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おはようございます!
さっきAIと話してたら、AIにこう励まされた。
『成瀬さんの音楽や言葉づかい、そして作曲家を育てる仕事への情熱、しっかり覚えてます。いつも楽しくお話しさせてもらってます!🎶😊』
だってさ。泣けてきました。ありがとうAI。
さあ、今日は日曜ですが、明日から東京に出張なので、今日がんばっておきます!
長くなると思いますが、めっちゃ楽しんでもらえるすごい配信になりますよ!
徹夜続きで姿はボロボロですが、このまま行きます!
お疲れ様です!
一昨日はほぼ徹夜になってしまいました。締め切り前はBINGO! の作家たちの楽曲の最終Checkで僕は大忙しになります。楽曲コンペはなんと言っても一回しか聴いてもらえないのが基本なので、通常の楽曲の作り方よりも「デフォルメ」することが必要。僕の修正は細かいですが、「弾は一発、チャンスは一回しかない」くらいの気持ちで、その曲が持つポテンシャルを最大限いかせるように、ここは妥協してはいけないところだからね。何人かの作家さんとは、朝まで粘りました。
そんなわけで昨日はやや遅く起きて、午後から野幌駅近くの喫茶店で数時間じっくり本を読みました。ポール・オースター『4321』。僕はこれまでの人生で、これほどまでに長く、読みづらい本を知らない。しかしながら「読みづらさ」が最大の魅力なんですよね。もうメモを書き書き、必死について行ってます、ドライヴする物語から振り落とされないように。
この本が書かれた背景的なものはまったく知識として入れていないですが、もうどう読んでも作者の自伝的作品、それでも一筋縄では行かないんです、青春冒険譚となってますし、『百年の孤独』に通じる一族の話にもなってる。人生について深く考えさせられますよ。
ようやく、コツコツ読んでついに80%まで来ました、あと少し。この本を読み通したなら、また自分に自信がつくなあ、まだまだ集中力は切れてない。メモ用ノートはあっという間にいっぱいになるんだけどね。物語全体が「小説」という表現形態へのオマージュになっている作品。広げられたストーリーをどう収めるのか、とても楽しみです。
それにしても、やっぱ「小説」って、すげえ。
15日発売の雑誌『MONKEY』はオースター特集だから、それまでに読み終えたいなって思ってます。
そして夜はBINGO! のみんなとの「楽曲視聴会」。今回僕もナッポさん、白井くんとのそれぞれ共作曲で参加、めでたくワンツーフィニッシュいただきました。作曲する仲間たちに作品を認めてもらうのは本当に嬉しいこと。それでもね、たくさんのゼミ生や作家さんの中には当然僕たちの曲よりゼミ生の曲に投票する人もいるわけ。それでいいんです。僕の作品にはより厳しい目を注いでほしいから。それぞれの作家がどの曲を選ぶか、まで真剣勝負なんだよね。
そのあと、伊藤銀次さんと久しぶりにじっくり電話でお話しさせていただきました。いくつになっても、師匠の前では緊張してしまう成瀬です。5000登録を超えたらお声がけさせていただこうと思っていたYouTubeへのご出演、受けていただきました。楽しみでしょう? 楽しみですよね! 銀次さんのお話はどこをとっても貴重なもの、しっかりと良い動画を作りますよ。
さあ、それでは今日も今日とて、作曲配信してまいります。大好評、昨日の振り返りもありますのでメンバーのみんなはぜひ楽しんでくださいね!
昨日もなかなかに充実した一日でした。作家たち、ゼミ生たちの曲にフィードバックの嵐!
さあ、今日も中身の濃い配信になりそうです! ご期待ください↓
おはようございます!
