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お疲れさまです! 今日の道央は激しい雨が降り続いています。毎朝の散歩ついでに食材を買うのが日課なのですが、この雨では出かける気にもなれず、冷蔵庫はすっかり空っぽ。そこで、近くのパスタ屋さんからサラダと小さなピザをウーバーしました。いやあ、美味しかった。たまにはこんな贅沢もいいものですね。カロリー的にも、気持ち的にも。
静かな午後です。
昨日は午後からレッスンがぎゅっと詰まっていました。ポップスの作曲は、もちろん技術の積み重ねで成立するものですが、それ以上に「ひらめきを捉えるポイント」をどこに置くかで、結果が大きく変わります。どれほど音楽的な知識があったとしても、そこが定まっていないと、うまくいかない。これは、自分が教える立場になってはじめて強く意識するようになったことです。
「自分が歌うための曲しか作ってこなかった人」には、まず最初に越えるべき壁があります。それは「誰が歌っても成立する曲を書く」というもの。自分のバンドで自由に曲を作ってきた人も、この壁にぶつかります。
そんな中、昨日は本当に良いセッションができました。レッスンのあと、何人かのメンバーに「ここに入って本当によかったです」と言われ、僕も心から嬉しくなりました。ヒット曲を書く、コンペに勝つ、キープを獲る──もちろんそれらは大切な目標ですが、その前にまず「自分が納得できる楽曲を書く」ことが何より大事です。あなたが「良い」と思ったその曲は、すでに名曲なんです。
とはいえ、「なぜその曲がプロの現場で通用しないのか」を追求していくことこそが、ソングライターの人生と言えます。僕も一応、トップ10ヒットをいくつか持っている作曲家ではありますが、「完全にコツを掴んだ」とは言えません。本当に掴んでいるなら、全曲ヒットしているはずですからね。
つまり、僕もまだまだ修行中です。そして「修行」というのは、とても楽しいものなんです。夢中になれることがあるというのは、何よりの幸福ですから。
一緒に楽しみながら、がんばっていきましょう。
そして、新しいメンバーが加わってくれたことも、とても嬉しいです。BINGOへようこそ。入る前は「一体何をやっている集団なんだ?」と思われるかもしれませんが、参加してくれた人は、きっと実感として分かるようになると信じています。
さあ、そして今夜の配信はいよいよ、『BINGO AID 2025』マスタリング完了版の試聴会です。メンバーのみなさん、ぜひ覗きに来てください。もちろんアーカイブも残しますのでご安心を。そうそう、12月7日のBINGOパーティーの続報もありますからね!
楽しみだね!
僕の住む北広島の街にも、数日前にけっこう強めの雪が降りまして、ああ、いよいよ本格的な冬が始まるんだなあと実感しました。とはいえ、まだ積もるほどではなく、今日の日中は少し寒さも和らいで、エスコンフィールドの近くにあるお気に入りのカフェで、温かいコーヒーを飲みながらゆっくりと仕事をしていました。こういう時間が、音楽を作るうえでいちばん落ち着けるひとときでもあります。一種の瞑想のようなものですね。
ここ最近は、自宅でコーヒーを飲むときに「フレンチ・プレス」という淹れ方を楽しんでいます。ペーパーがいらないし、手軽で、何より美味しい。ペーパーを使わないぶん、豆の個性や香りがダイレクトに出る淹れ方。最初は少しクセを感じるけれど、慣れるとやめられなくなります。
さて、ここ二日ほどは『BINGO AID 2025』というチャリティ・オムニバス・アルバムの最終マスタリングをしています。このアルバムは、音楽の力で支援を届けることを目的としたプロジェクトで、今年で4回目。収益の全額を日本赤十字社に寄付いたします。マスタリングといっても、専門スタジオでエンジニアさんにお願いしているわけではなく、僕自身がMacで一曲ずつ聴き比べながら音のバランスを整えていく──そんな地味な作業です。いわば素人芸の延長みたいなものですが、それでも何度も聴き返しながら、自分の耳で「うん、これならいい」と思えるところまで追い込んでいます。
