blog
私、ファイターズが大好きすぎて、今年からエスコンフィールドで飲食デリバリーのバイトを始めました。
バイトといっても、試合中に注文が入ったらお客さんの席までごはんやドリンクをお届けするだけ。だから、大好きなファイターズの試合を間近で感じながら働けるし、本当に楽しいんですよね。プレーの合間にはちゃっかり応援もできるし、毎日ワクワクしています。
いつも開門直後から球場入りします。エスコンフィールド北海道は本当にオシャレで素敵な場所で、何度訪れても「いいなぁ」と思ってしまいます。球場内のデザインや雰囲気も最高で、ファイターズファンはもちろん、今日はビジターの西武ファンさんたちもたくさん来ていて、全体がとてもいい雰囲気に包まれていました。お互いのファン同士が一体感を持って盛り上がる瞬間が、私はとても好きです。
試合が始まると、注文ラッシュが一気にやってきました。そう、ゴールデンウィークの真っ只中だもんね。私のエリアではおにぎりセットが特に大人気。「パリパリの海苔」と「具が入った白飯」が別包装されていて、おまけに「飲む出汁」がついているお得なやつなんです。「わあ、またおにぎりか~」と心の中で思いつつ、せっせとテキパキ運び続けました。お客様から「ありがとう」と声をかけてもらえるのも、この仕事のやりがいのひとつです。
そんな忙しい中、少し心が和む瞬間もありました。1Fライトスタンドに座る白髪まじりの黒縁メガネのおじさん。iPadでスコアをつけているその姿が印象的でした。確か前回もお届けした方だと思って「こないだもスコアつけてましたよね?」と声をかけると、にっこり笑ってくれました。その笑顔がなんだかとてもあたたかく、野球愛って本当にいいなぁと感じたひとときでした。おじさん、美味しそうにおにぎりを食べていました。
もちろん、仕事中でも試合の展開はしっかりチェックしています。今日の相手はライオンズは今井投手。これがまた、すごかったんです。ファイターズ打線はほとんど手も足も出ず、7回まで無得点。今井投手は今や日本を代表するピッチャーなのではないか、と試合を見ながら思わず唸りました。ボールのキレ、コントロール、どれをとっても圧巻でした。
ライオンズは着実に得点を重ねていきます。ホームランやタイムリーでじわじわと点を積み上げ、極めつけは清宮くんのトンネルエラー。あの芸術的とも言える股間抜け。本当に悔しかった…。今年の清宮くんは守備面でかなり悩んでいる様子があり、エラー数もリーグトップと聞きます。そんな姿に「がんばれ!」と自然と心の中でエールを送りました。だって絶対チームにとって必要な人なんです、清宮くんは。
ファイターズは簡単には諦めません。8回裏、ついに奇跡が起きたのです。まず四番・野村くんが二塁打で出塁。この一打でエスコンの空気がガラリと変わりました。そしてレイエス! 彼が豪快なスリーランをライトスタンドへ。打った瞬間、放物線を描くボールに目を奪われました。球場中が歓声に包まれ、私もトレーを持ったまま思わず「キャー!」と叫んでしまいました。お客さんも笑顔で、あの瞬間、球場全体がひとつになった気がしました。
これで4対3。あと1点、あと1本。しかし、最後は相手リリーフ陣にしっかり抑えられ、追いつくことはできませんでした。悔しさは残りましたが、それ以上に心から「いい試合だったな」と思える内容でした。
バイトを終えてロッカーで一息つき、「今日はレイエス様に元気をもらったな~」としみじみ感じました。帰りのバスの中でも、あのホームランのシーンが頭から離れませんでした。家に着いてからも録画を何度もリピートしてしまい、試合の余韻に浸り続けました。
やっぱり、好きなことを仕事にすると、毎日がもっともっとキラキラするものですね。エスコンでのバイトは忙しくて大変なときもあるけれど、選手たちのプレーから元気をもらえるのでやめられません。これからもファイターズを全力で応援しながら、お客様に美味しいお料理を届けていきたいと思っています。
さて、明日は期待のプロスペクト・達くんが今季初登板! どんな投球を見せてくれるのか楽しみです。もしエスコンで見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。それでは今日はこのへんで。また次回の観戦日記でお会いしましょう。ばいばい~~~っ☆
今日も一日、作曲にレッスンにがんばりました! みなさんもお疲れ様でした!