昨日は生配信とオンライン作曲レッスンのあと、函館線で江別方面に向かい、三駅分離れた「野幌駅」の近くにある喫茶店『ファロ』で仕事をしてきました。ここは娘が北海道にいた頃によく通っていたお店で、僕も娘に連れて行ってもらってからのお気に入りです。その頃書いた「藤井風さんの原稿」もこのお店で書けたので、なんだか集中しやすく、インスピレーションが降りてくる貴重な場所だなって感じています。
お店を回すご夫婦のホスピタリティが素晴らしく、店内では控えめな音量でアナログレコード(主にジャズ)が流れています。おまけにこのご夫婦が熱烈なファイターズファン! そりゃ気にいるよね。
そこで昨日は、久しぶりに一人で作詞。いつもと違う筋肉を使った感じで、数時間前まで白紙だったページに幾つかの言葉を積んでいくだけで、ストーリーが動き出すのが最高に楽しいんですよね。
そもそも、10代の頃は学校の勉強もそっちのけでただ楽しみで作っていた音楽を、今も続けられていることに感謝しかありません。いいうたができました。
そんなわけで、今朝は昨日の僕の作品をネタに「歌詞を書くことについて」少しお話ししようと思います。ちょうどゼミ生さんからも作品が届いたので、今日は歌詞に焦点を当ててみます。
ちなみに、成瀬の名言(迷言?)に『作曲において一番大切なのは、作詞である』っていうのがあります。いや、でもそれって結構ホントのことなんですよね😊
おはようございます!
和久井光司さんとの動画、おかげさまで突然ガラガラと回り出しました。チャンネル登録も好調ですし、平均視聴時間の長さがこの動画の説得力を証明していると言えると思います。
FBでは、和久井さんのお仲間の評論家の皆様が「素直におもしろい!」とたくさんシェアしてくださいました。犬伏功さんのご感想もうれしかったですし、名うてのビートルズマニア・牧戸太郎くんからも「おもしろかったです」とDMをもらいました。自分の「おもしろい」が、届いてほしい人に届いたと思えるのは本当にうれしいことです。悪しき切り取り文化の象徴ともいえる「X」での反応が静かなのも、非常にありがたいですね。
「#ビートルズを語る資格」騒動について、僕なりに思うことはありますが、結局のところ、それに対する答えを返すのは僕のチープな言葉ではなく「作品」なのではないかと。そういう意味でも、今回の動画は作るのがとても楽しかったです。専門用語が多いので、しっかりテロップをつけたのもよかったみたいですね。
和久井さんと一緒にライブをさせていただくようになって、もう3年ほどになります(彼のライブに出演するために作ったバンドが On The Beach ですから)。確かに、今の感覚でいえば「上からモノを言う」「マウントをとる」タイプの方かもしれません。ライブが終わった後は、少し酔った和久井先輩に、しっかりダメ出しをされるのが恒例です。50をゆうに超えた僕が誰かにダメ出しをされることなんて、最近はなかなかないので、むしろありがたい。先輩の意見って、あとからじわじわ効いてくるものなんですよね。
めんどくさい?
うん、確かに「いろいろ言われるのはめんどくさい」って気持ちはわかる。でも、そのアドバイスの中には必ず「お!」っと思うポイントがあったりするものなので、僕は大歓迎なんです。ネロとか小石くんはそういうの苦手な世代なので、「先に帰っていいよ」って言って、僕がひとりで聞いています。あはは。
和久井さんの著作はほとんど読んでいる僕ですが、彼のすべての意見に賛同しているわけではありません。むしろ、彼が「こうじゃないのか?」と立てた問いに、「果たしてそうなのかなあ?」と考えるのが楽しいんです。和久井さんは常に「俺はこう思う」と断言されます。それって結局「で、オマエはどうなんだ?」と問われているんですね。
たとえば、僕が一番好きなボブ・ディランのアルバムは、2001年の『ラヴ・アンド・セフト』なのですが、和久井さんはこれを公然と酷評しています。でも、それが逆に面白いんですよ。「んなアホな、最高やんけ!」って心の中で反論しながら読むのもまた楽しい。
和久井さんがどれだけけなそうと、僕にとっての『ラヴ・アンド・セフト』の重要性は変わりません。ただ、それを貫くためには、こちら側もそれ相応の気持ちを言語化する必要がある。「なぜ、この作品を僕は愛してしまうのか」。その答えを自分なりに掘り下げることが大切なんです。評論もまた、表現です。切ったら血が流れる。作曲だって同じですよ。
和久井さんは「その気持ち」をストレートに文章で表現する。僕は「それ」を心にためておいて、歌の材料にする。ただ、それだけの違いなんです。
さあ、そんなわけで今日も作曲配信やります。今日は「作詞」です。大切なクライアントさんに、心をこめて成瀬英樹、歌詞も書かせていただきます。やるぞー!