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おはようございます!
「求められないアドバイスはしない」ことを信条にしています。逆に、僕を信じてくれて、僕のアドバイスを必要としてくれるなら、とことん最後まで責任を持って、します。
「ビートルズを語る資格」というハッシュタグで炎上している和久井光司さんは、音楽家で音楽評論家で、僕たちに「On The Beach」を結成するきっかけをくれたナイスな大先輩ですが、僕はこの意見にはまったく賛同出来ない、とだけ、表明しておきたい。
もちろん和久井さんは本気で「15万するこのアルバムを聴かなきゃビートルズは語れない!」と言ってるわけじゃなくって、「これって、そのくらい最高なんだよ!」ってことをみんなに知ってほしいって思ってらっしゃるだけなのですが、ああいう芸風の方なので、ああした言い方になっちゃうんだと思うんです。
「ビートルズを語る」ことは僕には出来ないし、やろうとも思わない。ではなく「ビートルズを好きになったちっぽけな自分」がビートルズからどんな栄養をもらってなんとかここまでやって来られたか、彼らの音楽をどう咀嚼して自分の作品にいかしてきたか、を「アドバイスが必要な方に」届けることをやらせてもらってます。
もちろん僕も「Please Please Me」が大好きですが、ゴールドやイエローなんて持ってませんからね。それでも、ビートルズに対する愛情は、僕個人の大変オリジナルな感情でとても繊細で大切なものだから、誰かに資格がないとか、絶対に言わせないですよ。そりゃ、ね。
なので、みんなも安心して、サブスクで、ちっちゃなBluetoothのスピーカーや、AirPodsで、ビートルズをガンガン聴いてくださいね。マウント取りにくるおじさん(僕自身もここに含めてください)の言うことなんて、まったく気にしなくていい。あなたのオリジナルな聴き方で、いいんだよ。
おはようございます!
月水金は近くの区民体育館でおよそ一時間ほど運動をすることを自分に課しています。昨日も朝九時から一時間ほどじっくり身体を動かしました。まだ道には雪がたっぷり残る札幌ですが、毎日少しずつ雪道が少なくなって、歩道のアスファルトを歩けるようになって来ていますね。
日中はコライトを進めたり、ご依頼いただいてる楽曲のアイデアを練ったり。新曲を二曲書き下ろします。一曲は、このサロンメンバーさんからいただいた歌詞にメロをつけてみようと思っていて、もう一曲は自分で作詞作曲までやろうかなと。その歌詞の取材も兼ねて、時代小説を一冊読みました。夢中になって。面白かったです。
夜は楽しみにしているドラマ「不適切にもほどがある」を視聴。昨年後半にご縁あって、宮藤官九郎さんと二度ほど酒席でご一緒させていただいた(僕は概ね端っこの方でニコニコしていただけですが)際にも、このドラマを書いていたのか、と思うとグッと来ます。ものすごく重い内容でメッセージ性の強いドラマだからこそ、くだらないコメディシーンとか、抱腹絶倒のミュージカルとかが重要で、これはクドカンさんしか書けない脚本だなってあらためて思いました。来週最終回だなんて、さみしすぎます。
そして、Litsukoさん&松田くんと共に、「令和ビートルズ考 02」を収録しました。
みんなで楽しくポップスの歴史を身体に入れ、腑に落とし、いつかくる「ビビーン」の日を待ちましょう。自分の中で歴史がつながったなら、今果てしなく見えている「洋楽」という名の海が、意外とシンプルに見えて来ます。楽しみながら観てもらえたら嬉しいです。今回は「ジョン・レノン@歌の上手いジャイアン」が大活躍の巻、1963年のビートルズ、です。↓
おはようございます!
