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おはようございます!
昨日は、朝から歯医者。そして代官山へ髪を切りに。いつものように内田さんの楽しいお話しを聞かせていただきながら。内田さんが吉川忠英さんの髪を切るようになったのは、高橋幸宏さんの現場で忠英さんにお会いしてからだそう。加藤和彦さんのエピソード、ジョン・ローンを一時期担当していた、など尽きることのない楽しいお話し。また僕が聞きたがりなものだから、話は弾む弾む。内田さんは、テクノカットやチェッカーズカットを考案した伝説の方。そんな方に髪を切ってもらえるのはとても幸せなことだ。
ようやく、白髪もしっかり出てきて、ここからが嬉しいところ。せっかく自分の身体が変化しようとしているのだから、ちゃんとそれを素敵と映るようにやんなやきゃ。僕は白髪を染めるとか、もったいないと思う派です。しっかり、ちゃんと、年相応に老けたい。そんなことに気がつかせてくれたのも内田さん!
東京に向かう道中もずっとミキ・パンダさんとやりとり。次の動画シリーズで一緒に楽しい実験をやります。まずは30日に。内容はなんと....
おはようございます。
僕は13歳の時にギターを始めました。最初は日本のフォークやヒットソングなどを雑誌の楽譜を参考にコピーしてましたが、サイモン&ガーファンクルを知り、そこからポール・サイモンのギターをコピーするようになりました。中二でビートルズにハマった時はすでにアコギの基礎は一通りできるようになってたので、コードを追いかけるのはさほど難しくはなかった。
中三の時に「ミュージック・ライフ」誌の「売ります買います」コーナーでフレッシャーのレスポールを1万円で買ったのが最初のエレキで、そのあたりからストーンズやらディランやら、リアルタイムのU2やプリンスやスタカンや、そんな感じでごった煮で聴き出して弾き出して。すでに曲も作り始めてました。ひどいものだったけど。
中二の時に親に勧められて、クラシックギター教室に一瞬通ったのですが、多分3か月とかでやめたと思う。ガットギターってまず座って構えるところからダサいって当時の僕は思ってましたから笑。まあ、ビートルズにかぶれ出した中二ですから、ほとばしる血潮は「グリーンスリーブス」のアルペジオなんてつまんないって思ってたわけですよ。
18くらいで神戸のTOOTH TOOTHの一号店でバイトするようになって、そこのオーナ〜の影響で、テンションコードやらボサノバやら、そんなことを知ったのです。かっこいいな、ポール・ウェラーみたいだなって思った。
でも、自分のちゃんとしたガットを買ったのは相当遅くて、30過ぎてからです。耳の病気をして、鉄弦のアコギの音が聴けなくなったんですね。今でもアコギのピエゾピックアップの音は好きじゃないです。針金の音がする。僕のマーティンにも、ガットにもアンダーサドルのピエゾは入っていません。
そんなわけで、30過ぎて耳の病気もしたので「一回ちゃんとやっとこ」と、ジョアン・ジルベルトを徹底コピーしました。なんというか「趣味」としてこれは非常に楽しいと。一生かかっても辿り着けない古典落語の真髄のようで。たった一人で、全部おんなじリズムで、こんなにも美しい音楽が世の中にはあるのだな、と。今でもずっと目標だし、将来の(というか老後の)夢はジョアン・ジルベルトになることですから、私。
2011年に手嶌葵さんのサポートを僕のギター一本でやらせてもらうことになり、全部売っぱらってたガットをもう一度買いました。葵ちゃんヤマハだったし、ちょっと忖度してヤマハのエレガットを。東京・神戸・大阪、ありとあらゆるエレガットを弾き倒して、コスパ的にもピックアップの音的にもこれしかない!ってモデルを買いました。そりゃ30万も出せばいいのはあるけど、10万代前半でないと厳しいツアーに連れて行けないし、何よりそんな金当時の僕にはなかったから(今もないけど)。
手元に一本ギターを残せるなら、もちろんギブソンのJ-50 1957年。これを残すけど、今のメインの黒のマーティンも最高に気に入っているし、このヤマハのエレガットも最高なんだよね。ウクレレはゴダンのエレキとT's ギターのソプラノ。エレキはジャパフェンのテレキャス、ベースはヘフナー。もう楽器はこれでいい気がしてる。ポールもずっとおんなじ楽器を使い続けてるもんね。そういうのかっこいいと思うなあ。
本当にずっとお金がなくて、生活費を捻出するために、リッケンもJ160Eもテレキャスも、ウクレレも10本以上売ったけど、もったいなかった。本当に帰ってこないかな、って思うよ。お金、お金、悔しいなあ。
あれ? ガットの話をしようと思ったのに、話が変な方向へ行ってしまったね!
おはようございます!
昨日はまほろ座での曾我泰久さんのライブの担当でした!いつもながら曾我さんのプロフェッショナルぶりに感激。素晴らしかったなあ。
しかしなんと言っても「Get Backご覧になりました?」「うん、途中までだけど観てるよ!面白いよね」というご挨拶から始まりましたよビートルズトークが。「ポールのドキュメンタリーもディズニープラスでやるみたいだね?」「あ、もうやってますよ!僕見ましたよ」「え!そうなの!どうだった?」「もう、最高でした!最初がAll My Loveingのジョンの三連ギターのことを語るんですよポールが」「うわあ、それ面白そうだね!」てな具合で。同じ趣味を持つ音楽仲間として接していただいているのがほんとうに嬉しくて。