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Netflix、本当にうまいことやるなあ。
結構な数のYouTubeチャンネルに、「Netflix公式クリエイター」として自由に映像を使う権利を与えたという。個人でやってるチャンネルにも、だよ。これが意味するところが、僕には大変興味深い。
WBCの盛り上がり次第だが、2週間後には、エンタメの世界の景色が一変して見えるのかもしれない。これまで見て見ぬ振りをしてきた層にも。そして彼らは嘆くのかもしれない。時代は変わった、昔は良かったと。
本当にそうなのか? 本当に昔は良かったのか。答え合わせ、そろそろ始まってるんだと思う。
昨日は今年のエスコンフィールド第1戦、オープン戦を観てきた。公式戦のチケットは入手困難なエスコンも、オープン戦はゆっくり観られた。不思議だなって思う。選手たちはオープン戦だろうが、日本シリーズだろうが、WBCだろうが、自分の人生を賭けて一所懸命プレイするのに。しかもおんなじルールで行われる、同じスポーツなのに。片やチケットが取れなくて、片やガラガラ。出場する選手も同じなのに、ね。
WBCなら観る——それはすごく理解できる。さすがにそれは、頭の硬い僕でも理解できる。
でも、公式戦は観るけどオープン戦はどっちでもいい、ってのは、やっぱりよくわからんな。
エスコンに通い詰めて3年目のシーズン。周りの席のみなさんとも、ビールや飲み物の売り子さんたちとも、笑顔で挨拶。さすがにずっと同じ席で観ていれば、自然と親密になる。今年も始まりましたね、よろしくお願いします、ってね。
今川選手のホームランもあって、ファイターズは幸先よく勝利。やっぱりベースボールって最高っす。
今朝は早起きして、ラジオを収録しました。これから少し休憩して、作曲配信をします。あとでここにリンクを追加するので、メンバーのみんなはぜひ見てね。
じゃあ、今夜のWBCでジャパンの勝利を祈りつつ、エスコンでファイターズを観てきます。
おはようございます!
実は昨日、動画を一本撮りました。が、ボツにしようかと思っています。
もちろん、いつものように愛を持って、という気持ちではありましたが、いくつかの楽曲に対して、かなり厳しい指摘をしました。明らかに「厳し目の楽曲」があったから。
ただ、昨日この動画をチェックしながら、真剣に考え始めたのです。おそらく本人は、もうアドバイスを求めていないのではないか、と。
全体ミーティングでも、ある作家の曲たちに厳しい意見をお伝えしましたが、言われた側はどんな気持ちだったのだろう。彼はずっとモニターの前で首を捻っていました。そりゃそうだろう。自分では最高の楽曲を書いたと思っているはずなのだから。「成瀬さん、オレ結果出してますから、黙っててください」——彼はそんな顔をしていた。そうなると、先輩風を吹かせてあれこれ言われる筋合いもないだろう、と。それも、そりゃそうだ。
他の作家に対しても同じです。今回評価を得られなかった作家たち、コンペに提出すらさせてもらえなかった作家たちに、僕はかなり厳しいことを言っています。楽曲の欠点もすべて言語化できる。
ただ、だからといって、人の楽曲に細かくあれこれ言うべきではない。特にプロの方の楽曲には——そう思ったのです。なぜなら、何を言おうと、ほとんどの人は何も変えようとしないから。自分のやり方を貫くかのように、僕の言葉など届いていない。それは彼ら彼女たちの「行動」を見れば明らかです。
その上で、僕も2曲提出して、ありがたいことにみなさんから評価をいただいています。そりゃそうだ。こちとら出役としてデビュー29年、作家としても今年20年目を迎える大ベテランです。作家候補生たちに、楽曲の太さや強さで負けるわけがない。
でもそれって、完全にマウントを取っている状態ではないか。自分の得意なフィールドで場を設け、そこで偉そうに陣取る年長者。
これを「老害」と言わずして、なんと言う?
おはようございます!
3月に突入しましたね。いやあ、ここ数日も、ゼミ生たちの作品のブラッシュアップに次ぐブラッシュアップ。昨日も完全に没頭してがんばりました。
今回は自分のソロ曲は書けないなあ、なんて思ってたけど、ゼミ生たちへの指導のせいで僕が曲を提出できなかったら、みんなすごく恐縮するだろうなって思って。それで、夕方以降に2曲書き下ろしました。これが火事場の馬鹿力というか、なかなかに迷いのない良作になったんじゃないかって思うよ。ゼミ生のみんなのおかげだね。
朝、税理士さんにLINEして「今日から確定申告がんばります!」と宣言したので、今日はお金のことをいろいろやります。もちろんこういう事務作業はすっごく苦手なんだけど、自分でやることが一番楽しいし勉強にもなるので、いろいろ教えてもらいながらやってます。このヤマを超えたら、AIエージェントを導入するつもり。めっちゃおもしろそうだよね。
それにしても。この半年で、僕が住む音楽の世界は、ありとあらゆる状況が変わりました。僕のような、真の実力が足りていない運だけでここまできたポンコツ音楽家は、迷ったら負け。誰かと同じことをしていたら、勝てっこないから。
あふれる情報を自分の中で噛み砕いて、自分流のOSにアップデートしていくのだ。もちろん、そこにはかなりの痛みが伴うけれど、僕は仲良しサークルを運営しているわけではない。仲間たちが「いい人」たちだからこそ、作品と仕事への姿勢には、厳しくあたろうと思う。半年後、一年後、五年後、それがきっと彼らの役に立つと信じている。
うまく書けない作家には、僕はどこまでもヘルプを惜しまない。しかし、書かない作家は、いらない!
