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お疲れ様です!
一昨日から昨日の午前中にかけて「POP A to Z」を録っていました。もろもろ、やや予定外の展開により、機材が揃わない中の「The Kinks」特集。いや実は、札幌の部屋でアナログ盤、揃えていたんですが。今週はダウンロード購入したファイルにてお届けさせてください。渾身の特集、聴いてもらえたらとても嬉しいです。
キンクスは僕にとってとても大切なバンド。中二の時にFMで聴いた「You Really Got Me」の衝撃。高校の時、憧れていた友人(ボーカリスト)が僕をギターで誘ってくれて、一緒にやろうって、何曲かのキンクスの曲をカセットに入れてくれました。それには「Tired Of Waiting For You」「Just Can’t Go To Sleep」「Stop Your Sobbing」などが入ってて、僕はそのシニカルなのにメロディが綺麗で、とっつきやすいのに凛としているバンドサウンドにまいってしまった。
当時大好きだったThe Jamが「David Watts」をカバーしていたし、The Pretendersのデビュー曲は「Stop Your Sobbing」(プロデュースはNick Lowe!)だし、それぞれ断片的に好きだった人たちがつながっていくのを知るのがとても楽しかった。ビートルズ、ストーンズ、ときたら、次はキンクスだよなって思ってた。10代の僕はイギリスのロックに夢中だったからね。
95年くらいだったかな、来日公演にも行った。僕と同じくキンクスなど英国ロックが大好きな弟と一緒に行った。かっこよかったな。どうしてもレイ・デイヴィスのサインが欲しくて、終演後出待ちして、レイが乗ったワゴン雨の中走って追いかけたり。何をしてんねん、って話なんですが。笑
そんなわけで、今週も聴いてもらえたら嬉しいです。
お疲れ様です!
引き続き、多摩地区の夏を満喫しています。
さて、成瀬ゼミが盛り上がってきました。ナッポさんこと永野雄一郎さんによる「コライト講座」がプレオープン! まずはゼミ生6人から始まりました。毎月、ナッポさんのトラックに全員がそれぞれトップラインをつけて、レッスンでブラッシュアップして仕上げます。その中で一曲選ばれた楽曲をナッポさんとのコライトとして、実際のコンペに出します。
初心者以外の若い作家たちはまずこの「ナッポゼミ」でしっかりトップラインの勉強をしてもらえたらと。あとは一度ゼミを卒業したものやや伸び悩んでいる作家たちにも、相談の上ここに入ってもらいました。伸び悩みの原因が何なのかをご理解いただくためにも。
成瀬英樹はコライトも得意です。もちろんトップライナーです。2017年あたりからAPAZZI氏とコライト作業をさせていただく中で、大変勉強になった上に、何曲もの採用曲&案件楽曲を得ることが出来ました。一番最初の相手がプロ中のプロAPAZZIであったことは僕にとって大変幸運でしたが、それ相応のプレッシャーもあったんですよ。
それでも、彼の素晴らしいトラックにメロディと歌詞をつけることは、僕はまったく苦にならなかった。トラックの中に正解のメロがしっかり埋まっていて、僕はそれを「発掘」するだけでいいのですから。それに、どんなことでも何らかの制約がある方がやりやすいものです。ブルースなら12小節、俳句なら五七五。「型」ってすごく大切です。
そもそも、僕の楽曲の作り方は元々、「コライト」に近いものでした。過去の素晴らしい音楽とのコライト、といいましょうか。エルヴィスもビートルズもビーチ・ボーイズもミスチルも、そうやって音楽を作っているのです。
お若い方から、なかなかうまくいかないベテランの作家まで、いろんな楽曲を聴かせていただくことが多いのですが、ほとんどの方が「ゼロイチ」で作ってます。自分の感性を信じ、一から楽曲を立ち上げています。残念ながらそれらはいびつな「字余りの俳句」になってしまっています。
新しいポップスを作る気概は大変結構なのですが、今まで誰も聴いたことのないような曲は、誰も聴きたいとは思いません。実はしっかりとした「型」の上にしか成り立たないものなのです。
今週はこの辺りを、じっくり掘り下げてみたいと思います。また明日、お楽しみに。
お疲れ様です。
一昨日。下北沢での打ち合わせも非常に実り多いものでありました。いい曲を書く。それはもちろんそうですが、その曲をどうやって広めていくか、まで共に考えさせていただける。信頼されている、と感じます。この案件で、久しぶりに「サロン内歌詞コンペ」をやろうと考えています。
お疲れ様です。
今日、新しい提供曲が配信リリースになった。岩尾憲一郎さんという会社経営者でありシンガーである方に新曲を書き下ろした。作詞は岩尾さんご本人で、僕は作曲、そしてご存じ「マツダヒロ」と彼の師匠であり我が盟友「初田努」が共同でアレンジとミックスまで担当した。ぜひ、聴いてもらえたら嬉しいです。