今からゼミ生さんのギターを入れる配信をしますので、よかったら遊びに来てくださいね!
さあ! 今日も朝生配信、ハリキッテまいります! チャリティアルバム『BINGO! AID』もいよいよ佳境! 今朝はあの10周年を迎えた西東京を代表するガールズグループへの賛歌を作っていきます! ナイスリクエストありがとう!
久しぶりに何にもない「ゼロ」からの新曲制作過程! どうぞ楽しんでくださいね!
追記!
配信中、途中までできた歌詞、メモっときます!
Oh! クワイア
はるかぜ のぞみ ほのかに
燃えかけの純情
Oh! クワイア 〇〇〇出会いね
境川のキンモクセイ
学校帰りか
子どもたち おでかけ日和
恋する街は 夢見る街だ
市バスはどこゆき? 銀河ゆき
恋する町田 夢見る町田
〇〇〇〇支える手 ずっと離さない
みなさんおはようございます。怒涛の週末、締切攻撃の嵐を乗り越えて、昨日はみんなでZoomミーティングを行いました。
最近、新しくBINGO!に加わってくださった方も多くて、初めて顔を合わせる方も何人もいて、賑やかになってきました。他の作曲講座や音楽スクールと違って、僕たちBINGO! は、一曲一曲を実践の場で徹底的に磨いていきます。学んでからじゃなく、いきなり実戦に出て、打席に立つ。それが一番速いと僕は思っています。
昨日もたくさんの新曲が集まりました。みんな一所懸命作ってきてくれて、画面越しに思わずにやけてしまう瞬間が何度もありました。さあ、今回のBINGO!大賞は誰が獲ったのか?もちろん、僕も新曲を出しましたよ。
そして今日は、もうひとつスペシャルなコンテンツをお届けします。今日のレッスンの模様を、メンバー限定公開しようと思います。
新しい方が増えてきたこともあって、メロディーを書いたときに、ボーカルのレンジ(音域)をあまり意識せずに広げすぎてしまっているケースがちょっと目立っています。だけど、実はボーカルのレンジって、楽曲制作においてものすごく大事なポイントです。今回のレッスンでは、その音域をどうやって無理なく狭めるか、具体的なコツをじっくりとレクチャーしました。
例えば、普段自分が書きがちな一番高い音、そして一番低い音。それをちゃんと意識して狭めていくと、歌いやすさも、キャッチーさも、一気に変わります。レッスン動画では、実際にあるゼミ生の楽曲を例にとって細かく解説しています。
ぜひ、「B1グランプリ動画」と合わせて、こちらもご覧いただけたらうれしいです!
それでは今日も頑張っていきましょう! 成瀬も一つずつ、がんばってます。BINGO! AIDも進めてるよー!
