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おはようございます!
昨日の「BINGO内グランプリ(略してB1グランプリ!)」の盛り上がりの振り返り配信を。
「解説・考察・批評」の流れで、全曲深掘りします。
おはようございます!
引き続き、娘たちは僕のベッドで寝てます。僕はリビングのソファで。そう言えば、このソファベッドは娘のお下がりです。
一昨日は江別の方までみんなで軽くドライブして、焼肉を食べて帰ってきました。昨夜はサッポロビール園でジンギスカン。もちろんノンアルコールだよ。
僕が札幌に住むようになったのが、ちょうど2年前の今頃。北海道の大学に通っていた娘が人生の軌道修正で東京へ編入することになり、彼女が住んでいた部屋が空くことになった。そこに僕が入ったんです。家具も生活用品も、ほとんど置いて行ってくれました。
娘が学生生活を送った部屋で過ごすのは、「がんばっていた彼女」の余韻と暮らすようなもの。それは僕にとって、とても厳粛な気分にさせてくれるものでした。娘はこの部屋で、鬼のような試験勉強をし、恋人に長い電話をかけ、一人の夜に膨大な本を読んでいたはずだ。大好きなキャラクターが描かれたスリッパや、キーホルダー、小さなグラスを見るたびに、娘の顔を思い出す。
よくがんばったね、と僕は何度も呟いたものだ。パパもがんばらなきゃ。
僕が今住んでいる北広島市は札幌の隣に位置する都市。3年前からは、エスコンフィールド北海道が街全体を包み込むように見下ろしている。僕がここに住むようになった理由のほとんどは、この世界一美しい球場のそばで暮らしたいという思いだった。自分でも多少突飛な考えだと思わなくもなかったが、そもそも僕から突飛さを抜いたら何も残らないじゃないか。
誰も止める人はいなかったし、特に応援する人もいなかった。そりゃそうだ。僕がどこに住もうと世界中の誰も気にしない。なら、自由に生きようじゃないか。天然芝を持つ素晴らしい球場の近くに住むチャンスなんて、そうはめぐってこないぜ。
仕事の話をしよう。 そもそも僕は「場所」に準拠した働き方をやめていた。「どこでもできる仕事」に完全に舵を切っていて、まあ僕一人くらいならなんとかこのまま生活できそうだと思った。それに、大好きなベースボールを徹底的に楽しみながらも作曲活動はできるはずだ、とも。10年ほど前に酒もやめていたし、他に趣味なんて映画を見て本を読むくらいで、それだってもう趣味とは言えない気もする。だから野球場にいる時間以外はすべて音楽に捧げよう。「すべて」と言ったら「すべて」だ。
それでダメなら、食っていけないなら、オレはそこまでだったってことでさ。履歴書を持って、どこかに駆け込んでバイトでもすればいいじゃん。これまでもずっとそうして、なんとか暮らしてきたじゃないか。
しかし、予想はいい方に裏切られた。こちらに来てから様々なご縁に恵まれ、仕事という点で、大変好調にさせていただいている。ベースボールを観る以外は仕事、なんて言っておきながら、ほぼ毎日、球場でも仕事をしている。MacBookでボーカルエディットをしたり、メールで連絡を受けたりと、そんな2年だった。去年の夏、達投手が好投している間中、コンコースで電話を受けていたことをよく覚えている。
3泊した娘とお友達。昨日なんて、そのお友達がジンギスカンをご馳走してくれた。「お世話になったから」と彼女は微笑む。そんな、気なんか使わなくていいのに。縁があって娘と知り合って、友人になってくれた。これからもよろしくね、って思うだけだ。
昨日もまた、BINGO内でとある出来事に紛糾した。しかしながら、どこかそれは、僕自身が今のチームの問題点をあぶり出したいかのように仕掛けたトラブルのようだった。そこから学んだことは、人はそれぞれ違うということ。傲慢だったのは僕の方なのだ。
みんなには申し訳ないことをした。この場を借りてあやまりたい。
今は朝7時半。娘の寝顔を少し覗いた。そうなのだ。この寝顔があったから、僕はここまでやってこれたのだ。
「トシを取るのはしょうがない。だけど、お互いかっこよくトシをとっていきましょう!」と、僕の憧れだった彼はいつもステージの最後にこう叫んで去っていった。僕はいつも、胸に刻んだこの言葉が、今も心に存在することを右手で探している。そっと触れた感触で、まだここにあることに気がついた。
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と早川義夫さんは言った。
逆もあるのか?