投宿中の宿にはWi-Fiがないので、長時間のネット使用は近くのファミレスのお世話になっている。
昨夜はプロ野球「楽天対日本ハム」をその店でフル視聴した。楽天・岸と日ハム・山崎福也(ヤマザキ・サチヤ、と読みます)のエース同士の緊迫した投手戦だった。どちらのチームにとってもとても大切な試合。いや、大切じゃない試合などないのは承知の上だが、それでもこの試合は「大切」なのだ。
先にマウンドを降りたのは、日本ハムの山崎福也の方。七回裏、このコントロールを身上とする技巧派の好投手にしては大変に珍しいことなのだが、打者の頭部にぶつけてしまう。これは日本のプロ野球では「危険球」と呼び、一発退場なのである。しかしながらここで緊急登板した生田目投手(ナバタメと読みます)が見事に火消しを務め、一死満塁を無得点で終える。
変わって八回表、楽天の岸はいつものように涼しい顔でアウトを二つ取る。二番打者の郡司がしぶとく内野の頭を越すヒットを放ち、二死一塁。ここで覚醒中の清宮幸太郎がライトへ先制のツーランホームランを打つ。もう打った瞬間にそれとわかる実にスラッガーらしいホームランだ。
岸はこの日、清宮に対して徹底して内角を攻め抑えていた。完全マークと言っていい。清宮に対してこの日たった一球だけの失投だった。それを見逃さなかった清宮が素晴らしい。
今日は朝から娘とダラダラ読書をする。夏休みの課題図書ではないが、お互いにこの夏読み終えたい本を宣言しあう。僕はもちろんガルシアマルケスの「百年の孤独」だ。いや、これは本当におもしろい。娘は職場である図書館で「四季の本」をディスプレイするらしく、それぞれの季節の本を読まなくてはいけないと言う。「大変だね」と僕が言うと、「いや、仕事中も本を読めるし全然楽しいよ」とのこと。ジャック・ロンドン「マーティン・イーデン」や、柴田元幸さん訳の「ハックルベリー」あたりもリストに入っているとのこと。これらは僕も読んだが、やはり古典の素晴らしさに唸らされた。それにしても、彼女は多読である。
今僕は下北沢のカフェ&レコードショップ「City Country City」のカウンターでこれを書いている。ここのお店には10年以上前からよく来ているが、スタッフの顔が変わらない。働きやすいお店なんだろうと思う。
さあ、少しレコードを見たら、打ち合わせに行ってきます!
お疲れ様です!
昨日、成田に着いたのが正午過ぎ。そこからバスに乗って東京駅へ。で、タクシーに乗って、都内のとあるスタジオへ。某曲のオケレコーディングに立ち会ってきた。久しぶりに大きなスタジオで、久しぶりのフル生バンド。弦カルテットまで。なんと豪華な。
アレンジャーの方が書いた譜面をミュージシャンたちが初見でバリバリ演奏していく。ベースやドラムまで、すべて書き譜。艶っぽいアコースティック・ギター、制御されたエモーショナルさでアレンジを引っ張るエレクトリック・ギター。ピアノはその姿が見えなくても、よく調整されたグランドピアノの音だとわかる。音の深みが違うのだ。そして弦カルテット。パーカッションまで生だった。美しいウィンドチャイム。
やはり僕は「合奏」が好きだ。ミュージシャンとアレンジャー、A&Rとエンジニアの気持ちがぴたりハマったとき、音楽にうねりが生まれる。呼吸し始めるのだ。素晴らしいオケが生まれる瞬間に立ち会うことが出来て光栄だった。たった3テイク目で仕上がったのは、ミュージシャンはもちろん、スタッフワークの勝利でもある。いやあ、本物を見せていただきました。
スタジオミュージシャンってやはりすごい。あらてめて。
そのまま総武線と中央線を乗り継ぐ。懐かしの西荻窪を過ぎ多摩地区のとある街まで娘を迎えに行く。旅先はカーシェアが本当に便利。かつて娘たちとよく行ったカジュアルなイタリアンでパスタとサラダとピザを。どれも声が出るほどに美味しかった。おいしいね、おいしいよね、って言いながら食事をする時間が、人生の小確幸である。奔放なところも魅力な、素敵な女性に成長しつつある娘。たった一度しかない季節を存分に楽しんで生きてほしい。
パパもこの季節を存分に楽しみながら、喜んでもらえる音楽を作って行くつもりだ。クリーピー・ナッツの歌ではないが、このポンコツの操縦の仕方をようやくわかってきた気がする。もしかしたら遅すぎるとあなたは言うかもしれないが、わからないよりはぜんぜんいいじゃないか。僕はそう思う。
昨日の投稿で、ゲリラ豪雨について触れたけど、まさに昨夜、ゲリラ的なそれにあたってしまう。雨はまだいい。問題は雷だ。高い建物がほとんどない多摩の空いっぱいに広がる夜空に稲光り。デイヴィッド・リンチの映画のようだ。未確認飛行物体でも降りてくるかの幻想的な光が夜の道を照らす。
雷ってさ、音と光で怖がらせにくるよね。昔の人たち、まだ雷の正体が何たるかを知らない時代の人たちは、空が怒っていると思っただろう。雷の正体がわかったつもりでいる僕でさえ、理屈抜きで怖いもの。