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初雪と珈琲
成瀬英樹
成瀬英樹
10月30日 17:24

僕の住む北広島の街にも、数日前にけっこう強めの雪が降りまして、ああ、いよいよ本格的な冬が始まるんだなあと実感しました。とはいえ、まだ積もるほどではなく、今日の日中は少し寒さも和らいで、エスコンフィールドの近くにあるお気に入りのカフェで、温かいコーヒーを飲みながらゆっくりと仕事をしていました。こういう時間が、音楽を作るうえでいちばん落ち着けるひとときでもあります。一種の瞑想のようなものですね。
 

ここ最近は、自宅でコーヒーを飲むときに「フレンチ・プレス」という淹れ方を楽しんでいます。ペーパーがいらないし、手軽で、何より美味しい。ペーパーを使わないぶん、豆の個性や香りがダイレクトに出る淹れ方。最初は少しクセを感じるけれど、慣れるとやめられなくなります。
 

さて、ここ二日ほどは『BINGO AID 2025』というチャリティ・オムニバス・アルバムの最終マスタリングをしています。このアルバムは、音楽の力で支援を届けることを目的としたプロジェクトで、今年で4回目。収益の全額を日本赤十字社に寄付いたします。マスタリングといっても、専門スタジオでエンジニアさんにお願いしているわけではなく、僕自身がMacで一曲ずつ聴き比べながら音のバランスを整えていく──そんな地味な作業です。いわば素人芸の延長みたいなものですが、それでも何度も聴き返しながら、自分の耳で「うん、これならいい」と思えるところまで追い込んでいます。
 

この『BINGO AID 2025』には、マイソングプランの方々、成瀬ゼミのみなさん、そしてBINGO所属の作家たちが参加してくれています。音楽を通して、少しでも誰かの力になれたら──そんな気持ちで作ってきました。リリースまでもう少しですので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。
 

昨日は、ラジオ番組の打ち合わせ(一人脳内ミーティング)からの収録でした。今月のテーマはアルファベット「Z」。超常連リスナーさんから素晴らしいアイデアをいただき、今回は「ソングライター・財津和夫さん」特集をお届けすることになりました。財津さんの曲をあらためて聴き返してみると、そのメロディのやさしさや言葉の選び方に、あらためて感動します。おかげさまで、今月は全5回の放送企画がすべて無事に立ち上がりました。いやあ、本当に助かります。露滋さん、いつもありがとうございます。
 

そんな日々の中でも、コンペの締め切りはいつもやってきます。毎回、みんなで新しい挑戦ができることは本当にありがたいことです。
 

9月、10月は少しバタバタしていましたが、その中でも自分なりにいい流れをつくりながら仕事を進めることができました。ご期待いただいたお仕事には、できる限りの力でお応えしたいと思っています。来月は、またひとつ楽しみなお知らせができそうです。
 

僕たちの楽曲で、誰かが少しでも笑顔になってくれるなら、これほど嬉しいことはありません。それこそが、この仕事を続けていて本当に良かったと心から思える瞬間です。
 

今日はこのあと、数名の方と作曲レッスンです。それぞれの方の個性や世界観を一緒に磨いていくのは、本当に楽しい時間です。新しいメロディや言葉に出会うたびに、自分自身もまた学ばせてもらっている気がします。今日もきっと、そんな素敵な時間になることでしょう。楽しんでまいります!