この『BINGO AID 2025』には、マイソングプランの方々、成瀬ゼミのみなさん、そしてBINGO所属の作家たちが参加してくれています。音楽を通して、少しでも誰かの力になれたら──そんな気持ちで作ってきました。リリースまでもう少しですので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。
昨日は、ラジオ番組の打ち合わせ(一人脳内ミーティング)からの収録でした。今月のテーマはアルファベット「Z」。超常連リスナーさんから素晴らしいアイデアをいただき、今回は「ソングライター・財津和夫さん」特集をお届けすることになりました。財津さんの曲をあらためて聴き返してみると、そのメロディのやさしさや言葉の選び方に、あらためて感動します。おかげさまで、今月は全5回の放送企画がすべて無事に立ち上がりました。いやあ、本当に助かります。露滋さん、いつもありがとうございます。
そんな日々の中でも、コンペの締め切りはいつもやってきます。毎回、みんなで新しい挑戦ができることは本当にありがたいことです。
9月、10月は少しバタバタしていましたが、その中でも自分なりにいい流れをつくりながら仕事を進めることができました。ご期待いただいたお仕事には、できる限りの力でお応えしたいと思っています。来月は、またひとつ楽しみなお知らせができそうです。
僕たちの楽曲で、誰かが少しでも笑顔になってくれるなら、これほど嬉しいことはありません。それこそが、この仕事を続けていて本当に良かったと心から思える瞬間です。
今日はこのあと、数名の方と作曲レッスンです。それぞれの方の個性や世界観を一緒に磨いていくのは、本当に楽しい時間です。新しいメロディや言葉に出会うたびに、自分自身もまた学ばせてもらっている気がします。今日もきっと、そんな素敵な時間になることでしょう。楽しんでまいります!
お疲れさまです!
昨日もいくつか嬉しい知らせがありました。毎日に感謝です。
いろんなお知らせや、ギターのダビングなどありますので、今日もメンバーの皆様向けに、生配信やります。アーカイブも残しますので、ぜひご覧くださいね!
おはようございます!
今朝の僕の街の気温は現在6度です。それでも部屋の中にいると、暖房を急いでつけなくても「寒くてやりきれない」というほどではありません。現に今、僕は半袖のTシャツを着ています。やっぱり北海道の建物は寒さに強く作られているのだなと、あらためて感じながら──北海道に来て二度目の冬を迎えようとしています。
さて、今朝は配信からスタートします! 嬉しいお知らせや、年末の「BINGOオフ会ビートルズ・パーティー」のご案内、そしてお待たせしました──「BINGO AID 2025」の視聴会兼マスタリングを行います! BINGOメンバーのみなさん、ぜひお楽しみに!
おはようございます!本日10月22日、BINGO作家の新しい作品がリリース!風輪さんのシングル『天使と悪魔の愛し方』感謝盤に弊社提携作家による3曲が収録されました。
『胸いっぱいの愛を』は、私自身、数ある自作の中でも特に強烈に気に入っている一曲です。風輪さんのステージではすでにおなじみの楽曲ですが、今回は新たに杉山ユカリさんに素晴らしいアレンジを施していただき、よりコンテンポラリーな作品に仕上がりました。杉山さんの音選びには遊び心があり、レコーディング現場ではシンセベースの音色一発で大盛り上がり。「これって、あれだよね!」と笑い合ったあの瞬間が忘れられません。そんな素晴らしい空気の中で繰り広げられた最高のセッションが、今回の音源には見事に記録されています。こんな時代に生のグルーヴを感じられるのは、本当に貴重なことです。
風輪さんのステージでおなじみの名バラード『最愛』は、神戸のユニット「にこいち」の二人による楽曲です。『胸いっぱいの愛を』らとともに、最初に風輪さんへ提供させていただいた数曲のひとつであり、今回のリリースをとても嬉しく思っています。
そして石崎光さんによる『一輪の花』は、まさに光さんらしいプロフェッショナルな眼差しが光る一曲。タイトルや構成の随所に、風輪さんを包む歌謡界全体へのリスペクトと愛情が散りばめられています。そのうえで、「石崎光」という強烈な個性がしっかりと刻まれているのです。『#日向坂46/#お願いバッハ!』のファンの皆さんにも、ぜひ聴いていただきたいと思います。
サブスクではまとめてこちらから聴けます!
