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二度見しちゃうぞ
成瀬英樹
成瀬英樹
9月18日 13:17

おはようございます!

 

昨日は突然の配信にお付き合いいただきありがとうございました。アーカイブの再生数も二度見しちゃうくらいの数で嬉しい驚きであります。今夜までの限定公開なので、お見逃しなくですよ!

 

おかげさまでいい曲が出来まして、コライトのパートナーさんにも大絶賛いただきました。彼曰く「成瀬さんはずっとゾーンに入っている状態だと思います」とのこと。さすがに褒めすぎですってば、と思いますが、確かにキャッチーなメロディをつかまえることが苦もなく出来ている感覚があります。さあ、彼がどう仕上げてくれるのか、とても楽しみです。

 

そして、マツダヒロくんとは、メロディメイカー同士のコライトを勧めてます。二人が持ち寄ったメロディを合わせて勝負します。これも楽しいんだよね。

 

どちらにしても、僕たち作曲家はこうしてチャンスをいただけることが一番ありがたいこと。思う存分、手応えのある楽曲をプレゼンさせてもらいます。

 

『百年の孤独』を読み終えました。この夏の、いや、人生の課題図書。56回目の夏にしてようやく完走いたしました。僕は決して文学マニアでもなんでもないライトな読書家ですが、やはり歴史に残る大作は人生において体験しておきたいと思う。これ、決して読みやすい本ではないので、最初の数十ページをぐるぐる回るところを抜け出すまでにやや時間がかかりましたが、半分を越えたくらいからエグなって来ましたわ。もうそこからは、電車の中はもちろん、入浴中も、家事をしながらも読んでました。

 

一昨日は夜更かしして読みこんで、少し寝て昨日朝からまた読んで。午後にレッスンを終えてまた読んで。夕方に急遽コライトすることになって。トラックは19時までに届けてくれるとのことだったので、それまでの時間、最終コーナーはじっくり回ってゴールしました。

 

おもしろかったか? いやあ、それはもう。トラウマになるくらい。実はもう一度頭から読み直してます。

 

今日は朝早く起きて、ラジオ収録の仕込みをしました。特集のいいアイデアが浮かびました。今日の札幌の空は、青空に浮かび風に吹かれる、いろんな形の雲が楽しめます。思い切って10時半のバスに乗ってエスコンに来てみました。屋根が開いてます。明後日の先発とおぼしき北山投手が、外野の芝の上で少し強めのキャッチボールをしていました。

 

この美しい野球場のスタンドで、芝の匂いを感じながら、ゆっくりいろんな文章を考えています。今夜、一つお知らせをしますので、みなさんぜひ、拡散や応援、よろしくお願いします。

夜配信!
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
9月17日 19:15

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「アトラクション '77」ワンコーラスお披露目&On The Beach 新曲配信!
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
9月16日 11:50

おはようございます!

 

今日はこの後、生配信します。正午くらいから! アーカイブも残しますので、ぜひ観てね! 
『アトラクション ’77』進めて行きます。あと、On The Beachの新曲も作る!

 

昨日は丸一日かけて『百年の孤独』を読んでいました。この世界文学史に燦然と輝く名作、なかなか一筋縄では読み通せない敷居の高さでも知られていて、それはこの日記でも何回か書いた通りですが、いやいやどうして、半分を過ぎたあたりから物語が僕の頭の中でドライヴしてきて、夢中になって読んでいて、ふと気がついたら夜になってましたってば!

 

そしてそして、On The Beachの10月12日のクロコダイルでのライブもそろそろプロモーションかけて行きますよ! 矢舟テツローさん入りのオンビー、一体どうなるのか? どうぞお楽しみに!

 

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『スオミの話をしよう』
成瀬英樹
成瀬英樹
9月15日 11:39

昨日は『スオミの話をしよう』を札幌の駅ビル内にある映画館で観てきました。

 

僕は三谷幸喜さんのドラマは昔からほぼ楽しく観ているし、彼の映画は映画館で観ています。三谷さんの主戦場である舞台は拝見したことがないので(チケットが取れない)、まあ「ライトなファン」くらいの位置であろうかと思います。

 

この種の「大きなお金が動いた映画」の宿命で、俳優や監督ご本人があちこちのメディアでプロモーションの一環として映画のあらすじ的なことをホイホイ話してしまうということがあって、僕はそれらの情報を遮断することに一苦労します。だって何にもまったく知らないくらいで観ないと面白くないじゃん。何にもまったく知らないで観ることが出来るチャンスはたった一回なわけだから。

 

例えば、是枝監督の『怪物』を僕は公開から幾分時間がたってから映画館で観たのですが、映画を観る際は情報をまったく遮断する自分の癖に対してこれほど感謝したことはなかった。エンドロールで感動に震えながら、「成瀬、お前はよくここまで(こんなにメジャーな映画の)何をも知らないまま観ることができたな、がんばったな」って声をかけてやりました。

 

『スオミ』に関してもそう。何も知らなかった。なんの映画かも、知らなかった。それがよかった。だから、この映画の内容に関して、何かを語るのはやめておきます。

 

ただ一個言えるのは、僕にとってはこの映画、家でサブスクかBlu-rayか何かで観た方が楽しめたかも。というのも、おかしくておかしくて、爆笑の連続だったんだけど、映画館でそんなに大きな声で思う存分笑えないじゃないですか。家だったら、もっとガハガハ笑えたなあ。なんてね。

