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お疲れ様です!
まず最初にお礼を言わせてください。12月7日開催の『BINGO Party』に、メンバー&ゼミ生のみんな、たくさんのお申し込みありがとうございました! なんと、バッチリまさかの満員御礼となりました。いやあ、嬉しいじゃないですか。
昨日は12/7に向けて、「タイムマシンなんていらないズ」の選曲会議をZoomでやっていました。ジョージ担当の「キソエム」、ポール担当の「ミッチさん」、そしてジョン役の僕。「あれもやろう、これもやろう」なんて話していると、まるで中学の頃に戻ったみたい。やっぱり僕は、ビートルズの話をしている時が一番幸せみたいです。
イベント翌日の12月8日がジョン・レノンの命日ということもあり、今回は僕としては初めて、命日に向けてジョンを歌うことになりそうです。バンド形式も、途中からメンバーが増えていく「プラスティック・オノ・バンド」ならぬ「プラスティック・ナル・バンド」形式で。
全部で20曲くらいやりますよ。光さん、小石くんも時間があったら駆けつけてくれるそうで、みんなでジョンが叫ぶタイプの「スリーコードもの」をやるのがめっちゃ楽しみです。
完全に間違った認識なのはわかってますが、「ジョンのスリーコードシャウト甲子園」なんてあったら、50代の部くらいなら全国大会に出られるくらいの自信はあります。なんつって。でも、その辺で負けたと思った人、いないんですよね。あはは。エントリー曲は『Slow Down』でお願いします。ラリー・ウィリアムスのバージョンで「ブルルル」多めで行きます。忘れてなければ!
さて、話は変わって現在進行形の話題を。 昨日からSuno AIについての動画をせっせと作っておりました。AIの進化は凄まじいですね。動画内の説明ボードやサムネイル作成にも威力を発揮してくれて、これまで何時間もかかっていた作業が「一瞬」で終わります。しかもクオリティも雲泥の差。サムネイルって本当に難しいし、人に頼んでもなかなかイメージ通りにいかないものですが、プロンプト一発でプロ級に仕上がる。時間を見つけて、過去動画のサムネも全部変えようかと思うほどです。
Suno AIだってそう。こんなに一瞬で、ある程度のアレンジができてしまうなんて、まさに夢です。今こうしている間にも、若い人たちがこの新しいツールを遊び倒して、新しいカルチャーを産んでいくんでしょうね。最高じゃん。
でもさ、こちとら自分で音楽を作ってもう57年近く生きてるんで。何より、作詞・作曲・アレンジが死ぬほど好きでさ。一番好きな音楽は、当然ながら自分の作品なわけです。AIなんかにその一番大切なとこ、取られてたまるかよって思ってます。AIが来ようが何がどうなろうが、僕がメロディを作ればそれは「成瀬節」なんだって。
だけれども、目の前でアレンジが一瞬で出来上がる興奮は抑えきれないのも事実。自分がイメージする音をAIに鳴らさせることはいとも簡単だし、これを使わない手はない。
ただ恐ろしいことに、Sunoはメロディだって書けちゃう。ちょっとだけ試したことあるけど、怖くなったよ。ボタンを押してメロディや歌詞を生成するのは、僕は大いに抵抗がある。それは僕の曲じゃないし、何より楽しくない。そこにある「0→1(ゼロイチ)」を生み出す苦しみと喜びこそが一番楽しいんだから。そこは変わりません。
今、「A1グランプリ」という企画の概要を頭の中で練っています。これは、たくさんの応募が欲しいわけじゃない。ただただ、この場所が必要な人に届いてほしい。
たとえば、学生時代や若い頃に作った歌をSuno AIでセルフカバーしてみてほしいんです。そうすれば僕が言いたいことがわかるはず。あの頃、あなたがやろうとしていたサウンドが、スピーカーから流れてくる。信じられない思いになるはずだよ。
AIは、70年代フォークの人にとってのアコギ、80年代の人にとってのシンセサイザー、そして現代のDAWと同じ。それらの代わりになる、新しいツールなんです。今主流のDAWだって、僕らからしたらここ15年くらいで普及した「最近の潮流」に過ぎないしね。
僕は年齢的にも立場的にも、本来なら守りに入る頃なのかもしれない。でも、この生き馬の目を抜く世界に今も身を置いている以上、ノスタルジーには浸っていられないんだよね。そりゃ俺だって、ずっと部屋でアコギでJTとか弾いていたいさ。でもね、それじゃダメなんだよ、俺はね。
お疲れ様です!!以下メールをすべてのメンバーに送らせていただきましたが、何名の方がアドレスが不備で帰ってきてしまってます。このメールが届いていない方は、アドレスが不備か何かなので、一度ご連絡いただけると幸いです! そして、以下、メールを共有しますので、メールが届いていない方はこちらをご覧になって、ご返信いただけたら幸いです!