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遅い時間までブラッシュアップしていただき本当にありがとうございました!成瀬さんのブラッシュアップで曲が見違え感動しました🥹
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こちらこそ!!いつもありがとう!
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おはようございます!
昨日の「BINGO内グランプリ(略してB1グランプリ!)」の盛り上がりの振り返り配信を。
「解説・考察・批評」の流れで、全曲深掘りします。
おはようございます!
引き続き、娘たちは僕のベッドで寝てます。僕はリビングのソファで。そう言えば、このソファベッドは娘のお下がりです。
一昨日は江別の方までみんなで軽くドライブして、焼肉を食べて帰ってきました。昨夜はサッポロビール園でジンギスカン。もちろんノンアルコールだよ。
僕が札幌に住むようになったのが、ちょうど2年前の今頃。北海道の大学に通っていた娘が人生の軌道修正で東京へ編入することになり、彼女が住んでいた部屋が空くことになった。そこに僕が入ったんです。家具も生活用品も、ほとんど置いて行ってくれました。
娘が学生生活を送った部屋で過ごすのは、「がんばっていた彼女」の余韻と暮らすようなもの。それは僕にとって、とても厳粛な気分にさせてくれるものでした。娘はこの部屋で、鬼のような試験勉強をし、恋人に長い電話をかけ、一人の夜に膨大な本を読んでいたはずだ。大好きなキャラクターが描かれたスリッパや、キーホルダー、小さなグラスを見るたびに、娘の顔を思い出す。
よくがんばったね、と僕は何度も呟いたものだ。パパもがんばらなきゃ。
僕が今住んでいる北広島市は札幌の隣に位置する都市。3年前からは、エスコンフィールド北海道が街全体を包み込むように見下ろしている。僕がここに住むようになった理由のほとんどは、この世界一美しい球場のそばで暮らしたいという思いだった。自分でも多少突飛な考えだと思わなくもなかったが、そもそも僕から突飛さを抜いたら何も残らないじゃないか。
誰も止める人はいなかったし、特に応援する人もいなかった。そりゃそうだ。僕がどこに住もうと世界中の誰も気にしない。なら、自由に生きようじゃないか。天然芝を持つ素晴らしい球場の近くに住むチャンスなんて、そうはめぐってこないぜ。
仕事の話をしよう。 そもそも僕は「場所」に準拠した働き方をやめていた。「どこでもできる仕事」に完全に舵を切っていて、まあ僕一人くらいならなんとかこのまま生活できそうだと思った。それに、大好きなベースボールを徹底的に楽しみながらも作曲活動はできるはずだ、とも。10年ほど前に酒もやめていたし、他に趣味なんて映画を見て本を読むくらいで、それだってもう趣味とは言えない気もする。だから野球場にいる時間以外はすべて音楽に捧げよう。「すべて」と言ったら「すべて」だ。
それでダメなら、食っていけないなら、オレはそこまでだったってことでさ。履歴書を持って、どこかに駆け込んでバイトでもすればいいじゃん。これまでもずっとそうして、なんとか暮らしてきたじゃないか。
しかし、予想はいい方に裏切られた。こちらに来てから様々なご縁に恵まれ、仕事という点で、大変好調にさせていただいている。ベースボールを観る以外は仕事、なんて言っておきながら、ほぼ毎日、球場でも仕事をしている。MacBookでボーカルエディットをしたり、メールで連絡を受けたりと、そんな2年だった。去年の夏、達投手が好投している間中、コンコースで電話を受けていたことをよく覚えている。
3泊した娘とお友達。昨日なんて、そのお友達がジンギスカンをご馳走してくれた。「お世話になったから」と彼女は微笑む。そんな、気なんか使わなくていいのに。縁があって娘と知り合って、友人になってくれた。これからもよろしくね、って思うだけだ。
昨日もまた、BINGO内でとある出来事に紛糾した。しかしながら、どこかそれは、僕自身が今のチームの問題点をあぶり出したいかのように仕掛けたトラブルのようだった。そこから学んだことは、人はそれぞれ違うということ。傲慢だったのは僕の方なのだ。
みんなには申し訳ないことをした。この場を借りてあやまりたい。
今は朝7時半。娘の寝顔を少し覗いた。そうなのだ。この寝顔があったから、僕はここまでやってこれたのだ。
「トシを取るのはしょうがない。だけど、お互いかっこよくトシをとっていきましょう!」と、僕の憧れだった彼はいつもステージの最後にこう叫んで去っていった。僕はいつも、胸に刻んだこの言葉が、今も心に存在することを右手で探している。そっと触れた感触で、まだここにあることに気がついた。
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と早川義夫さんは言った。
逆もあるのか?
「かっこ悪いことは、なんてかっこいいんだろう」
なんてね。
かっこ悪さをさらけ出しながらしか生きていけない不器用極まりない自分を、昨日のような日には、心から呪うのだが。トシをとって図々しくなった僕はこうも思うのだ。「この繊細さこそが、僕の源じゃないか!」と。ひどい言い草だとわかっているが、人は愚かなものだ。しかしながら、「ごめんなさいとありがとう」が言えない人が、何よりも愚かなんだって。何よりもカッコ悪いんだって。
パパは今でも、そう思うのだ。
結美、人生って大変だけどさ、結構捨てたもんじゃないんだよ。