 

主演の長澤まさみさん、重要な役の宮澤エマさん、瀬戸康史さん、坂東彌十郎さんは、三谷さん脚本2022年のNHK大河『鎌倉殿の13人』組。僕も夢中になって観てたドラマだったから、嬉しかったな。宮澤さん、瀬戸さん、最高だった。

 

 ♨︎

 

長澤まさみさんとは、2度、現場で一緒になったことがある。「なんでやねん」とあなたは思うかもしれないが、本当にあるのだ。

 

とあるジブリ映画の彼女は主役の声優で、僕は主題歌を歌うシンガーのサポートギタリストとしてその場所にいた。一度目はホールの控室、2度目は都心の大きな映画館の隣にある超高級ホテルの一室(控え室として使っていた)。

 

長澤さんは映画のための舞台挨拶をされるためにそこにいて、僕はシンガーの主題歌披露の演奏をするために端っこの方にいたのだ。

 

『スオミ』を観て、ふとあの控え室での長澤さんのあまりにもナチュラルな姿を思い出した。プロデューサーやスタッフみんなとわいわいやってる彼女の笑顔を。あまりに自然にその場に馴染んでいたので、その笑顔の女性が主役の俳優だと気がつくのに時間がかかったことも。

 

「僕はこの人の笑顔を間近で見たことがあるんだぜ」と思わず誰かに言いたくなる、『スオミの話をしよう』はそんな映画。「それがどうした」と言われると返す言葉もないが、そうとしか言いようがないのだ。


 ♨︎

 

映画を観ていた間に、今回一緒に『動く唇』を作曲したナッポさんからいくつかLINEが来ていた。彼の作家仲間のみなさんにも大変好評をいただいていることを知らせてくれた。僕はとても嬉しかった。ナッポさんが、今回の仕事を誇りに思ってくれていることが伝わって来たから。そして、『動く唇』を聴いてくれた人にはしっかり届いていることを、僕たち作者が「実感」出来ていることが。

 

三谷幸喜さんもきっと、このやりたいことを全部やってしまったような映画を完成させ、手応えを「実感」されていることと思う。作品は公開されてしまえば作者の手を離れ、観たり聴いたりする人のものになるが、作者としてはその作品を作った「実感」こそが、目先の大ヒットなんかよりもずっと価値のあることなのだろうと思った。

 

僕が作曲家という仕事を愛する理由
成瀬英樹
成瀬英樹
9月14日 10:23

おはようございます!!!

 

『アトラクション ’77』プロジェクト、快調に進んでいます。作詞コンペで選ばれたsproutさんの歌詞に、次点の井指冬輝くんの歌詞を配合しつつ、成瀬がメロディをつけて整えています。

 

実は一昨々日、一昨日と二度、配信したり収録したりしたものが、録画に失敗しておりまして、それがどちらも結構な分量でリアルタイムで解説しながら作曲した「おいしい動画」だったので、僕としてもとても残念だし、みんなに大変申し訳ないと思いつつ。それでも僕の手元には、素晴らしい『アトラクション ’77』の「種」がもうすでにあります。ワンコーラスの弾き語りですが、この段階で全体をイメージ出来ないといい歌にはならないのですからね。

 

そんなわけで、引き続き作って行きます!

 

クリエーターズのみなさんは、ぜひ「BINGO! AID」曲の準備をしていてくださいね。順番に個々、連絡入れさせていただきますし、みなさんから先にアイデアを送ってくれても構いません。今年も楽しく一緒に曲作りましょう!

 

 ♨︎

 

僕がyou-me名義で作曲しましたWHITE SCORPION『動く唇』のMVが公開9日で早くも50万再生をクリア。


 

「YouTubeの数字の見方」として、再生回数とともに「高評価」の数が大切なのですが、そちらはすでに1万(!)を超えています。ご好評いただいているようで、作者の一人として大変嬉しく思います。

 

「ダンプラ動画」というダンスに焦点を当てたワンカメ動画もすでに2本アップされています。こんな文化があることを今回初めて知りました。ダンスを勉強している人や、それぞれのメンバーのファンの方にはたまらないアイデアですね。
 




 

「アルバムリード曲」(この文化も成瀬的には初)って「シングル表題曲」とほぼ同義語なんですね。一所懸命に集中して仲間と作った作品が、半年もたたずにこうしてたくさんの方に聴いてもらえる。僕がこの仕事を愛する理由の一つがここにあります。

 

来月には別のアーティストのメジャーリリースがあります。こちらは「成瀬英樹」名義での「表題+カップリング+アルバム収録」のトリプルコンボです。いいタイミングでお知らせできるように準備しております。もうバレバレかとは思いますが、発表の際は拡散をどうぞよろしくお願いします。「X」の場合は押すボタンは「♡」じゃなくて四角い方「リポスト」のボタンを押してください笑

 

札幌はすでに十分涼しいです。引き続き『百年の孤独』をチビチビ読んでます。まさに毎日チビチビ読むに相応しい本。世界の古典文学って、ドストエフスキーとかもそうなのですが、「攻略本」もたくさん出てるので、楽しみ方から指南してもらえるからいいね。

 

結局最後には、人間っていつの時代も、世界のどこでも、そんなに変わらない、愚かで時に愛おしい存在だよなあって思えるのがいいですね。