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フッ軽
成瀬英樹
成瀬英樹
12月4日 10:50

おはようございます!

昨日は午前中、ブログを書き、いくつかの連絡事項をすませたのち、国立へ。

(ここで注意!このブログで「国立」と書いた場合それは「くにたち」と呼びます。東京都多摩地区にある街の名前です。念の為)「武蔵の森珈琲」で娘とお茶をして4時間ほど話す。その後、調布まで車で送ってあげる。ぼくは調布駅近くに車を停めて、東京ドームへ向かう。

 

そう、マルーン5のライブ、だ。

 

マルーン5のようなバンドはなかなかいない。基本的にはU2やコールドプレイなどの「大きなロック」なのだが、そこにブラックミュージックを絶妙に混ぜている。そしてシングルではしっかり大ヒットを目指しに行く貪欲さ。やり方が「コロンブスの卵」的で、絶妙にオリジナルなのだ。

 

東京ドームに着いたのは18:05。まだ会場の外には人があふれていた。奮発して購入したVIP席(そこしか空いてなかったのだ)の入り口だけは、人がそれほど並ぶことなく、ぼくはすんなり入れた。

 

会場で先に来ていた、愛ちゃんとしのゆりと合流。そもそも、ふた月ほど前ぼくら3人が偶然にブライアン・ウィルソンの映画(&トークショー)で同じ日に来ていて、終わった後ジンギスカンを食べながら「マルーン5いこうよ!」って盛り上がったのでした。

 

ライブ、とても素晴らしかった。

 

何より、彼らがめちゃくちゃ人気があることに驚いた。観客の盛り上がり方が尋常ではない。途中、アコースティックセットで4人が前方の特設ステージに出てきた。肉眼でも彼らの笑顔が見えるくらいの(目の手術をしていて本当に良かった)距離。スーパースターの風格にぶっ飛ばされる。そこでボーカルのアダムが、日本のファンにどうしても伝えたいことがある、と目を閉じて話し出した。デビュー以来ずっと応援し続けてくれた日本にファンに、と。

 

「ぼくの日本語はとてもひどいんだ、だから英語で話すね。みんな英語わかるかな?(わかるー!っと一部の観客)うん、大丈夫、ゆっくり話すから」

そしてアダムは、大きく息をつき、ささやくようにこう言った。

 

We just love you, That’s simple.

 

 

ロックは「あなたのことを愛しています」というメッセージを伝える音楽である。マルーン5とは、ビートルズが目鼻をつけ、さまざまな表現者が命を捧げてきたこの「ロック」という素晴らしいフォーマットの一つの完成形のバンドなのだと感じた。ロックが好きで良かった。これは最高の音楽だよ。

 

ぼくの前の席に立っていたのが、ゆうに2メートルを超える黒人男性(おそらくバスケットボールの選手なのだろう)彼が立ち上がると前がまったく見えなくなる。

彼は時々振り返り、ぼくをチラチラ見て、「見えなくてごめんね」みたいに微笑んでくる。ぼくは大きなゼスチャーで「全然、気にしないで!」っと笑う。

ぼくにとっての「マルーン5ライブ」は前の席の大きな黒人男性が、楽しそうに歌って踊っているのも含めての思い出だから。それも含めてのライブ=体験、だから。

 

山崎あおいにいただいた称号「フッ軽」な成瀬。このライブに行こう!と盛り上がったのも、そのフットワークの軽さゆえだ。最高じゃないか。


そんな間にも、フォートリのミックスは続いている。初田がミックスし、aiちゃんがバランスをリクエストする。最高のものを作ろうと、ぼくら、がんばってます。マルーン5にはなれなかったけど、FOUR TRIPSには、なれそうです。それが嬉しい

  • しのゆり
    12月4日 14:20

    楽しかったですね♪
    Maroon5のライブというと、会話に「踊る」のワードが入るのは、ブラックミュージックの要素ですね。
    ビートルズがshe was just seventeenなら、Maroon5は、beauty queen of only eighteen
    ストーンズ、ポリス…音楽へのリスペクトもあちこち。
    バンドメンバーと同世代の私はドンピシャ。ちょい上の人は、やるね、センス良いね。若い人は、踊れる、カッコ良い!とどの年齢層の人も楽しめるバンドなのかな。
    Fourtripsには、Fourtripsの魅力があります♪
    最高のもの!楽しみにしてます^ ^

    • 成瀬英樹
      12月4日 23:18

      うん!ずっとライブ中、やるね!センスいいじゃん!って思ってました!

    • 12月5日 22:20

      私は、「踊れるっ♪」っと思ってましたw