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おはようございます!
まずはみなさんに謝らないと。実は昨日、ラジオ終了後に久しぶりに全体Zoomを!と計画してたのです。が、起きたら朝でした。どうやら、午後6時前に、20分ほど仮眠を取ろうとベッドに入ったら、起きられずに朝になってしまったようです。12時間目が覚めないなんて!ラジオも聴けなかった。うう。
昨夜、その辺りの記憶がないんですよ。もちろん酒なんて飲んでないのにね。ここのところ、気持ちは大変に充実しているのですが、身体は疲れているようです。いやいや、これしきで疲れていちゃあかん。ほんとたるんでるわ自分。反省です。もう仮眠はしません。ほんとみんな、ごめんなさい。
FOUR TRIPSのCDが完全に完売しました!もうどこをひっくり返しても在庫は出てこないっ!ご購入のみなさんにはメールさせていただきましたが、再プレスします。2月中旬あたり再入荷予定です。
来月にはサブスクでも聴けるようになります。カセットやレコードもそろそろ出来上がってきます。が、「7トラック」聴けるのはCDだけです(他は全部2曲!)
そして、僕たちはこの7トラックまとめてひとつの作品=アルバム、と捉えています。(だから「千夜一夜」はアルバムverを作りました)
今回「初回ロットでCDをご購入いただいたみなさん」と「2月中旬再販までにCDをご予約いただいたみなさん」に僕たちからお礼のプレゼントとして「96Khz24bit」の「幸せなメロディ/ 千夜一夜組曲 ハイレゾ音源」のDLリンクをメールにて送らせていただきます。(しかも「千一」はCD版とは全く違う、オープニングからドカン!と始まるシングルバージョンです!)
僕らが出したかった本当の「音」はこれなんですが、CDにしたりサブスクに入れたりする際に「音をぶっこむ」作業がどうしても必要で、細かいニュアンスが失われてしまうのはもう仕方のないところなんですね。その「妥協点」を探るのが「マスタリング」ってやつなんです。
世に「リマスター音源」が無数に出現してくるのはそういうわけで、技術の進化とともに「少しでも原音に近いマスタリングを」と各アーティスト躍起になるわけですが、メジャーにリマスター版を出してもらえるアーティストなんてほんと、ほんの一握りなんですよ。(フォートリの1stアルバムのマルチやマスターは破棄されてしまったそう。嗚呼。)
この「ハイレゾ音源」、スマホでもなんでも、ある程度の環境で聴いてもらえたら、必ず違いはわかります。その代わり、音圧が低い=音がちっちゃい、です。この音圧を上げる作業が「マスタリング」の重要な要素なんです。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
さて。
CD、カセット、アナログなど、形のあるものを「フィジカル」と呼びます。対義語はもちろん「サブスク」ですね。そして、今やCDプレイヤーを持っている人は少ないんですよ、ある年齢以上の方で業界関係者ではない方には信じられないかもしれませんが「CD」というメディアはフェイドアウトのつまみを絞り始めています。いや、世界的に見るとそろそろ、完全に消える直前かも。
そしてアナログレコードと違って、復権の見込みはまず、ないでしょう。
だからこそ!今回のCD完売がとても嬉しいのです。CDという「消えゆく炎」の最後の最後あたりに差し掛かった2023年、「モノ」として手触りやデザインまでこだわって作った「作品」がみなさんの手に届けれられたということが。CDのみ7トラック収録にしたのは「CD=アルバム文化を大切にしてくれているリスナー」への感謝の気持ち、です。
思えばフォートリが吉本の劇場に出てた頃は、4曲入りの「ep」と称したカセットを終演後、入り口で売り捌いていました。(『Wonder ep』『FM ep』なんてタイトルをつけてね)お笑いの出待ちをしているお客さんの渦に埋もれながら「FOUR TRIPSです~!今日歌った曲のテープです~!買ってください~!」って。
僕は、CDなど「フィジカル文化」を懐かしんだり、サブスクに関して嘆いたりしたいわけじゃまるでなくて、むしろ「すべての表現したい人たち」がプロアマなんて関係なく、過去の栄光なんて関係なく「フルコミットした人が勝つ」現状を大歓迎しています。僕も常に「アンダードッグ」側にいましたから、フラットに見てもらえるのは大賛成。サブスクで気軽に音を聴いてもらえるのも最高じゃん、って思います。
今や、「バズ」を起こさないとヒットは生まれない、と言われてます。それは僕たちがデビューした1997年頃「タイアップがつかなければ売れない」と言われていた状況に似てます。あの頃は誰もが「タイアップ、タイアップ」と走り回っていました。今や「バズバズうるさいなあ」って感じでしょう? そっくりです。
歴史はいつも繰り返すのですね。
そんな時代だからこそ、今回の作品は、これからも丁寧に伝えていきます。僕たちにとってこの「作品」は大切な大切な宝物ですから。どうか、引き続き見守っていただけたら嬉しく思います。
お疲れさまです!
