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おはようございます!
昨日の配信は観ていただきましたか? そこでお伝えしたように、今月もなかなかに「濃い」月となりそうです。さまざまな経験を楽しみたいと思いますし、「うたを作る学校」メンバーのみんなに「手紙」を書くような気持ちで、旅先から映像や文章をお届けしますね。
一体どんなことになるのか、楽しみです。
先日。風輪さんのLIVEに出演させていただいた際、大先輩シンガーソングライター「みのや雅彦」さんとご一緒させていただきました。僕のような若輩者にもとても優しく接していただき、大変感激しました。
北海道出身のみのやさん、デビューは1981年、なんと二十歳だったそう。レコード会社はCBSソニー。日本のポップス史が頭に入っていれば、ここまでの話の流れで彼がどれほどレコード会社から期待をかけられていたかがわかります。
同じ北海道出身の松山千春さんと比較されたデビュー当時。みのやさんにとっては憧れの先輩のスタイルを受け継ぐ楽曲を作ることは自然なことだったはずですが、一般には「千春さんに似すぎている」と評価されることが多く、ポジティブな捉え方をされることは少なかったそうです。
(ブルース・スプリングスティーンもデビュー当時は「ボブ・ディランの二番煎じ」と揶揄されたものです。信じられないよね。今、ブルースに対してそんなことを言う人がいたら、そちらのほうが見識を疑われますよね)
そして80年〜81年当時のCBSソニーは、こちらも北海道出身の五十嵐浩晃さんが『ペガサスの朝』を、堀江淳さんが『メモリーグラス』をそれぞれ大ヒットさせていた頃。続く「北海道出身・大型新人・みのや雅彦」さんにレコード会社から大きな期待がかけられるのは自明であります。
「ただ、そこで僕は大きなヒット曲を出すことができなかったんだよ」とみのやさんは言います。
「スマッシュヒットはあったけど、五十嵐さんや堀江さんのような、ビッグヒットを出すことができなかった。でもね、だからこそ、いまもこうして歌を作り歌うことを続けていられるとも、思うんだよね。僕はいまも夢を見ることができているんだ」
風輪さんがステージでカバーをされている『夢しかなかった』は大仁田厚さんに提供するために書かれた楽曲だったそうです。「誰に提供するときでも、僕はいつも自分で歌うことを念頭に作ってる」と言うみのやさんの魂の一曲は、みのやさん自身が歌い続けることによって、数十年後に運命的な出会いの導きで風輪さんの心に届き、いまも僕たちの心を揺さぶるのです。
アーティストリーグ2023の件。双方が良い話し合いをして、納得行く着地点を見つけられることを願っております。僕もボランティア審査員として参加した大会でありますし、「成瀬が審査員だからチャレンジした」アーティストもおられることもSNSで知りましたので、よりそう感じております。
これを機に、このようなイベントを運営する側も、アーティストたちも、結果的に「課金」によって順位を決めるコンテスト形式について考え直すことが必要なのではないか、と個人的には考えております。ファンの方に結果的に経済的負担をかけてしまう、「夢とお金」がごっちゃになってしまったからこその今回の出来事をみて、僕はそう思っています。
エンタメの世界では「絶対」などないし、売れる売れないは往々にして実力+「時の運」でもあります。アーティスト側やマネージメント側がどんなにベストを尽くしたとて、売れないときは売れないんです。逆に10年20年たって評価される才能だってある。
それをコントロールすることはできないのです。
ただ一個、僕たちにはやれることがあります。それは「続ける」こと。信じる心があるのなら、良い作品を作り続け、歌い続けていれば、いつか夢は叶います。
いや、「歌い続ける過程」こそ、が夢。なのではないか? 夢を追い求め、毎日努力を重ねる日々こそが、「夢」なのではないか。僕はいま、心からそう思っています。
そしてあらためて、「歌=Song」という表現形態を一生の生業と決めた14歳の僕の直感を裏切ることなく、生きて行きます。
ソングライターとして生きていられることを、そして、僕が作った歌を聴いて人生がほんの少しでも明るく照らされる方がいらっしゃることを、僕は心から誇らしく思っています。
風輪さん、みのやさんに出会わせていただきありがとうございました。
みのやさん、「歌い続ける覚悟」を笑顔で教えていただきありがとうございました。
おはようございます!
今朝の配信、特に前半はメンバーのみなさんへの業務連絡がありますので、ぜひ聴いてくださいね!
そして、今、界隈を賑わしている問題について、みんなにだけ、僕の気持ちと立場を伝えておきたいので、これも聴いてもらえたら嬉しいです。
リアタイ勢、音のトラブルとかあったらコメントで教えてくださいね!
お疲れ様です!
昨夜、札幌に帰ってまいりました。
一昨日、金曜日の11月1日に新大久保のライブスペースで行われた、風輪さんの3周年記念ライブに出演して来ました。平日のお昼にも関わらず、場内は満員、圧倒的な熱気でしたね。
風輪さんに楽曲提供をされている「みのや雅彦」さんも特別ゲストとしていらしてました。以前からいつかお会いできたらと思っておりましたので、楽屋でたくさんの貴重なお話を伺うことが出来て大変嬉しかったです。1981年に二十歳でCBSソニーからデビューされたみのやさんも、この11月1日がデビュー記念日だったそうです。ダブルでおめでたい日、深いご縁で結ばれていますね。
僕は本編最後にステージに呼んでいただき、「人生TENKI」をアコギ一本で、風輪のお二人の素晴らしい歌をサポートさせていただきました。心も技術も、しっかり準備を整えることが出来たので、本番中は集中でき、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
いやあ、それにしても。大変に僭越な言い方になってしまい恐縮なのですが、拓也さんも翔司さんも本当に歌が上手いんですよ。音程や表現力はもちろん、アコースティック一本となると一番問われるのが「リズム感」だと思うのですが、お二人ともリズムに「芯」がしっかりとあるので、バラードなのに、しっかり「ビートに乗れる」感じもあって、演奏していてとても楽しかったです。歌に入りこむことが出来ました。
僕はずっと長い間、ギターを弾きながら自分で歌うことをやって来ましたので、シンガーさんのサポートでギターを弾かせていただく際も、ギターと歌がしっかりとくっついて聴こえるように演奏することを心がけています。今回、リハーサルも一度だけ、ほとんどぶっつけ本番の中、「それ」が出来たのも、風輪のお二人の音楽的センスとこの歌を歌いこんでいただいているおかげであります。最高でした! そして、3周年の貴重な日に呼んでいただき大変光栄に思います。ありがとうございました!
昨日は娘と朝7時半に立川で待ち合わせ、少しお茶をしました。ここでまた人生急展開。わお、そうなっちゃうんだっ!?
またまた、楽しくなりそうです。
そんなわけで、急遽今週は大変にバタバタします。明日以降、また生配信などでお伝えしますね。