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おはようございます!
昨日は長い一日、たっぷりベースボールを楽しみました。ファンクラブのポイントがたまっていたので、14:30集合の試合前練習見学から始まった一日は、劇的なサヨナラゲームで締めました。
『動く唇』が公開され、身体から力が抜けていった感じと言いますか。これはとてもいいものなのですが、ほんの少しの不安やプレッシャーも一緒にあります。自分の曲が、世の中にどう受け入れられるのかという不安と、やるだけはやったじゃないかという安堵感。一定の結果が出せたという気持ちもあります。
野球を見ている間も、頭の中はずっと働いてて、メロディがじゃんじゃん降ってきます。その度にボイスメモにふんふん入れていきます。自分の気分を良い状態に保つこと、これが一番大切だものね。ご機嫌力。
お疲れ様です!
本日先行配信スタート、WHITE SCORPION 1st ミニアルバム『Caution』リード曲『動く唇』をyou-me名義で作曲しました!
もうこのサロンでもおなじみのナッポ先生こと「YuichiroNagano」さんとのコライトになります。クレジットは…
Lyrics : 秋元康
Music:you-me、YuichiroNagano
Arrangement:YuichiroNagano
って感じ。いやあ、嬉しいね!
秋元康先生とご一緒させていただくのは、これで23曲目。2007年の『BINGO!』から17年、一曲一曲が僕にとって大切な大切な思いがこもった楽曲たち。今年もまた、このような宝物をいただけたことに、心から感謝申し上げます。
そして「soulmix」のみんなと、ナッポさんという新たな才能との出会いから5ヶ月の日々を共に分かち合えたこと、大変嬉しく思います。ね、「soulmix」おもろいでしょ? スリル満点でしょ?
いつも応援、本当にありがとう! マジでみんなのおかげです。この「やばいくらい最高」な作品を、「soulmix」メンバーに捧げます!
『動く唇』のMVは本日21時プレミア公開!
せっかくだから、みんなと一緒に観たいので、今日の「作詞コンペ結果発表配信」は20:30からはじめます。お忙しい時間かと思いますが、よかったら21時からの数分だけでもぜひ一緒に観ませんか? ご心配なく、アーカイブも残します(多分!)
おはようございます!
やっぱり、新しい作品が世に出るのはドキドキします。明日、プレミア公開で僕(たち)が作曲した楽曲が世に出ます。それについてはまた明日、ゆっくりお知らせいたしますね。
僕はいつも、ポピュラー音楽には「ジャンル」のしばりなどいらない、特に作り手は意識する必要がない、と思ってます。
明日世に出る楽曲はジャンル分けをするなら「EDM」ということになろうかと思いますが、メロディ(と仮歌詞)担当の僕としては、いかに不特定多数の人の心を瞬時に捉えるメロディを、(コライトパートナーからもらったトラックに)乗せることが出来るかを考えて、ベストを尽くしただけです。
ジャンルなんて、衣装みたいなもの。Tシャツを着ても、スーツを着ても、結局中身は「その人」でしかないでしょう? 鍛えるべきは「その人」の心と技術であろう、と考えるのです。「側」だけ取り繕っても、全部バレるんだよね。
メロディって本当に、それくらい強烈に、「人間らしさ」が出ます。
ありがたいことに、僕の作品を聴いて「成瀬節」なんて言ってもらえることがあるのです。メロディを聴けば、成瀬らしさがわかる、といった意味でしょう。さあ、明日出る作品に「成瀬節」はあるのか、乞うご期待。というか、僕の方が、みんながどう聴いてくれるのかとても楽しみです。
今回の曲も、新しいコラボレーションが産んでくれた一曲。これからも、来てくれる人はみなさんウェルカムでやっていきます。人生一度きり、出会いを大切にしたいね。自分一人では出来なかった作品、それでも、僕でなければ出来なかった作品という自負も、もちろん大いにあります。また僕に「自信」を与えてくれた機会に、心から感謝申し上げます。
そして、自分のプロフィール欄に新しい作品を載せられることを嬉しく思います。『2024年「〇〇」作曲』って書けることが「現役」である証、だと思うから。
昨日出した小沢健二さんのことを話した動画は、このブログを見てくれている人には閲覧可能にしています。いつもと違って、データをしっかり用意したりせず話してます。正確な時期は色々前後しているかもしれませんが、それが僕のオリジナルな「記憶」じゃないか、という気持ちで話しました。しょーもない揚げ足取りのクソリプがつくのが嫌なので、一般公開はしませんが、観てもらえるときっとおもしろいと思う。だっていつもクールなネロに「動画観ました! おもしろかったです」って言ってもらえたから。