「かっこ悪いことは、なんてかっこいいんだろう」
なんてね。
かっこ悪さをさらけ出しながらしか生きていけない不器用極まりない自分を、昨日のような日には、心から呪うのだが。トシをとって図々しくなった僕はこうも思うのだ。「この繊細さこそが、僕の源じゃないか!」と。ひどい言い草だとわかっているが、人は愚かなものだ。しかしながら、「ごめんなさいとありがとう」が言えない人が、何よりも愚かなんだって。何よりもカッコ悪いんだって。
パパは今でも、そう思うのだ。
結美、人生って大変だけどさ、結構捨てたもんじゃないんだよ。
お疲れ様です!
昨日から大学生の娘が友人とこちらに遊びに来ていて、いつも1人の部屋が一気に賑やかになりました。ずっといてくれたらいいのにな、と思っています。
彼女たちが北海道を楽しんでいる間に、昨日は4名の方のブラッシュアップ動画を作っていました。これからは対面ではなく、詳細なブラッシュアップ動画を作成してお送りする形にしました。ゼミ生内での公開も基本的には行わない、完全な個人レッスン動画です。
先日作った「コンペ楽曲必勝チェックシート」に照らし合わせて、それぞれの作家候補生のみなさんのどこが崩れているのかを丁寧に説明しました。4名それぞれにチェックシートから外れているポイントがあり、そこを重点的に解説しています。
4月からBINGOは新しい体制に入ります。3月はその移行期間になります。とはいえ、メンバーやマイソングのみなさんにはこれまで通り楽しんでいただけますのでご安心ください。
変化があるのは、成瀬ゼミです。
僕のこの有限な時間を、これからは「本気でプロになりたいのに、まだなれない」方に全力で捧げたいと思っています。私が全力と言ったら、本当に全力です。
年始の「A1グランプリ」以降、ゼミ生内での競争が激しくなり、ソングライティングの技術はみなさん本当に上がっています。どこの事務所の作家候補生たちと戦っても、いい勝負ができると思います。コンスタントにキープを獲られている方も何人もいらっしゃって、BINGOの提携作家さんたちもうかうかしていられません。
AIの出現によって、クリエーターやアーティストが必要なくなると言う人もいます。必要なくなるとはまったく思いませんが、必要とされる人の数は一気に2桁くらい減るのではないかと思います。
成瀬ゼミの作家候補生たちには、まずプロの扉を開いてもらい、代表作を手にしてほしいと思っています。どんなに未来が悲観的に見えたとしても、遠い目をして「時代だよなあ」などと言う人とは航海はできません。クールに現状を見つめ、今できることにフォーカスして行動する。僕はそういう人を船に乗せたいのです。
どんな状況になっても生き残る、たった1つの方法を教えてあげましょうか。
それは、「絶対に生き残るんだ」という意志を持つことです。たったそれだけです。意志を持てば行動に変わります。「絶対」という言葉は、それほど強い意味を持つのです。
【成瀬ゼミ生向け資料】
メジャーリーガーに学ぶ「コンペを生き抜くクリエイターの思考法」
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メンタル運用:「不採用」で落ち込まないための防具
音楽コンペの勝率は、プロであっても決して高くありません。どれだけ素晴らしい曲を書いても、アーティストの気分やレーベルの急な方針変更など、「自分ではどうにもならない理由」で落とされることがあります。
菊池投手がメジャーリーグの過酷な登板(中4~5日)で最重要視しているのが、「いかに落ち込まないか」です。合言葉は「目標は高く、期待は低く(ダメでもともと)」。世界基準の楽曲を作るという高い理想を持ち、妥協なくアレンジを詰める(悲観的に計画・準備する)。一方で、いざ提出したら「どうせ今回は見送りだろう」と結果への執着を手放す(楽観的に行動する)。この切り替えこそが、次々と曲を生み出し続けるための防具になります。
理想・楽曲のクオリティ目標
