸を張れるように、
日々生活をしている。
ファンのみんながあっての音楽活動の中、
なかなか目に見えない、口では説明しづらいことが多くて、
そこは本当にごめんと思う。
18年間の僕らの力不足の皺寄せだから。
だけど、二人が歯を食いしばって積み重ねている時間は、
すべて未来のにこいちのためだと信じて欲しいと思う。
呆れて周りから誰もいなくなってしまっても、
それでも、今、賭けなくてはいけない時間だと信じている。
いつか「にこいちを聴き続けて本当によかった。」と
みんなが思える二人になれるように、僕ら頑張ります。
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応援してますよ🍀
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そのお気持ち大切に頑張ります🎵
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お二人がこちらの目に見えないところで頑張られているのは、十分に理解しています😌
なので、それを見守り、応援し続けますよ〜(*,,•ᴗ•,,)و⚑⁎∗-
そのお気持ちに甘えず頑張ります🎶
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想像を大きく上回るとか、下回るとか、
そういった表現がありますが。
インスタとTikTokで毎日投稿していたリール動画。
先日、2ヶ月ぶりくらいに夕方までオフを作りました。