blog
おはようございます!
実は昨日、動画を一本撮りました。が、ボツにしようかと思っています。
もちろん、いつものように愛を持って、という気持ちではありましたが、いくつかの楽曲に対して、かなり厳しい指摘をしました。明らかに「厳し目の楽曲」があったから。
ただ、昨日この動画をチェックしながら、真剣に考え始めたのです。おそらく本人は、もうアドバイスを求めていないのではないか、と。
全体ミーティングでも、ある作家の曲たちに厳しい意見をお伝えしましたが、言われた側はどんな気持ちだったのだろう。彼はずっとモニターの前で首を捻っていました。そりゃそうだろう。自分では最高の楽曲を書いたと思っているはずなのだから。「成瀬さん、オレ結果出してますから、黙っててください」——彼はそんな顔をしていた。そうなると、先輩風を吹かせてあれこれ言われる筋合いもないだろう、と。それも、そりゃそうだ。
他の作家に対しても同じです。今回評価を得られなかった作家たち、コンペに提出すらさせてもらえなかった作家たちに、僕はかなり厳しいことを言っています。楽曲の欠点もすべて言語化できる。
ただ、だからといって、人の楽曲に細かくあれこれ言うべきではない。特にプロの方の楽曲には——そう思ったのです。なぜなら、何を言おうと、ほとんどの人は何も変えようとしないから。自分のやり方を貫くかのように、僕の言葉など届いていない。それは彼ら彼女たちの「行動」を見れば明らかです。
その上で、僕も2曲提出して、ありがたいことにみなさんから評価をいただいています。そりゃそうだ。こちとら出役としてデビュー29年、作家としても今年20年目を迎える大ベテランです。作家候補生たちに、楽曲の太さや強さで負けるわけがない。
でもそれって、完全にマウントを取っている状態ではないか。自分の得意なフィールドで場を設け、そこで偉そうに陣取る年長者。
これを「老害」と言わずして、なんと言う?
おはようございます!
3月に突入しましたね。いやあ、ここ数日も、ゼミ生たちの作品のブラッシュアップに次ぐブラッシュアップ。昨日も完全に没頭してがんばりました。
今回は自分のソロ曲は書けないなあ、なんて思ってたけど、ゼミ生たちへの指導のせいで僕が曲を提出できなかったら、みんなすごく恐縮するだろうなって思って。それで、夕方以降に2曲書き下ろしました。これが火事場の馬鹿力というか、なかなかに迷いのない良作になったんじゃないかって思うよ。ゼミ生のみんなのおかげだね。
朝、税理士さんにLINEして「今日から確定申告がんばります!」と宣言したので、今日はお金のことをいろいろやります。もちろんこういう事務作業はすっごく苦手なんだけど、自分でやることが一番楽しいし勉強にもなるので、いろいろ教えてもらいながらやってます。このヤマを超えたら、AIエージェントを導入するつもり。めっちゃおもしろそうだよね。
それにしても。この半年で、僕が住む音楽の世界は、ありとあらゆる状況が変わりました。僕のような、真の実力が足りていない運だけでここまできたポンコツ音楽家は、迷ったら負け。誰かと同じことをしていたら、勝てっこないから。
あふれる情報を自分の中で噛み砕いて、自分流のOSにアップデートしていくのだ。もちろん、そこにはかなりの痛みが伴うけれど、僕は仲良しサークルを運営しているわけではない。仲間たちが「いい人」たちだからこそ、作品と仕事への姿勢には、厳しくあたろうと思う。半年後、一年後、五年後、それがきっと彼らの役に立つと信じている。
うまく書けない作家には、僕はどこまでもヘルプを惜しまない。しかし、書かない作家は、いらない!
-
遅い時間までブラッシュアップしていただき本当にありがとうございました!成瀬さんのブラッシュアップで曲が見違え感動しました🥹
-
こちらこそ!!いつもありがとう!
-
おはようございます!
昨日の「BINGO内グランプリ(略してB1グランプリ!)」の盛り上がりの振り返り配信を。
「解説・考察・批評」の流れで、全曲深掘りします。
おはようございます!