【高く】妥協しない。リファレンスを徹底分析する。提出までは細部までこだわり抜く。
【低く】コンペ結果に対する自分への期待値は「ダメでもともと」。提出後は忘れ、すぐ次の曲へ向かうことで落ち込みを防ぐ。
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目標設定:「採用数」をKPI(目標)にしない
「月に1曲採用される」といった、相手のジャッジに依存する感情的な目標設定は、成長を阻害し、挫折の原因になります。菊池投手が「何勝したい」ではなく、「奪三振を増やす」「四球を減らす」といった自分次第の数字を目標(KPI)にしたのと同じ考え方を持ちましょう。
コンペにおいては、自分が100%コントロールできる「行動(プロセス)」だけを目標に設定します。
× 自分がコントロールできない結果(ここに目標を置かない)
コンペの採用/不採用
クライアントの好みや判断
他作家の楽曲クオリティ
○ 自分が100%コントロールできる行動(ここを目標=KPIにする)
提出期限の2日前には初稿をアップする
月に○曲、必ずコンペに提出する
毎回、これまで使ったことのないコード進行やプラグインを1つ試す
リファレンス曲のBPMと構成を書き出してから作り始める
自分で決めたプロセスをやり切ったという自負があれば、コンペに落ちたとしても「自分のKPIは達成した」と胸を張ることができます。
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制作の指針:スランプを抜ける「直感とデータの使い分け」
メロディが浮かばない、アレンジに行き詰まる。そんなときは、菊池投手の「迷わないときは直感に従う。迷った時点でそれは直感ではない。だからデータに切り替える」というルールを適用しましょう。
才能やセンス(直感)だけで戦い続けると、引き出しが空になったときに必ず筆が止まります。迷いが生じたら、すぐに「データ(音楽理論、ヒット曲分析、アナリティクス)」に頼る。そうすることで、スランプを論理的に突破できます。
今のメロディや展開に「迷い」はあるか。
【NO(脳内で鳴っている/ノっている)】
直感に従う。自分の感性と初期衝動を最優先する。
【YES(次の一手に悩む/違和感がある)】
データに切り替える。リファレンス分析、コード理論、トレンドBPM、トップチャートの構成を意図的に模倣する。
まとめ:あなたの「信念」も変わっていい
一流のメジャーリーガーですら、「信念は固定しない。人は変わる存在だから、2~3年で信念が変わってもいい」と言い切ります。
「自分はロックしか書かない」「このDAWしか使わない」「こういうメロディこそが自分の個性だ」といった今のこだわりに、縛られすぎないでください。コンペを通して多様なジャンルに挑戦し、合わないものも書き、うまくいかなければ次を試す。その手数の多さこそが、最終的にあなたを「コンペを勝ち抜くプロの音楽家」へと育て上げます。
結果を恐れず、打席(コンペ)に立ち続けましょう。
ゼミ生のみなさん、おはようございます!
今後のレッスンスタイルへの提案として、今回のような動画を作成して進めていくのはいかがでしょうか。
今月・来月はこのスタイルを模索する試行期間としたいと思います。月3回のレッスンを基本として、各自予約を取ってください。
【事前のお願い】 予約時間までに、以下の素材と情報を送ってください。
・素材:ブラッシュアップ中の楽曲の「ステムデータ」、または生成相談をしたい楽曲素材 ・詳細:気になっている点、楽曲の方向性(コンペ用、じっくり仕上げたい等)、具体的な質問など
いただいた内容をもとに、私、成瀬英樹が「あなただけ」の個別レッスン動画を作成してお送りします。
(他ゼミ生への公開は原則いたしません)
4月からはクラス分けを導入し、プロへの最短距離をさらに加速させていきます。チャンスを最大限に活かして、全力で進んでいきましょう!