春の日曜日。息子たち二人の手を握りながらエスコンフィールドへ向かう道は、ゆっくり温まっていく空気の匂いで満ちていた。淡い陽射しが肩にふわりとのり、頬のあたりで春が深呼吸をしている。まだ午前中なのに、スタジアムの外周にはスカイブルーのユニフォームが柔らかな波のように揺れ、遠くで売り子の声がかすかに弾んでいた。子どもたちは胸の奥で鳴る鼓動を追いかけるように応援バットを打ち鳴らし、小さな靴音を跳ねさせて先を急ぐ。私は「転ばないでね」と声をかけながら、同じリズムを刻む自分の鼓動を聞いていた。
QRコードを読み取る小さな電子音と同時に、スタンドの向こうに芝生と赤土のコントラストがひらけた。眩しさに目を細めると、緑の息づかいが肺の奥まで届くようで、ふっと心が軽くなる。子どもたちは「わあ、海みたい」と声を上げ、私は「ほんとね」と笑った。海という言葉を口にした瞬間、はるか昔の夏休みが潮の匂いと一緒に胸の奥からこぼれた。
外野ライトスタンド一階席。フェンス越しに見えるフィールドは、地図のない旅への入り口みたいだ。隣の席には黒縁眼鏡の男性がひとり、膝の上のiPadに静かにペンを走らせている。私は軽く会釈して「今日はよろしくお願いします」と声をかける。男性は驚いたように目を上げ、すぐに穏やかな笑みを返してくれた。「こちらこそ。お子さんたちも楽しみですね」――その言葉は春風みたいにやわらかく、私の緊張をひとひら溶かしてくれた。
選手紹介が始まるとスタンドの空気がふわりと膨らむ。名前が呼ばれるたび、小さな手のひらがパチンと弾け、歓声が波紋のように広がった。長男のお気に入り、万波中正の名前が響くと、彼は目を輝かせて立ち上がる。次男も叫ぶ。「まんなみ、がんばれー!」その声は空を泳ぐ風船のように軽く、遠くまで飛んでいった。
プレイボール。ファイターズ先発の金村くんは立ち上がりに苦しみ、マリーンズに先制点を許した。ファイターズはすぐに追いつき、一時は同点に持ち込んだものの、中盤に再びリードを広げられてしまった。劣勢の試合だったけど、子供たちはグラウンドの攻防に夢中だった。
ふと隣の男性の手元に目をやると、iPad にサラサラと打球の行方を特別な数字やマークで記している。「いつもそうやってスコアをつけているんですか?」と尋ねると、男性はペン先を止めて微笑んだ。「スコアをつけないと、野球を見た気にならないんです」――その瞬間、私の中で昔の夏がパッと弾けた。あの頃、父もテレビで野球を観ながら、紙の上で鉛筆を動かしていた。飲みかけのビールの匂い、背中に感じていた扇風機の風、遠くの雷鳴。すべてが甘やかな記憶の水面に浮かび上がった。
五回裏、ファイターズにチャンスが訪れた。二死一、二塁で打席に立ったのはレイエス選手。アナウンスが「レイエス!」と告げられると、スタンドから期待を込めた拍手が湧いた。私たち親子も身を乗り出し、子どもたちは「レイエス、昨日を思い出して!」と声を張り上げる。前日の試合で彼は勝ち越し弾を放っていたのだ。ピッチャーがセットに入り、球場は一瞬静まり返る。だが渾身のスイングは空を切り、レイエスは三振に倒れた。ため息が漏れる。それでも子どもたちは「ナイスファイト!」と手を叩いた。
七回表が終わる頃、スタンドには心地よいざわめきが広がっていた。どこからか、キャラメルポップコーンの甘い香りが漂ってきて、エスコン・フィールドのガラスの外壁から取り込まれた春の夕暮れの光と混ざり合って、この球場独特の空気に包まれていた。子供たちは飲み物を片手に、芝生の向こうに広がる勝利への期待を夢見てはしゃいでいた。
けれど反撃はあと一歩届かず、試合は静かに終わった。スタンドに残るのは拍手と、最後まで諦めなかった鼓動の余韻だけ。私は目頭が熱くなり、小さな手を強く握りしめた。隣の男性が軽く拍手し、うなずく。「惜しかったですね。でも、いい試合でした」その声は夕暮れに溶けるリコーダーの音色のようにやさしかった。
観客が立ち上がり、通路へ流れていく。私は荷物をまとめつつ「子どもたちにも忘れられない日になりました」と伝える。長男は深く頭を下げ、「ありがとうございました!」と声を張った。男性は「また球場で会いましょう」と微笑む。その笑顔に父の面影を重ね、胸がじんわり滲んだ。
エスコン・フィールドを出ると、茜色が空の端から滲み始めていた。万波を真似して小さなバットを振る息子たち。手に残るあたたかな重み。顔を上げると、透明な空が静かに夜の色へ滑っていく。歓声、白いボールの軌跡、子どもたちの笑顔――それらは胸の内側でゆっくり発光を続けている。私はその光をそっと抱きしめながら、いつかまたここに帰ってくるだろう未来の自分に向かって、小さく手を振った。