限定20名です! ぜひお急ぎの上、ご連絡くださいね☺️
BINGOメンバーの皆さんへ
日頃よりBINGOへの熱いご支援をいただき、本当にありがとうございます! 皆様のおかげで、今年はBINGOにとって大きな飛躍の年となりました。
その感謝の気持ちを込めて、来る12月7日に、ささやかながらオフ会を企画しました。 ビートルズを愛する仲間たちと、今年一番の楽しい時間を共有したいと思います。
題して… 『The Beatles Lovers Only~タイムマシンなんていらないズがやって来る!BEEP! BEEP! BEEP!』
🎸 イベントの趣旨 今回の集まりは、いつものライブハウスでのステージとは一味違います。 楽器やお飲み物が楽しめる落ち着いた空間で、メンバーの演奏(セッション)を間近で楽しみながら、皆さんとゆっくりご歓談いただく「アットホームなパーティー」です。
曲の合間には、ぜひメンバーとビートルズ談義に花を咲かせましょう!
【出演メンバー】 ▼前半(初期曲中心) 成瀬(ジョン役)、キソエムさん(ジョージ役)、北道さん(ポール役) そしてドラムはなんと、The Shakesの伴慶充さんが叩いてくださいます!
▼後半........
今日は特別な音源を公開した。僕のバンドFOUR TRIPSの、2000年の未発表曲『神戸珈琲物語』のAIを使用したカヴァーだ。ボーカルは、当時のデモテープに残っていた「aiちゃん」の声をAIで抽出し、丁寧にエディットして仕上げたものだ。 いわば、ビートルズが新曲『Now and Then』でジョン・レノンの声を蘇らせたのとまったく同じ手法である。
AIだからといって、ボタンひとつで音楽が出来上がるわけではない。
確かに、押せば「それっぽい何か」はすぐ出てくる。だから最初はみんな喜ぶ。そして、驚くほどすぐに飽きる。なぜなら、それだけでは「作品」にはならないからだ。
それでも僕は今、AIという技術に全振りしようと思っている。
テクノロジーの発展は、決して逆行しない。 今はまだ発展途上だ。だから少し触って「なんだ、使えねえや」と投げ出す人も多いだろう。それはそれでいい。あなたがやめてくれれば、ライバルがひとり減るだけの話で、こちらとしては正直ありがたい。
僕は今、AIにしかできないことを見極めるための、大がかりな実験期間にいる。 振り返れば、僕たちはいつだって実験しながら前に進んできたのだ。
僕は13歳からギターを弾き、独学でプロになった。その歴史は、目の前に現れる「新しい技術」との格闘の歴史でもある。
中学生の頃、高価な録音機材なんて買えなかった。 だから、二台のカセットデッキを並べて悪戦苦闘した。一台で録った音を再生しながら、もう一台で別の音を重ねて録音する。いわゆる「ダビング」だ。重ねるたびに音は遠くなり、ぼやけ、劣化していく。 それでも、複数の音が重なり合ったそのカセットテープは、市販のヒット曲よりもずっと愛おしかった。
高校生になり、タスカムのカセット式MTR「ポータワン」を手に入れた時の衝撃は忘れられない。アルバイト代を握りしめて買ったその魔法の箱は、トラックをまとめて空きを作る「ピンポン録音」ができた。 ただし、一度ピンポンしたら、音のバランスはもう二度と戻せない。不可逆の作業だ。 60年代、ビートルズがあの傑作群を4トラックで録っていたことを思えば、当時の僕らがその工程を避けて通れるはずもなかった。
だから僕は、昨今の「カセットテープ復権」の話を聞くたびに、つい言ってしまう。 「冗談じゃない」と。
あの劣化と闘い続けた世代が、心からカセットに戻りたいと思うことなんてない。アナログレコードの温かみとは事情が違うのだ。あのノイズと不便さは、僕らにとって戦場だった。