昨夜の山本由伸投手の大炎上からのとんでもない打ち合い。楽しく観ました。松井裕樹と大谷翔平の対決も一球だけだったけど見応えがありましたね。
大谷は、前日からいい当たりが正面をついたり、外野の一番深いところに打球が飛んでしまったり、若干不運続き。(大谷が松井から打った大飛球は、飛距離的に言うならMLB30のうち13の球場ではホームランだったそうです)それでもしっかり安打は出てるし、打球も上がってるので、まあ今年も打つでしょう。当然のように。
水原一平氏による違法スポーツ賭博報道には驚かされましたが、水原氏からの声明が一晩で真逆になっていたことから、このままではすまない雰囲気もあります。大谷が出場停止になる可能性だって、ことと次第によってはなくはない。彼の国は「まあまあ、それはそれでいいんじゃないですかね」とはなかなかならない印象がありますからね。注目せざるを得ないところです。どうなるんだろう。
昨日は朝生配信のあと、作曲を。新しい作家さんとの出会いのおかげで、自分の扉がまた一つ開いた感覚があります。ゼミ生へのコーチングの際には隠すようにしている「物作りの際の心の塊」を、彼とコライトする際は全開にしないと、とてもじゃないけど太刀打ち出来ない。しかしながら「それ」を全開にすると、気持ちが完全に無防備になってしまうので、生活に支障をきたします。そこに気をつけながら。
楽器を持ってMacに向かうと曲は「出来てしまう」ので、最初はなるべく何も持たず、歩いたり、本を読んだり、家事をしたりシャワーを浴びたりしながら、頭の中でイメージをする、それをどんどんボイスメモに録っていく作業をします。頭の中でその対象アーティストが歌い喝采を浴びているシーンを思い浮かべて、そこで彼らがどんな歌を歌うのか、ということをイメージするのです。これは簡単だし、いい曲ができる方法ですよ。僕はいつもやってます。
一番よくないのは、最初から楽器を持ったりDAWに向かうことです。メロディなんて順列組み合わせですから、楽器を触ってしまうとなんらか「それっぽい」ものは出来てしまうのです。「出来てしまったメロディ」に「魂」を後からこめるのは至難の業です。それなら「魂から作る」ことをすればいいのです。自分の身体に入っている過去の音楽の情報をフルに稼働して、イメージする。心の叫びを、頭の中で再現するのです。
締め切りがあまりにもタイトな場合この行程は省かれますが、「ここ」に数日かけられたら楽曲はより強くなる、僕の場合はそうです。
さあ、今夜は「令和ビートルズ考」の第二夜の収録を予定しています。それまで日中はご依頼いただいている楽曲の作曲作業を前に進めます。頭の中では、とんでもない名曲が鳴り響いてます。
おはようございます!
おめでたいニュースがあります!
昨年から楽曲を提供させていただいております「風輪」のお二人のデビューシングル「女神-MEGAMI-」(作詞:京えりこ 作曲:田尾将実)が、オリコンデイリー演歌チャートで「1位」、総合チャートでも「4位」!同日発売の超話題曲 Creepy Nutsの「二度寝」よりも上位にランクされています!これを快挙と呼ばずなんと呼べばいいのか!
いやあ、誇らしいなあ、だって「風輪」最高なんだもん。人柄も音楽に対する姿勢も尊敬申し上げていますし、なんと言っても昨年見させていただいたコンサートが素晴らしかったから。お二人の好きな野球にたとえるなら、初打席で見事なホームランを打った感じですね。もちろん狙うは「優勝」でしょう。ご活躍を楽しみにしているとともに、僕たちも力になれるように、腕を磨いておきます!!
本当に、おめでとうございます!!!
おはようございます!