小沢さんが素敵なのは、「大衆」から逃げずに向かっていき、作品として結果として結実させたこと。そして「あ、違う」と思ったら、そこから見事に姿を消したこと。唖然とするほど見事に。「LIFE パート2」を作らなかったことが、「LIFE」の価値を高めているのだと、昨日話しながら思い当たりました。それってなかなか出来ないことだよ。フリッパーズの時もそうだった。「違う」と思ったら(どんなにまわりに迷惑がかかろうと)彼は消えたものね。でも彼は、決して言い訳をしないし、絶対に人のせいにしない。
僕は、あの「LIFE」ってアルバムが「多幸感に溢れた」ものだと一度も思ったことがないんですよ。あんなに痛切な作品集もないって思う。じゃなきゃ、あそこまで一人の女の子のことを執拗に具体的に歌詞にしたりしない。おとといのライブ中に小沢さんが「こんなに悲しいアルバムもない」って発言をポロッとしていたので、だよね、やっぱりね、と思った次第。痛切だから沁みるんだけど、サウンドやパッケージが「大衆」に向かっていることで起きた「オザケン現象」だったんだ。奇跡的なバランス。だから大量に再生産は出来ないんだよね。「LIFE」後に出たいくつものシングルも、全部「終わってしまうことがわかっている」気持ちを歌ってる。一聴すると「オッケーよ!」なんて明るいメッセージに見えるけど、よく聴くと「オッケーじゃないです!」って歌ってるものね。
朝、コーヒーを飲みながら、読みかけの本を読了しました。快晴の札幌の空をぼんやり眺めながら、今日も何かいい知らせがあればいいなって思ってたら、尊敬するソングライターから「一緒に曲を書きませんか?」というお誘いが。人生、どこで何がどうなるかわからないものだね。もちろん、僕でよければぜひ! と返信しました。
おはようございます!
今日の生配信は「どこよりもわかりやすい小沢健二『LIFE』論」を語ります。
フリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」にはそれまでの音楽をすべて古いものにしてしまう力がありました。昭和で言うとサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」の衝撃くらいの。
しかし、その数年後に小沢さんがソロとして出した「LIFE」は完全に社会現象になる。そのあたりの時代を「プロを目指す音楽家」の真っ只中で生きた小沢さんと同い年の成瀬が今回の「LIFE再現」を成瀬はどう見たのか? をじっくり考えてみます。いつものように話しながら考えよう(笑)
今日は特別編として、このブログを読みにきてくれた人には公開してみます。よかったらぜひ!
(あ、余計なこと話しちゃったら、アーカイブはないですw)
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動画、アーカイブで見させていただきました
そう、今回は武道館に行けなかったのです!
最近は、毎回どこかしらに参加できていたのですが
オリジナルメンバーが30年後に集まるってところ、一夜限りってところがさらに倍率を高くしたんでしょうね
LIFEが大好きなのは当たり前ですが、最新のアルバムも大好きです!
その時間、落選した良さんが働く、まほろ座にいました!
おはようございます!
今朝の札幌は天気雨です。みなさんの住む街はいかがですか。今回の台風の進むスピードはかなり遅く、この週末はずっと西日本にいるような感じみたいですね。雨や風による直接の被害のないことを祈るのはもちろんですが、楽しみにしていたイベントが中止になってしまったり、交通が乱れて動けなくなってしまったり。お気持ちお察しします。
僕も明日は武道館に行きます。小沢健二さんの「LIFE」再現ライブを観に行くのです。どうやら札幌から東京へは問題なく移動できそうですし、コンサート自体も行われるようで一安心。残念ながら来られない方がいることを心に留めながら、同時代を生きた同い年のスーパースターの名盤再現の貴重な機会を楽しみたいと思います。
「LIFE」にギタリストとして参加された小暮晋也さんを、都内スタジオから多摩地区の彼の自宅まで車で送って行ったことがあります。15年くらい前のこと。たまたまあるアーティストのプリプロの現場に僕がアコースティックギター奏者として呼ばれていて、小暮さんはエレキ担当でブッキングされていました。もちろん僕は小暮さんを大変リスペクトしていましたので、様々なお話を伺ううちに、自宅の方向が同じということが判明し、じゃあお送りしますよとなったのです。
