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ミッドサマー・シンフォニー
BINGO Songwriting Club 「成瀬英樹ゼミ」 メンバー マイソングプラン
成瀬英樹
成瀬英樹
7月25日 10:14

東京に行くことになった。

 

宿は今回も娘の部屋である。この部屋には妙に縁がある。『是非に及ばず』が表題曲に決まったという連絡を受けたのもこの部屋だったし、ロンドンから帰ってきてMVの公開を迎えたのもそうだった。僕にとって運命の一曲になるかもしれない曲も、娘のギターを借りてここで書いた。そういう部屋が世の中にひとつくらいあってもいいだろうと思う。

 

21日の朝、羽田に着いて、まっすぐ渋谷のTSUTAYAに向かった。

 

自分の曲がリリースされるたびに、必ずやることがある。自分でCDショップに行って、自分で一枚買う。

 

店内は乃木坂46一色と言っていいほど大きく展開していただいていて、パネル展まで開かれていた。発売日に先がけて並んでいた一枚を手に取る。今回の『是非に及ばず』には僕たちBINGOから4曲収録していただいた。

 

近くのカフェに入って、袋から出し、ケースを開けてクレジットを見る。その瞬間だけは、何度やっても特別である。

 

自分の名前が小さな活字で印刷されているのを見たときの気持ち。うまく説明できないのだが、たぶん「証明」という言葉がいちばん近い。ああ、また一枚この世に送り出せたのだな、と思う。

 

CDという作品を、僕はどうしても流れ作業として考えられない。捉えられないから一般化できない。一枚一枚に事情があって、そこにたどり着くまでに何人分もの時間が積み上がっている。それを知ってしまっているから雑に扱えない。その気持ちはこれからも決して変わらない。

 

余韻を抱えたまま、娘の部屋に向かった。

 

阿佐ヶ谷にいい映画館があるらしい、という話は前から聞いていた。そこで娘と『見はらし世代』を観た。予備知識はまったく入れずに行った。結論から言うと、あれは僕くらいの世代の男にはなかなか堪える映画である。面白い。面白いのだが、心の奥のあまり触られたくない部分を、静かに、しかし正確にえぐってくる。観終わったあともしばらく余韻が残った。

 

主人公を演じた黒崎煌代さんの芝居がとにかく良かった。派手なことは何ひとつしていないのに、表情と声だけで全部伝わってくる。それから井川遥さん。あの存在感については、もう何も言うことがない。

 

帰りにスーパーに寄って、娘が夕食を作ってくれた。豪華なものではない。ただ、工程がひとつずつ丁寧に踏まれている料理だった。その料理を待つ間、二人で食べている時間、本当に幸せだった。どんなに名前のある立派なシェフが作っても、僕にとってこれほど美味しい料理を作ることは出来ない。

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凪いだ夏
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月16日 10:30


BINGOの仲間、しのゆりさんが作詞家デビューしました!


アニメ『闇芝居』新シリーズ「闇芝居 十七期」がテレビ東京にて放送!エンディングテーマを歌うのは「風輪」さん!!


『闇芝居のブルース』を弊社作家陣で担当させていただきました!ぜひお聴きください

『闇芝居のブルース』
作詞 篠原由里子、成瀬英樹、岸田小石
作曲 成瀬英樹、石崎光
編曲 石崎光


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今日、ふとカレンダーを見て「7月16日」という日付が目に入り、思わず驚いてしまいました。もう7月も半ばなのか、と。夏はまだ始まったばかりだと思っていたのに、気がつけば季節はどんどん先へ進んでいます。時間というのは本当に、びっくりするくらいの速さで過ぎていくものです。

 

今年の初め、僕はひとつ大きな決断をしました。作曲家生活20周年という節目の年でもあり、これからの人生設計をあらためて考えてみた結果、「50代のうちは、自分に今求められていることに集中しよう」と決めたのです。

 

柱は2つあります。ひとつは、自分自身が作曲家としてメロディーを書き続けること。もうひとつは、BINGOのゼミ生たちを一人前の作曲家に育てること。この2つに全力を注ごう、と。

 

年始からいろいろな出来事もあって(人生にはそういうことが起こります)、一度状況を整理し、この春から新しい体制でスタートを切りました。合言葉は「半年後に帳簿を閉めよう」。半年間とにかく全力で走って、その時点で答え合わせをしよう、というものでした。

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人生、ラバーマッチだよなあ、まったく
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月12日 9:28

今週のファイターズは、優勝争いを占う大事な6試合をエスコンフィールドで戦っています。ライオンズとの3連戦、一日空いてホークスとの3連戦。どちらも絶対に負けられない相手です。
 

ここまで2試合を終えて1勝1敗。今日、日曜日はいわゆるラバーマッチ。勝ち越しを決めるか、負け越すか。その1試合が持つ意味は、とても大きなものがあります。
 

気がつけば、パ・リーグはホークス、ライオンズ、そしてファイターズによる三つどもえの優勝争いになっていました。シーズン中盤までは苦しい戦いが続いていましたが、ファイターズは少しずつ、少しずつ白星を積み重ね、いつの間にか優勝争いの真っただ中まで戻ってきました。
 