引き続き、娘たちは僕のベッドで寝てます。僕はリビングのソファで。そう言えば、このソファベッドは娘のお下がりです。
一昨日は江別の方までみんなで軽くドライブして、焼肉を食べて帰ってきました。昨夜はサッポロビール園でジンギスカン。もちろんノンアルコールだよ。
僕が札幌に住むようになったのが、ちょうど2年前の今頃。北海道の大学に通っていた娘が人生の軌道修正で東京へ編入することになり、彼女が住んでいた部屋が空くことになった。そこに僕が入ったんです。家具も生活用品も、ほとんど置いて行ってくれました。
娘が学生生活を送った部屋で過ごすのは、「がんばっていた彼女」の余韻と暮らすようなもの。それは僕にとって、とても厳粛な気分にさせてくれるものでした。娘はこの部屋で、鬼のような試験勉強をし、恋人に長い電話をかけ、一人の夜に膨大な本を読んでいたはずだ。大好きなキャラクターが描かれたスリッパや、キーホルダー、小さなグラスを見るたびに、娘の顔を思い出す。
よくがんばったね、と僕は何度も呟いたものだ。パパもがんばらなきゃ。
僕が今住んでいる北広島市は札幌の隣に位置する都市。3年前からは、エスコンフィールド北海道が街全体を包み込むように見下ろしている。僕がここに住むようになった理由のほとんどは、この世界一美しい球場のそばで暮らしたいという思いだった。自分でも多少突飛な考えだと思わなくもなかったが、そもそも僕から突飛さを抜いたら何も残らないじゃないか。
誰も止める人はいなかったし、特に応援する人もいなかった。そりゃそうだ。僕がどこに住もうと世界中の誰も気にしない。なら、自由に生きようじゃないか。天然芝を持つ素晴らしい球場の近くに住むチャンスなんて、そうはめぐってこないぜ。
仕事の話をしよう。 そもそも僕は「場所」に準拠した働き方をやめていた。「どこでもできる仕事」に完全に舵を切っていて、まあ僕一人くらいならなんとかこのまま生活できそうだと思った。それに、大好きなベースボールを徹底的に楽しみながらも作曲活動はできるはずだ、とも。10年ほど前に酒もやめていたし、他に趣味なんて映画を見て本を読むくらいで、それだってもう趣味とは言えない気もする。だから野球場にいる時間以外はすべて音楽に捧げよう。「すべて」と言ったら「すべて」だ。
それでダメなら、食っていけないなら、オレはそこまでだったってことでさ。履歴書を持って、どこかに駆け込んでバイトでもすればいいじゃん。これまでもずっとそうして、なんとか暮らしてきたじゃないか。
しかし、予想はいい方に裏切られた。こちらに来てから様々なご縁に恵まれ、仕事という点で、大変好調にさせていただいている。ベースボールを観る以外は仕事、なんて言っておきながら、ほぼ毎日、球場でも仕事をしている。MacBookでボーカルエディットをしたり、メールで連絡を受けたりと、そんな2年だった。去年の夏、達投手が好投している間中、コンコースで電話を受けていたことをよく覚えている。
3泊した娘とお友達。昨日なんて、そのお友達がジンギスカンをご馳走してくれた。「お世話になったから」と彼女は微笑む。そんな、気なんか使わなくていいのに。縁があって娘と知り合って、友人になってくれた。これからもよろしくね、って思うだけだ。
昨日もまた、BINGO内でとある出来事に紛糾した。しかしながら、どこかそれは、僕自身が今のチームの問題点をあぶり出したいかのように仕掛けたトラブルのようだった。そこから学んだことは、人はそれぞれ違うということ。傲慢だったのは僕の方なのだ。
みんなには申し訳ないことをした。この場を借りてあやまりたい。
今は朝7時半。娘の寝顔を少し覗いた。そうなのだ。この寝顔があったから、僕はここまでやってこれたのだ。
「トシを取るのはしょうがない。だけど、お互いかっこよくトシをとっていきましょう!」と、僕の憧れだった彼はいつもステージの最後にこう叫んで去っていった。僕はいつも、胸に刻んだこの言葉が、今も心に存在することを右手で探している。そっと触れた感触で、まだここにあることに気がついた。
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と早川義夫さんは言った。
逆もあるのか?
「かっこ悪いことは、なんてかっこいいんだろう」
なんてね。
かっこ悪さをさらけ出しながらしか生きていけない不器用極まりない自分を、昨日のような日には、心から呪うのだが。トシをとって図々しくなった僕はこうも思うのだ。「この繊細さこそが、僕の源じゃないか!」と。ひどい言い草だとわかっているが、人は愚かなものだ。しかしながら、「ごめんなさいとありがとう」が言えない人が、何よりも愚かなんだって。何よりもカッコ悪いんだって。
パパは今でも、そう思うのだ。
結美、人生って大変だけどさ、結構捨てたもんじゃないんだよ。
お疲れ様です!
昨日から大学生の娘が友人とこちらに遊びに来ていて、いつも1人の部屋が一気に賑やかになりました。ずっといてくれたらいいのにな、と思っています。
彼女たちが北海道を楽しんでいる間に、昨日は4名の方のブラッシュアップ動画を作っていました。これからは対面ではなく、詳細なブラッシュアップ動画を作成してお送りする形にしました。ゼミ生内での公開も基本的には行わない、完全な個人レッスン動画です。
先日作った「コンペ楽曲必勝チェックシート」に照らし合わせて、それぞれの作家候補生のみなさんのどこが崩れているのかを丁寧に説明しました。4名それぞれにチェックシートから外れているポイントがあり、そこを重点的に解説しています。
4月からBINGOは新しい体制に入ります。3月はその移行期間になります。とはいえ、メンバーやマイソングのみなさんにはこれまで通り楽しんでいただけますのでご安心ください。
変化があるのは、成瀬ゼミです。
僕のこの有限な時間を、これからは「本気でプロになりたいのに、まだなれない」方に全力で捧げたいと思っています。私が全力と言ったら、本当に全力です。
年始の「A1グランプリ」以降、ゼミ生内での競争が激しくなり、ソングライティングの技術はみなさん本当に上がっています。どこの事務所の作家候補生たちと戦っても、いい勝負ができると思います。コンスタントにキープを獲られている方も何人もいらっしゃって、BINGOの提携作家さんたちもうかうかしていられません。
AIの出現によって、クリエーターやアーティストが必要なくなると言う人もいます。必要なくなるとはまったく思いませんが、必要とされる人の数は一気に2桁くらい減るのではないかと思います。
成瀬ゼミの作家候補生たちには、まずプロの扉を開いてもらい、代表作を手にしてほしいと思っています。どんなに未来が悲観的に見えたとしても、遠い目をして「時代だよなあ」などと言う人とは航海はできません。クールに現状を見つめ、今できることにフォーカスして行動する。僕はそういう人を船に乗せたいのです。
どんな状況になっても生き残る、たった1つの方法を教えてあげましょうか。
それは、「絶対に生き残るんだ」という意志を持つことです。たったそれだけです。意志を持てば行動に変わります。「絶対」という言葉は、それほど強い意味を持つのです。