帰りの車の中、話の流れで「LIFE」にまつわる大変「粋」な制作秘話というか、ちょっとした秘密? を伺いました。自宅に帰って聴いてみると、あら不思議、今まで聴いていた「LIFE」とはまるで違うように聴こえました。別にこの話、言っちゃダメな話とかそういうのじゃないし、よく聴けばわかる人もいるかもしれない(ネットを検索してもわかった人の話はまったく出てきませんが)、制作側(小沢さん)のちょっとした工夫とこだわりなのですね。そのこだわりが小沢健二を小沢健二たらしめているのだと、あらためて彼の音楽家としての鋭さに感じ入ったことがありました。
「LIFE」は小沢さんの2枚目のソロアルバム。僕は1stの「犬は吠えるがキャラバンは進む」を大変愛聴していましたので、もちろん「LIFE」も発売日に買いました。当時感じたのは、何より「歌」がうまくなっていたこと。「フリッパーズ・ギターの歌わない方」だった小沢さん、1stアルバムでは歌うというよりメロディに乗せて語るようなスタイルだったので、この「LIFE」での変身ぶりには驚かされたものです。「もうこれ普通に歌手やん」って思いました。
当時の僕は、神戸の高架下のCDショップでバイトしながら、バンドで吉本興業の劇場に出演したり、チキンジョージという神戸のライブハウスでライブ活動していました。もちろんデビューして自分たちの音楽を世に問うことが僕らの人生の当座の目的でした。そんな僕がこの「LIFE」のまっすぐでどこにも媚びていないのに、めちゃくちゃ時代のど真ん中を貫く「LOVE」の表現方法に、すっかりまいってしまったのは、きっとあなたとおんなじです。
変な言い方だけど、「売れる」ってダサくなきゃダメで、特に当時の日本ではヒット曲にその「ダサさ」という調味料をどのくらい入れるか、って考えることが必須だったんです。でも「LIFE」にその調味料は入ってなかった。徹頭徹尾、文学的で音楽的で、音楽に対する愛に貫かれていながら、完璧にプロフェッショナルな作品で、それでいて圧倒的に「たった一人の女の子」に向けてだけ歌われているあまりにも個人的で具体的なラブソング集。まったくもって新しかったし、同じようなアルバムは(小沢さん本人をもってしても)二度と作られることがなかった奇跡の作品集なんですね。
1960年代後半に生まれた僕たちが「胸を痛めて いとしのエリーなんて聴いてた」頃から40年たったということ。いいじゃん、素敵じゃないか、って思う。
22年前に生まれた僕たちの娘はもうすぐ22歳になろうとしていて、彼女ももちろん小沢さんのファンで。小沢さんにもお子さんがいらっしゃって、今はその子に向けて個人的に具体的な、そして鋭さを増したラブソングを歌い続けてくれている。それが、僕にとってどれほど勇気をもらえることか。同好の士のあなたなら、ご理解いただけることと思う。
明日、無事に開催されることを祈りつつ、パーティを楽しんで来ます。人生はあの頃考えていたよりもずっとずっと重厚だけど、歳を重ねるのは全然悪くないな。
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一昨日締め切りの「歌詞コンペ」にたくさんご応募いただきありがとうございました。このあと「朝生」でじっくり読ませていただき、調整が必要であれば多少こちらでさせていただきます。それをクライアントさんにプレゼンし、どなたの作品を元に制作するのか、を決めて行く流れと考えています。
この秋、ついにこの「うたを作る学校」から作詞家デビューされる方が二人、しかもメジャーリリースでという快挙で。どの作品がどうめぐりめぐって幸運をつかむかなんて本当にわからないもの。僕自身あらためて今回それを強く感じました。
だからこれからもみなさんと「チャンスを共有」して行きたいと思います。今現在、僕が「自分の作品を世に問う」ことが出来るのも、そうやってチャンスを分けてくれた先人たちがいたから。もちろん、ぼんやり生きている人のところにはチャンスはやって来ません。それを強くつかみたい、自分の力を試してみたいとがんばるあなたは、僕の音楽的友人です。
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まだクレジットが発表されていないので、限定公開にしますが、昨日僕の作曲した楽曲のティザーが公開になりました。MVとサブスク先行配信が9月4日に、盤の発売はその翌週です。テレビでも歌ってもらったり(その際にしっかりクレジットは出ました)、「アルバムのリード曲」って概念がここ数年ポピュラーになってきたものだから、僕にとっては初めての経験なのですが、これほとんど「シングル表題」級なんだと理解してきて、すごく嬉しくなってます。
久しぶりの様々な「公開までのカウントダウン」をじっくり楽しみたいと思います。メンバーのみんなは↓をぜひ観てね!