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銀色週間ラスト!生配信!
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
9月23日 10:07

おはようございます!

今朝は情報もりもりの朝生配信からはじめます!
 

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鮮やかな『Update』の地平の先に、J-POPの未来が僕には見えた
成瀬英樹
成瀬英樹
9月22日 18:31

昨日、山崎あおいさんの札幌LIVEを観てきました。

 

「一人でステージに立つ」となると、「元祖ギタ女」なあおいさんなら全編弾き語りを想像してしまいますが、そうではなく「トラックを流しながらギターを置いて歌う」「トラックを流しながらギターも弾いて歌う」「弾き語り」の3パターンをそれぞれ同じくらいの配分でやられていました。中でも最新アルバム『Update』からの曲が実に刺激的で、生で体験する歌の世界とトラックの音響の素晴らしさに圧倒されました。

 

Newアルバム『Update』のタイトルそのままに、最新型にして、完全型の山崎あおいのスタートとなる時期に、彼女の地元である札幌でのライブを体験出来たのは、一あおいファンとして非常にラッキーでした。

 

あおいさんのデビューは2012年。ってことはもう14年になるのですね。

 

今回『Update』と同時リリースされた初期作品のセルフカバー集『Unplugged days』に収められている初期名曲たちをあらためて今の彼女が歌うのを聴くと、山崎あおいがいかにメロディメイカーとして突出しているかがよくわかります。オーソドックスなコード進行に、実に素直で美しいメロディが乗せられていて、きっとピアノの鍵盤でメロディをたたいただけでも、自然にハーモニーが聴こえてくる、それって実に「音楽的」ってことだと思うんです。

 

初期作品の歌詞に関しても、後年、あらゆる変化球をも駆使してヒットチャートを駆け抜ける「作詞家」になる、彼女のそんな片鱗をあちこちに見ることも現在の視点から聴くと可能ではありますが、後進の音楽家のみなさんに注目してほしいポイントは、彼女は初期の段階で、あらゆるパターンの「歌詞」にチャレンジし、すでにオーソドックスなものを書く力を完全に身につけていたということ。

 

ありていに言ってしまうと「基本」をしっかりと身につけていたんです。

 

『Update』では、トラックメーカーとのコライト楽曲が増え、彼女は「トップライナー」としてソングライティングに参加する楽曲が多くなっています。コライトとは「ギターを弾きながらメロディを探し、そこに歌詞をつけていく」これまでの作曲法と違い、「トラックメーカーからもらったトラックにメロと歌詞をつける」という手法が主。すでに現代のポップスのオーソドックスな手法となっています。(成瀬の新作『動く唇』もトラックを先にいただき、そこにメロと仮歌詞を乗せて完成させました)

 

例えばこの『Yellow number』。メロも歌詞も、トラックの流れに沿ってトラックの中にすでに潜んでいる「メロディと言葉」を、彼女は注意深く、傷をつけないように掘り出して、僕たちに聴かせてくれます。スチャダラパーの名言に「オレって何にも言ってねえ」ってのがありますが、まさにそれ。あおいさんは「何にもやっていない」くらいに「さりげない言葉とメロディ」で、空前絶後のキャッチーさを表現するのです。これは、ポップスという音楽を愛し抜き、その本質が一体何なのかを考え抜いた人にしか出来ないことなんです。

 

(アマチュアの作家は「オレの手で何かしてやろう」と考えてしまう人が多いのです。「何でもない」ように見えるほどさりげない言葉やメロディがポップスの本質であることが理解できさえすれば壁は越えられると思うのですが)

 

初期の楽曲でソングライティングの基本を身につけ、作詞作曲家としても数々の作品をヒットチャートに送り込むキャリアの中で、彼女がたどり着いた『Update』という地平は、そのまま、平成から令和への「J-POP」の変化を見せてくれる大傑作なのです。嘘だと思うなら、まずこの『Yellow』から聴いて、アルバム『Update』も聴いてみて下さい。きっとあなたになら、僕が言うことにご賛同いただけると思うんだ。

 

僕は今年56になります。同世代の音楽家たちに、共にヒットを作りこの時代に通用するポップスを作るべく切磋琢磨する仲間がいなくなってしまった。これは本当に寂しいことなんです。我々の世代が体験してきた音楽の文化と現代のそれは決定的に変わってしまったように感じることに異論はありません。確かに僕も日々「Update」するために必死であります。

 

やっぱね、今の時代のヒットを狙わないと僕は「おもんない」ねん。ポップスのクリエーターの端くれとして、僕は常々そう思っています。

 

終演後の慌ただしい楽屋で、あおいさんは実に「あおいさん的」な笑顔で「成瀬さん、来ていただきありがとうございました」と迎えてくれました。「またぜひ、作曲でご一緒したいです」とも言ってもらえて。ありがたいことです、これほどまでにアップトゥデイトな音楽家にまた一緒にやりましょうって声をかけてもらえるなんて。そう、僕の中ではいつも「山崎あおい」はファーストコールです。実は今年もいくつかの作品でご一緒させていただいています。これからもまた、一緒に作曲が出来ることを楽しみみしたいと思います。

 

 

突きつめて考えるなら、「我々の世代が体験してきた音楽の文化と現代のそれ」は何ら変わらない、一本の道でつながっているんです。昨日のライブを終え、札幌の街を歩きながら、僕はそんなことを考えていました。山崎あおいさんが2時間歌ったShowを観て、僕の胸は希望と確信があふれ出して来たんです。結局、何にも変わってないやんか、って。僕が信じた「ポップス」はしっかりと彼女の中にあって、これからも生き続けることに。

 

あと、「歌」ね。歌い方、試行錯誤の中でついに見つけた彼女だけのオリジナルなヴォイスに、僕は心から感動し、何度か涙をぬぐってしまった。こと「歌」に関しては、彼女は信念の人だし、努力、根性の人。一回だけ語彙力を放棄して言わせてもらうなら、「あおい、マジすごい」。

We've been having fun ALL SUMMER LONG
成瀬英樹
成瀬英樹
9月21日 12:55

おはようございます!