今朝はそっと朝生出来なくてごめんなさい!起きてすぐにいきなり繁忙期来てました?昨夜出来なかったメロ譜書きを。韓国語の翻訳者の方に送るために。
昨日はなかなかに慌ただしく楽しい一日で、一気に4名の方がBINGO!の楽曲聴きZoomに来られました。全13曲、いやあみんな素晴らしい!感動しました。そして成瀬、投票で負けました、久々に。くやしー!
何にしても、今出来ることを一つずつ確実に、楽しみながらやっていきますよ!
明日からも忙しくなりそうです。すべて自分で選んでやってるからね。何のストレスもありません。一緒にやりたい人たちと、好きな時間、好きな仕事を出来る。こんなに楽しいことはありません。
応援してくれるみんなのおかげです。本当にありがとうございます。もっとみんなに楽しんでもらえるようにがんばるよー!
おはようございます!
ツイッターでも触れたように、昨日は代官山のピパラで髪を切りました。幸宏さんがお亡くなりになってから初めて内田さんに会う。いつものように飄々とされていた内田さん。幸宏さんが座っていた椅子に僕も座り、幸宏さんと吉川忠英さんが共演されたアルバムを聴きながら、「成瀬さん、結局、ここでばったり幸宏さんに会うこと、なかったね。きっと一度でも会ってたら、人生変わってたよ、価値観が」と寂しそうにおっしゃる。
僕の頭をシャンプーしながら、「でもミュージシャンはいいよね、作品が残るものね」と内田さんは言った。内田さんの中で幸宏さんは永遠に生きている。いくつかのCDを大事そうに僕に見せてくれた。
「これね、SMAPをカバーしてるの。うちの娘たちがSMAP好きでね、なんで幸宏さんがSMAPを歌ってるのか訊いてみてって言うわけ。いや、幸宏さんはきっと好きで歌ってるだけだよなんて娘たちには言ったんだけど、納得してくれないのよ。売れるからとかそんな思いがあるんじゃないか? ってね。だから失礼を承知で訊いてみたの、なんで歌ったんですか? て。そしたら幸宏さん、好きだからだよ当たり前じゃんっ!って涼しい顔で言ったの。ほらね!って思ったのよ。これが幸宏さんだってね。」
「いいから、成瀬さんさ、みんなが元気なうちに、どんどんライブやんなさい。紹介してあげるから、ライブやりましょうよ!って言うの。ちゃんと成瀬さん裏方じゃなくて一緒に出るんだよ。明日〇〇さん何時に来るからさ、電話してきなさいね!」ありがたいお言葉をいただく。
このお店の常連のみなさんの中では、54の僕なんて、まだまだ小僧である。
代官山から横浜へ。久しぶりに会うMちゃんは見違えるほど大人になっていた。そうだ、彼女が初めて僕のライブに来てくれたのは2016年だからね。そりゃ27にもなってるはずだ。彼女が選んでくれた素敵な店で美味しい料理をいただきながら、4時間話し続けた。異国の地でどんな思いで大変な日々を3年間くぐり抜けてきたか。ハキハキと笑顔で楽しそうに話すその内容が衝撃的すぎて、何度も言葉を失った。それでも彼女は「いい経験ができました」と言う。
僕から一つ大切なお願いをした。彼女は二つ返事で受けてくれた。
帰宅後、たまっている仕事をやろうと思ったが、どうしても身体が耐えられず、仮眠を取った。寒くて起き上がれずに今の時間になった。午前中は絶対やらなきゃいけないいくつかの仕事を終えてから、朝生をやろうと思う。すっげえ。どんどん仕事が来て、たまっていく!わお!
「幸せなメロディ」が好調。英語の字幕も功を奏した!このまま毎日少しずつでもいい、数字を伸ばしていけたら嬉しい。CDは再発注した。こんなに売れるとは正直なところまったく考えていなかった。嬉しい。僕たちの歌が世界を平和にすることはできないが、聴いてくれたみんなの心を5分間明るく照らすことが出来ると信じている。そしてそれこそが、僕が考える「ポップス」なのだ。
FOUR TRIPSの出来るまで!的なプレイリストを趣味で作ってみました。よかったら聴いてもらえたら嬉しいです。