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おはようございます!
クリエーターズプランに新しい方が入っていただきました。ありがとうございます!ぜひ、Zoomのご予約を入れていただいて、お話ししましょう。年に一曲、楽曲を共作させていただきます。Zoomで打ち合わせをして、作曲のご予約を入れていただく形になります。よろしくお願いします。「クリエーターズプランのみなさんへ」タグからぜひご覧ください。わからないことがありましたらコメントなどでご連絡くださいね。
クリエーターズプランの楽曲制作は、みなさんからのご申告制です。年に一度の作曲をまだ、されていない方もいらっしゃると思います。いつでもご連絡お待ちしておりますからね。
この「成瀬の庭」での「公平性」について、この2年と少しの時間、たくさん考えてきました。そして出た答えは「成瀬ともっと曲を作りたい」という方にペースを合わせたい、ということです。「私はまだちょっと自信がないです…」という方にこちらからお声をかけることは、今はやっておりません。いろんなご事情もおありでしょうし、さまざまなお考えもあると思うからです。
ただ、詩の断片でも、鼻歌のメロディでも、なんでもぶつけてほしいのです。
よろしければぜひ、年末のチャリティアルバム「At The Garden Vol.2」にご参加くださいね。今なら、おそらく3ヶ月くらいのWaitingだと思います。
「At The Garden Vol.2」の作曲工程は週5回、おおむね朝10時から「朝生」として配信してます。作曲段階から、ミックスダウンまで、毎日90分を目処に全部お見せします。
そして、月一回の全体Zoomミーティングを廃止させていただきます。かわりに月に一度「成瀬英樹のポップス講座」的なものをやります。これもZoomではなくYouTubeの生配信でやらせていただこうと考えております。
この講座は、「プロフェッショナルプラン」のみなさんに向けたガチのものです。そのほかのプランのみなさんにもきっと楽しんでいただける有料級のものです。
ぼくは「ポップスは継承」だと思っています。ぼくが先輩から受け継いだものを、作家候補生のみなさんにすべてお伝えします。今の「プロフェッショナルプラン」のメンバーのみなさんは、おとなしい方が多く、リアクションが薄く、ぼくの考えが伝わっているのかな、ととても不安になっていましたが、ちゃうちゃう、もううざいくらいにぼくからアクションを起こしていかないといけない、と思い立ちました。もういい人のふりをするのはやめました。
でも、誰かがプロフェッショナルプランを引っ張ってほしいな、と願ってます。
本気で、作家になる。いや、作家であり続けることだけを考えてきた、ぼくのような「非エリート」がどうやって作曲のスキルを学んできたか? ぜんぶお伝えします。それには、ポップスの歴史をしっかり捉えてもらわないと話しが通じないのです。
おはようございます!
昨日は平日の中休み。水曜はインプットの日に充ててます。ずっと観たかった「コーダ あいのうた」を新宿で観てきました。なかなかいい時間帯でやってないんですよね、湘南とか小田原とか厚木では。
前半から感情が崩壊し、勝手に涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃになる系。それがいわゆる「お涙ちょうだい」ではないんですよ。全然、ステレオタイプのいい人たちじゃないし。なんというかそこがいい。未見の方のために、何も言わんときます。
へー成瀬が言うんなら観たろかいな、と思った方がおられたら嬉しい。観た方とは、お茶でも飲みながらお話ししたいくらい。
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」がようやくグルーヴしてきた。川栄李奈と深津絵里の親子の魅力だけで何とか観続けてきたが、ここ数日の展開はちょっと面白い。朝ドラ内で「過去の朝ドラ」が流れることによって、時の流れを教えるとか、「歌は世につれ的」にヒット曲で時代を知らせるとか(今朝の回はケミストリーが流れていた)時代劇とかジャズとか。一体何にリスペクトを捧げたドラマなのかまだよくつかめていないのだけども、川栄李奈というAKB48で同じ釜の飯を食った(食ってはいないか)の仲間と勝手にぼくが思っているタレントが、ついにブレークしたのだと思うと素直に嬉しい。頑張れカワエー。
そう。川栄李奈もペンギンだった。
おはようございます!
今朝の朝生はこの後10時から、しのゆりさんにいただいた歌詞にメロをつけていきます。いつもと少しだけ違うやり方で始めてみますね。しのゆりさんからは、とても素敵な、短めの歌詞を三ついただいたので、うまくパズルのようにほとんどすべてのパーツをつなぎ合わせて、一つの作品にしました。タイトルはぼくがつけてみました。ちょっとスノッブに響くかな、とも思ったのですが、作者しのゆりさんからオッケーをいただきましたので、このままとりあえず始めます。カメラの前で曲を一から作るのは久しぶりな感じもするので、結構ワクワクしてます。ギブソンのJ-50をチューニングして、コーヒーを淹れて、気分を出しつつ、おしゃれな曲を作るぞ!と意気込んでおります。
今回の神戸では、じっくりベースボールを楽しみ、自分の心をフラットに戻しました。「いま、目の前のことに意識を集中する」ことをあらためて教えてもらえた気がする。高校生だろうが、プロだろうが、一球に集中し、ベストを尽くすのは同じですものね。
行き帰りの新幹線の中や、神戸の喫茶店などで、時間を見つけて原稿を書いてました。今回は編集のFさんに方向性を見ていただくために三つほど同時進行で書き、その中で一番面白そうなものをチョイスしていただくことにします。ワンコーラスのデモを作って、ディレクターに聞いてもらって相談するのと同じやり方ですね。逆に完成までしてしまうと、方向性が違っていた場合「全取っ替え」になるので、気持ち的にも時間的にもダメージが大きいのです。これも作曲と同じかと思います。
何にしても、ぼくの筆が遅いのは何とかしたい。今のレベルの原稿であれば、さらっと毎日書けるように訓練しないと、プロにはなれないと感じてます。作曲でもそうなのですが、「量を書く」「速く書く」「面白いものを書く」この三拍子が揃っていないと、あっという間にオファーなんて来なくなる、と自分を追い込みます。
いいんです、ずっとそうやって、自分を追い込んでやってきたので。これがぼくの通常運転なのだから。
神戸・元町のトアロードに、老舗のジャズ喫茶があります。松本隆さんの行きつけのお店として、一部では知られていまるこの名店。久しぶりに入ってカウンターでコーヒーをいただきながら、iPadに向かってカタカタ書いてました。
そういえば「Hideki Naruse with Friends」のジャケット撮影に神戸に来た際(2018年くらいか)このカウンターに座っていたら、後ろのテーブル席に松本隆さんがご友人と来られていた。振り返って自己紹介をしてサインをお願いしようと思ったのだけど、やめておいた。
もし今、来られても、ぼくは声をかけないだろうな、とも思った。
何でもかんでも、つながればいいというものではない。ぼくにとって、松本隆さんはそういう方だ。ご友人と楽しそうにお話をされていた、神戸での暮らしを楽しんでおられるのであればとてもうれしい。松本さんは現在、神戸のことを「風街」と位置付けておられるそうだ。ぼくがあとにした故郷に松本さんが住まれている。ぼくが憧れた「風街」は実は故郷の街だったということになる。不思議な気持ちだ。