やっぱ野球って、面白いですね。ここからの一戦一戦を楽しみながら、最後まで応援したいと思っています。
 

一方、僕自身にとっても、この1週間は人生を懸けるような大きな出来事がありました。
 

詳しいことは、情報が確定してから改めてお話ししますが、自分の仕事の中で、本当に大きなチャンスをいただきました。そして、どうやらそのチャンスをしっかり形にできたようです。
 

57歳。世間から見ればベテランという年齢なのかもしれません。
 

でも、自分の感覚はまったく違います。作品を作るたびにゼロからのスタートですし、「今回はうまくできるだろう」なんて保証はどこにもありません。若い頃と同じように、毎回必死になって、一つひとつアイデアを絞り出しているだけです。
 

ただ、長く続けてきたからこそ、ひとつだけ身についたものがあります。
 

それは技術ではなく、「心の持ち方」です。
 

大きなチャンスが目の前に現れると、人はどうしても失敗を恐れます。安全な答えを選びたくなるし、小さくまとまってしまいがちです。
 

でも、これまで数え切れないほど失敗してきた僕には、もう失うものなんてありません。
 

だから今回は、「一番バカバカしいものを作ろう」「一番インパクトのあるものをぶつけよう」と決めました。
 

守りに入るより、思い切り振り切る。
 

その気持ちで最後まで走り切ることができました。
 

もちろん、その過程では心細くなったり、寂しくなったりする瞬間もありました。

 

けれど結局、この仕事は最後には自分一人です。

 

誰かが代わりにアイデアを生み出してくれるわけではありません。自分の中から何とかひねり出して、それを作品という形にし、誰かに認めてもらわなければ前へは進めない世界です。

 

だからこそ、この1週間は大切な時間でした。

 

結果がどうなるかはまだわかりません。でも、自分としては胸を張って、「やり切った」と言える1週間だったと思います。

 

また皆さんに良いご報告ができる日を楽しみにしながら、まずは今日のファイターズのラバーマッチを全力で応援したいと思います。


作家仲間の杉山勝彦くんが、「是非に及ばず」について、たっぷりお話ししてくれてます。嬉しいな。みんなもぜひご覧ください!

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不思議な日々
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月6日 20:02

村上春樹さんの『夏帆』が発売された。もう30年以上、春樹さんの新作は必ず発売日に買って読むようにしているが、『夏帆』に関しては雑誌連載が数回にわたってあったので、じつはもう全部読んでいる。雑誌連載をそこだけちぎってホチキスで留めて、娘たちと回し読みしたものだが、やはりハードカバーの本は買って、それをまた最初からちびちびと読む。それが村上主義者としてのたしなみであり、楽しみであります。

 

今回の『夏帆』に関しては、村上春樹さんを読んだことがないという人にもおすすめですね。ものすごく読みやすく、円熟していて、それでいて実に村上春樹的な一冊であります。面白いよ。

 

ここ数日、僕はずっと歌詞を書いてます。ちょっと不思議な仕事なんですけど。

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ロンドン〜リバプール
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月3日 23:05

お疲れ様です!!

 

SNSで確認してもらえたと思うのですが、昨日は乃木坂46のみなさんが、エスコンフィールドでパフォーマンスを行いました僕がyou-me名義で作った「パシフィック・リーグに連れてって」を、試合前に歌ってくれました。

 

そして僕の記憶が確かなら、アーティストゲストが「フレップダンス」に参加してくれるのは初めてのはず。それが乃木坂さんだなんて、本当に嬉しく思います。ファイターズには、ご存じ「きつねダンス」や「YMCA」などの定番ダンス曲もあり、アーティストゲストのみなさんは大体そちらに参加する流れ。だからこそ、今年からのオリジナルソングである「フレップダンス」に参加してもらえたことが、本当に嬉しかったです。

 

「パシフィック・リーグに連れてって」も「フレップダンス」も、大切な仲間たちと作った、僕の宝物。乃木坂さんにもファイターズさんにも丁寧に扱っていただいて、作者冥利に尽きます。

 

そんな乃木坂さんの勝利の女神パワーもあって、ファイターズは「初回先頭打者から4者連続ホームラン」という史上初の記録を打ち立てました。重箱の隅をつつくような細かい記録ではなく、野球の華である「ホームラン」での記録がまだ残っていたことに驚きました。いやあ、嬉しかったね。興奮しました。

 

そんなわけで昨夜はとても素敵な時間を過ごして、自宅に帰ったら、なんというか、またもや、すごく嬉しいチャンスをいただきました。こんな嬉しいことはありません。明けて今日。一日、散歩したり、珈琲を飲んだり、仕事をしたりしながら、ずっと頭の中で色々考えていました。今から、その仕事にかかります。

 

というわけで、ロンドン~リバプールの旅の長文日記は一旦あきらめて、写真を見ながら解説する動画を録りました。メンバーのみなさん、ぜひお楽しみくださいね!

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