 

昨日の配信もたくさんの方に何度も見ていただいているようで、とても嬉しいです。再生回数って数字自体はデジタルなものですが、その数字一つ一つにみなさんの温かい気持ちを感じます。とともに、しっかりした情報、新たな視点からのメッセージを伝えなくては、と責任も感じてます。いつも本当にありがとうございます。

 

昨日は午前中にレッスンを終え、午後からエスコンフィールドへ。ファイターズのファンクラブのマイルがたまっていたので、試合前の練習見学にまたまた申し込んで行ってきました。15時から15分間の夢体験。バッティング練習やキャッチャーの捕球の練習、その前でキャッチボールをする選手、向こうでは外野のノック、など、どこを見ても興味深いもので、僕はスマホを手にどこを撮ったらいいのかと、もうキョロキョロしちゃってました。

 

その中でも、郡司選手が徹底して捕手の練習(スローイングやワンバン捕球など)をやっていたので、もしかしたら今季初キャッチャーとしてのスタメンあるかもなあ、いやまさかそれはないか、なんて考えてたら、やっぱり新庄マジック、しっかりスタメンでした。

 

郡司は今年捕手から内野手にコンバートされて、そのほとんどの試合で三塁手として出場を続けていて、三塁手として今年のオールスターにも選ばれました。レギュラーキャッチャーの伏見が腰痛で離脱したのを機に、郡司が再びキャッチャー「も」やる形になるの、僕はすごくいいと思うな。

 

試合の方もレイエスの2打席連続3ランという神様仏様級の大活躍で勝利。下降気味だった勝ちパターン中継ぎ投手たちもそれぞれしっかりとした投球を見せてくれて胸熱。チケットは売り切れながらも、入場券でカフェ観戦。ここマジで特等席。じっくりスコアをつけながら、ピザとポテトとウーロン茶で一試合丸ごと楽しみました。



 

エスコンフィールドで行われる公式戦はこの日を入れてあと5試合。観戦した試合すべてのシーンが、今の僕を作っています。そのオリジナルな感情こそが僕の宝。

 

帰りのバスを待つ頃には気温は13度まで下がってました。13度って、本州の感覚だと冬ですよね。もちろんしっかりダウンジャケットを持っていていた僕はことなきを得ましたが、薄着のお客さんもたくさんいましたね。寒いよ、寒い。

 

涼しくて快適な夏が過ぎ、秋が来たなあなんて思うまもなく、一瞬にして冬が来るのかな。

 

 

海の向こうでは大谷翔平が「ベースボール史上最高の一日」を自ら更新しました。6打数6安打3本塁打10打点2盗塁で彼は軽く「50-50」をクリアしました。いやそもそも「40-40」だって10年に1人出るか出ないかの記録ですし、忘れてはいけないのは、これまでその「40-40」をクリアした選手の何人かは「ステロイド時代」の選手たちです。

 

翔平はもちろんスーパークリーンにそれを軽々と超えてみせた。


 

もし僕が野球ゲームをプレイしていたとして、自分のチームに年間50本塁打50盗塁をする選手が出来てしまったら、そのゲームの強度自体をもう一段上げてバランスを取るでしょう。つまり、「あってはならない数字」の領域なんです。

 

ただ、僕は「日本人だから云々」でドジャースを応援するようなメンタリティはまったく持ち合わせておりません。弱小球団が工夫して勝つのを観ることに無上の喜びを感じていますから、相変わらずヤンキースとドジャースは最大の敵です。

 

 

昨日、エディ・リーダーからDMが届いていました。そこには今年の日本ツアーで受けた歓待への感想とお礼、マーク(フェアーグラウンド・アトラクションのソングライターであり元恋人でもある)の新しい歌の世界の中で表現することの楽しさ、そして「キルト」を約束通り編んでくれているとのこと。「時間はかかるかもしれないけどね」って。嬉しいじゃないですか。おかげで1日、ポカポカした気持ちで過ごせました。


 

フェアーグラウンド・アトラクション、新しいアルバムが日本先行リリースされましたね。サブスクはまだみたい、まずCDとアナログから。僕はイギリスから直送されてくる「サイン入りLP」を購入しましたのでそれを待ちたいと思います。このアルバム発売まで40年近く待ったんだから、たかが2週間くらいなんでもないよね。

魔法的リアリズム(まさに)
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
9月20日 10:32

お疲れ様です!

 

今日も配信でご挨拶させていただきます。昨日のZoomミーティングの振り返り(最近好評なんですよこれが)から、昨日食事した音楽仲間との近況や、歌詞プロジェクト『アトラクション ’77』の新章のご提案、On The Beachのライブのことなど、盛りだくさんの約60分予定!
 

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【ご予約】10/12 On The Beach w/ The Shakes @クロコダイル
成瀬英樹
成瀬英樹
9月18日 17:18

2024.10.12(土)@原宿クロコダイル

THE SHAKES presents

伴慶充生誕祭 “この気持ちはOK”

 

開場18:00 開演19:00

予約4,000円 当日4,500円(共に+d)


ご予約はこちら

 

出演

THE SHAKES

(黒水伸一/黒水厚二/伴慶充/信夫正彦/イマムラタカアキ)

 

信夫正彦with伴慶充

 

On The Beach

(成瀬英樹/nelo/岸田小石/伴慶充/矢舟テツロー/石河美穂)