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井指です。
「ルーツ」にときめくのは、男の浪漫なのかもしれません。
偉そうに音楽を語ることなど僕にはできません。
ですが、今日だけは語らせてください!!
J-POPの歴史ってまだ短いんです。
どこから始まったのか、「この曲が日本の音楽を変えた!!」
なんてものが存在するのかもわかりませんが、
海外から新たな音楽がガンガン日本に届き始めた60年代。
その洋楽の遺伝子を受け継いだ若者たちが、
歌謡曲からポップスへと進化していく上で大きく影響を与えたことは確かで、
その立役者となったバンドが「はっぴいえんど」だったのではないか。
と、いう説はとても有名なお話です。
大瀧詠一さん、細野晴臣さん、鈴木茂さん、松本隆さん。
この四人で作られた「はっぴいえんど」
細野晴臣さんは解散後、YMOを結成しテクノブームを巻き起こし、
さらには鈴木茂さんも含む、ティン・パン・アレーで、
デビュー時のユーミンを支え、「シティポップ」なんて言葉もうまれ。
松本隆さんは、言わずもがなですが、
やはり阿久悠さんをはじめとする歌謡曲時代から、
ポップミュージックへと作詞の面で新たな進化を与えたのではないか、
と、僕は勝手に解釈しております。
そして大瀧詠一さんといえば、「君は天然色」が有名すぎますが、
数々の楽曲提供、CM音楽などを手がけ、水面化で日本のポップスを支え続けたのです。
そんな大瀧詠一さんが、唯一「弟子」と認めたのが伊藤銀次さん。
そんな伊藤銀次さんが「すごい才能がある人がいるんだ。」と
大瀧さんに結びつけたのが、山下達郎さん。
そして後にこの御三方でナイアガラトライアングルを結成して、
日本のポップスの進化に大きな影響を与えたわけです。
後に、ナイアガラトライアングルはVol.2のメンバーとして、
杉真理さんと佐野元春さんを選抜したり。
伊藤銀次さんと言えば、日本一有名なお昼の歌、
「ウキウキWATCHING」のうみの親。
さらにウルフルズのプロデュースでも超有名ですよね。
つまり、何がいいたいのかと言いますと、
ポップスを聴きまくって音楽を始めた僕たちは、
どこをどう切り取っても、源泉に「はっぴいえんど」から生まれた遺伝子が、
何かしら流れているといっても過言ではなくて。
その源流を作り出した大瀧詠一さんが亡き今。
その直系で遺伝子を受け継いでいるポップス界の生きる伝説。
レジェンドミュージシャンが数名存在するわけです。
杉真理さんとは、たまたま東京で黒沢秀樹さん繋がりでお会いできて、
お食事をさせていただいたことがあったり、
松本隆さんとは、まさかのご本人目の前で「硝子の少年」を歌わせていただくという。
「硝子の少年」は、作詞 松本隆さん、作曲 山下達郎さんだったり、繋がってるでしょ??
神戸の隅っこで、まだまだ無名のアコースティックデュオが、
なんのご縁でしょう。こうしてポップス界の遺伝子の枝分かれした細い隅っこで、
それでもいくばくか携わらせていただけていること。
そして、伊藤銀次さんが、成瀬英樹さんとともに、
神戸、広島のライブに「にこいち」を指名してくださったこと。
それが僕らにとってどれほど激アツか。
少し伝わってくれたでしょうか??
今日はまた一つ、忘れられない大切な1日になります。
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まさにJPOPの保守本流の時代に生きてきた私には、伊藤銀次さんは神様のような存在。
そんな伊藤銀次さんと、同じくJPOP界保守本流の成瀬英樹さんの前で にこいちがどんなステージで遺伝子を見せてくれるのか!?
楽しみでなりません。
体調万全で向かえたいと思います(笑)
ステージ思い切り 楽しんでくださいよ!!-
ね!!ね!!
70歳を超えてなお、ステージに立ち続けているレジェンド。
この方々が築いた太り幹があるから今の僕らがいること。
もっとたくさんの方々に知ってほしいのです!!
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井指です。
今日は月に一度の自主企画ライブ。
直前で予約がダダっと増えてすごく嬉しかったです。
毎月、この場所ならではの縛られないセットリスト。
タイム感をきにしないここだけのMC。
近い空間。そんなものが月に一度企画ライブでの売りポイントです。
これからもみんなと楽しい時間を共有できればと思います!!