昨日は仲間に嬉しい知らせが届きました。楽曲コンペのキープの知らせが。
「成瀬英樹ゼミ」では、現在十数名の「ゼミ生」のみなさんが学んでいらっしゃいます。ゼミ生の曲の良い部分を残しつつ「楽曲コンペに出してキープを取れるレベル」にまで、僕がブラッシュアップし、コンペに提出します。ゼミ生のみなさんは、それぞれ切磋琢磨しながら、まずはキープを目指しがんばっています。
「キープ」とは、簡単に言うとコンペにおける「予選通過」です。「今回のコンペでは使用しませんが、いい感じの曲なんでお預かりしますね」ということ。そしてもちろん当然の如く、すべての採用曲、ヒット曲は「キープ」から生まれます。
僕の場合ですが、乃木坂46に使っていただいた「全部 夢のまま」はキープから六年後にリリースになりました。「いいんだけど、今じゃない」ってケースだったんでしょうね。2021年にリリースされた「全部 夢のまま」は、ご存知のように、カップリング曲ながらファンのみなさんに絶大なご支持をいただきました。きっとタイミングも良かったんだと思います。
ゼミ生の中でも、最近メキメキと力をつけているのが「普通のおじさんクインテット」とも呼ぶべき、ナイスミドルのみなさん。それぞれに音楽経験は多少おありなのですが、あくまで多少です。普通のプロデューサーが聞けば「プロのレベルには達してない」と判断するでしょう。しかしながら「おじクイ」のみなさんは、「ポップスという文化が一番芳醇な時代」を生きてこられた方々。リスナーとして成熟しているので、ある程度の作曲のルールさえお伝えすれば、直すところのない素敵な作品を作って来てくれるのです。
いい曲さえあれば、デモ制作に必要なアレンジャーやプレイヤー、仮歌さんなどはこちらでご紹介出来ますからね。
今回初キープをとられたMさんは、毎回素晴らしい曲を書いて下さっていたのですが、ずっとノーキープでした。「アイドルに曲を書く」を主眼に置くのではなく、「作ってるMさんご自身がグッと来ちゃう曲を」と努力されての今回の快挙。グループLINEでみんなで喜び合いました。Mさん、泣いちゃっただろうな。
普通のおじさんの、いや、がんばってる普通のおじさんの涙って美しい、と僕は思います。僕だって初キープ取った時、めっちゃ泣いたもん。僕だって普通のおじさんだもん。お気持ちは痛いほどわかるから。
「キープ」を喜ばない作家事務所もあると聞きます。なんなら「キープ」を作家に伝えない事務所もあるんだって。作家の気持ちがわかってねえなあ。作家はね、本当のところ採用とかヒットとか二の次なんだよね。
「自分の今回の作品、自分は最高だと思うんだけど、どうですかね?」って知りたいだけなの。「キープ」ってのはそれに対する最高のお返事なんだよね。
僕の夢はこの「普通のおじさんカルテット」や「普通の主婦」や「普通の学生や社会人」なみんなの中から、ビッグヒットを生み出すこと。それって最高に夢あるじゃん。
僕が自分自身、肝に銘じていて、ゼミ生は後輩作家にも伝えているのは「キープまでは実力、そこから採用になるかどうかは運」ということ。実力を蓄え、運に逃げられないように生きていくのが僕たちの仕事です。
今朝も七時に起き、九時には近くの体育館で一時間ほど汗を流して来ました。今日の体重は68.4kg。僕としては「やや太り過ぎ」ですが、これでも矢印は下を向いています。先週末は数年ぶりの69kg台に突入してしまっていたから。ヤバいやばい。引越しのドタバタでやはり心に負荷がかかっていたのでしょう、食べ過ぎていましたね、明らかに。
いや、コンビニに行って「何か甘いものないか?」なんて探して買って食べるのは、冷静に考えると絶対にアウトって知ってるんですが、それでもね、心がしんどい時はそこのブレーキが壊れてしまうわけで。菓子パン食べちゃうのよね。いかんいかん。
ようやく、ようやくですが、気持ちが落ち着いて来たのかなって思います。
ベスト体重は65kg。じっくりひと月くらいかけて落としていきます。身体がすっきりすると心もすっきりするんですよね。知っているのになあ、なぜ常にそれが出来ないんだろう。とは言え、僕はダイエットのプロだから、落とせるってわかってるから、そして許容範囲を知っているから、大丈夫なんです。なんと言っても、30代中盤には酒の飲み過ぎで80kgまで行ったんですもの。ああ。
ありがたいことに、今週来週はコンペ以外の直接ご依頼いただいた制作が入ってますし、来週は大阪でレコーディングもあります。みんなと一緒に作ったチャリティアルバム「BINGO! AID」の発表も間近。現在、最終チェックに勤しんでおります。
そして今日はついにMLBの開幕ですね。世は空前の「MLBブーム」となりましたが、僕は静かにその端っこの方で、楽しませていただきます。
ブーム。その中のほとんどの人はただ踊らされて終わって行くのですが、何割の方かだけでも、ベースボールという歴史ある素晴らしい文化に興味を持ってくれたら嬉しいなって思います。僕だって野茂英雄の渡米による1995年の空前のMLBブーム(この時のそれは今のこれとは比べ物にならないくらいの大騒ぎでした)の中で、彼の国のベースボールの素晴らさに気づかされ、夢中になったクチですから。