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阪神タイガースファンの皆様、優勝おめでとう!
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成瀬英樹
成瀬英樹
9月15日 10:00

おはようございます。

 

昨夜の阪神タイガースの優勝を嬉しい気持ちでテレビで観ていました。僕は「阪神ファン」を名乗ったことは人生で一度もありません、常に「阪神タイガース」は2番目に好きなチームでした。今もそう。僕にとって「タイガース」との距離感はそのくらいがちょうどいいんです。

 

兵庫県で育った僕は、幼い頃から週末によく甲子園球場に連れて行ってもらっていました。そのおかげで野球という奥深いゲームの魅力に取り憑かれ、スコアブックのつけ方を独学で学び、球場では父の隣でスコアをつけるような小学生でありました。

 

20歳を越えると、週に一度は野球場に行くようになりました。兵庫県には「グリーンスタジアム神戸」と「甲子園球場」という二つの素晴らしい球場があり(どちらも屋外の球場で、しかも天然芝であります)、「今夜、野球でも観ようか」となると、大体どっちかで試合があったのです。

 

甲子園に行けば新庄剛志の素晴らしい守備を堪能することが出来、GSに行けば無敵のイチローがいる。そんな時代。

 

外野席の上の方で、一人でビールをめちゃくちゃ飲みながら(嗚呼、この頃は酒なんてものを飲んでいたのだ)これらか自分の人生に起こるであろう苦難を思ってバラバラになりそうな気持ちを、どうにか繋ぎ止めていました。

 

特別な才能を持った特別な選手たちが、あの広いフィールドを駆け回るのを観るだけで、僕の心は癒やされるのです。勝ち負けなんて本当、どっちでも良くて。むしろ、自分たちらしい戦い方やチーム編成で「負ける」のであればそれは本望とすら思っていました。そのように地に足をつけた戦い方をしていれば数年に一度は勝てたりするものですし。それって人生と同じだよな、なんて思ってた。

 

ネイティブの関西人として、阪神タイガースのファンの皆様に、心からの「優勝おめでとう」の言葉を贈ります。今年の優勝は格別でしょう。金本、矢野という信念を持った若い監督のもとで育った選手たちが、球団のレジェンド岡田彰布監督の復帰によって勝ち取った優勝。

 

しかも、優勝を決めたのが「甲子園で、しかもあの憎き読売に勝って」ですものね。お気持ち、わかります。僕だって、岡田さんのインタビューを観ながら、こぼれる涙を抑えることが出来ませんでしたから。

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