👉 https://tjc.lnk.to/TenshitoAkuma_kansyaban
私が肩入れしてきたファイターズ、マリナーズともに、「あと一試合、あと一点差」で最終決戦シリーズにそれぞれ進出を逃しましたが、実は私としては、さほど残念には思っていません。
マリナーズは初のワールドシリーズ進出を目前にして、あのジョージ・スプリンガーにやられてしまいました。彼は、かつてのまさに「悪の枢軸」ヒューストン・アストロズに在籍していた頃から、同地区の目の上のたんこぶとして、マリナーズの前に立ちはだかってきた男です。あの頃、ヒューストンが強かったのは、こういう大事な場面で確実に結果を出す選手たちが揃っていたからなんですよね。
「おいおいスプリンガー、またお前かよ」と嘆息するしかありません。しかも逆転スリーラン。ないよね、ほんとに。
フリオ・ロドリゲスとカル・ローリーというチームを牽引してきた二人のスターがホームランを放ち、マリナーズは最高のムードに包まれていたのに……。でも、野球って本当に、一瞬で形勢が変わってしまうものです。
ファイターズは、シーズン2位からのクライマックス・シリーズでまずオリックスに連勝し、意気込んで福岡に乗り込んだのはいいものの連敗でいきなりあと一敗もできない崖っぷちに追い込まれたのだけどそこから3連勝、圧倒的強さで勝ち進んだものだから、あと1勝、もしかしてこれ行けるかもなと思ったのですが、最終戦はホークスのいつもの強さにやられてしまって。モイネロを攻略できなかったのだから、仕方ないよね。
本当にどちらのチームも今シーズンは楽しませてくれました。ファイターズの試合を今年は現地で83試合かな、観たことになります。CSはもちろんオープン戦、有料紅白戦、そして東京ドームの北山の準ノーヒッター試合も含めて、徹底的に楽しみました。日本シリーズへはまた来年、シーズンでしっかり優勝してから勝ち上がればいいじゃんね。
マリナーズのワールドシリーズも開催されたら行ったろうって(決死の覚悟で)実は思ってましたけど、それもまたのお楽しみだ。
勝つこと、優勝することが一番大切なものだとは僕は思わない。あらためて、この贔屓の二チームの緊迫のポストシーズンを観ながら、何気ない「とある一日の、とある試合」を懐かしく感じました。本当にいつの試合でもいいんです。なんでもない試合をまた僕はゆっくり外野スタンドのいつもの席からゆっくり眺めて応援したいなって思いました。スコアブックに数字を書き入れ、目の前で起きたプレイの意味を静かに考える時間が、僕は本当に大好きなんです。
また来年、そんな試合の連続の向こう側に、優勝なんて景色が見えたら最高なんだけど、別にそんなものはどっちでもいい。あらためて僕はこの数日でその意を新たにした。だって、勝ったら終わりじゃん。「夢」って、たどりつく過程をも含めて楽しいものじゃん。うまく言えないけど、そんなふうに感じたんだよね。
だって、あまりにも「勝ち」にこだわりすぎてないかって思うんだ。「勝つ」以外が「全部負け」って考え方は、あまり好むものではない。むしろ、「可能性を含んだ、いい負け方」をしたシーズン、チームこそ、僕は記憶している。
また来年!楽しませていただきますよ。大好きなチームのみなさん、本当にありがとう。
あ、そして、とても嬉しいお知らせがあります。今日は作曲や事務作業で配信できないけど、またここ数日以内に配信でお知らせします。やったぜ。