90年代後半、RolandのハードディスクMTRが登場し、僕らはようやく音質劣化の呪縛から解き放たれた。 デビューが決まり、潮目が変わり、契約が切れる予感が漂う中でも、僕らはその機材にしがみついて曲を作り続けた。Zipディスクにデータを落とし、ドラムのデータをやり取りする。今で言うファイル共有の走りだ。
そして2000年代、PCでのレコーディングが当たり前になった。 波形を目で見て、切って、貼る。パンチイン録音の、あの胃が痛くなるような緊張感は消えた。トラック数は無限になり、ピッチ補正で歌さえ直せるようになった。
そしてついに今、AIが登場した。
音楽を作るという営みは、いつの時代も「与えられた道具をどう使うか」という自分との対話だった。 カセットデッキでも、PCでも、AIでも、その本質は変わらない。道具が便利になったからといって、作る苦しみや喜びが消えるわけではないのだ。
だから僕は、AIを前にして戸惑いながらも、やはり向き合っていく。 それが、ソングライターという生き物の性分だからだ。
先日、あるインタビュー記事を読んで膝を打った。 敬愛する佐野元春さんが、こう発言していたのだ。
「僕が十五歳なら、AI音楽生成アプリを手当たり次第にダウンロードしている」と。
憧れの人と意見が一致したのは、震えるほど嬉しかった。 実は僕も先日、作曲を始めたいという若い人に、こんなアドバイスをしたばかりだったのだ。
「ギターなんて練習しなくていいから、死ぬほど音楽を聴いて、AIで曲を作ったらいいよ」
僕たちがカセットデッキで遊んだように、今の君はAIで遊べばいい。 新しいおもちゃを手にした子供のように、僕たちはまた、音楽の新しい扉を開けようとしている。
おはようございます!
大変充実した東京出張から北海道に帰ってきまして、昨日はまた人生の大一番に立ち会ってきました。感激しました。早くどかーんとみんなに発表したいところです。
そんなわけで、メンバーのみんなには動画をお裾分けします。そして、昨日の「B1グランプリ」の振り返り配信もやっていきますよ。日曜だろうが関係なく、「成瀬英樹」は24時間営業です。
Suno AIの進化が
未来の音楽の地図を
しずかに確実に
書き換えてしまった
けれど僕は怖くない
むしろ 新しい扉が
開かれたような
そんな気さえする
誰もがソングをライトする
僕は 著作権に忠誠を誓いながら
音楽を作る喜びだけを抱きしめて
AIと作曲するためのレジュメを書いた
それは新しい地図
BINGOの仲間に手渡すと
みんな笑顔になって
いつのまにか
自分の足で歩き始めたんだ
霧の向こうに
細い光が一本
そっとあらわれるように
けれど
AIはときに
迷いも運んでくる
その迷いを分ける理由は
音楽の本質に触れる場所にあって
ここではまだ言葉にできない
マジックのタネは大切に
ボスはいつも僕に言った
AIについて語るたくさんの動画
どうして誰も
簡単なことに気づかないのだろう
そう思うと 微笑んでしまう
灯台、もと、くらし
結局は本質をつかめるかどうか
それだけなんだと思うんだ
AIが進化して
誰もがソングをライトする
それはすばらしいこと
これから作曲を始める人には
僕は迷わず言います
AIを研究したほうがいいですよ と
ピアノも
ギターも
DAWさえ
要らなくなる時代が
もう来るんです
じゃあ 必要なのは…
「AIより人間味だ」と
そう言う人もいるでしょう
けれど僕は思うのです
AIに奪われてしまうほどの
人間味しか持っていなかった人から
時代はそっと
手を離していくのだと