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おはようございます。
風邪の症状、少しずつフェイドアウトしているとはいえ、昨日も続いていましたので、一日お粥やスープを飲んでいました。今朝、体重を確認したら一週間前から3キロ減っていましたよ。わお、ラッキー。
おととい病院でもらった三種類の薬と、胃の不快感を抑える薬も飲んでいます。夜に少し熱が上がったのですが大丈夫、年内には完治するのではないかと。まあ、もう56年も生きてますのでね、風邪に関しても大ベテランなのであります。
今年、札幌に移住して来て、それでもなんだかんだで月に何度かは飛行機に乗って東京や神戸に行きました。ありがたいことに、札幌からでもいいので来て下さい! と言っていただくことも多く。
都内近郊や関西に居を構えていないことの機会損失? そうだね、あるかもしれないし、ないのかもしれない。それでも、僕のこの決断はきっと正しかったんだと思う。
だって、今年一年、すごく楽しかったんだもん。
そんなわけで、もう少しだけ安静にしてますね。
あ、そうそう、またまた来月、東京に数日行くことになりました。ホンマに毎月行っとるがな。
おはようございます!
昨日は一日、風邪で寝込んでおりました。まあ、年末年始の風邪っぴきは毎年のことだし、厄払い的にとらえてはいます。ご心配には及びませんからね。
病院に行こうと、近くの内科にいくつか電話をしてみましたが、発熱があったり症状があったりした場合は予約が必要だとのこと。まあ、考えてみればそりゃそうだよね。しかたがないので、近所の薬局に風邪薬を買いに行く。この時点で熱は38.5度あったんだけど、バファリン飲んだら少し楽になったので、ここからずっと寝てました。
今取りかかっている楽曲のアレンジをネロと詰めています。メロディに合わせてコードを細かく変更したり。コード付けってすごく大切で、聴いた印象がまるで変わってくるんだ。メロディがシンプルだからこそ。
クライアント様に気に入ってもらえることが何より大切ですが、その前にまず自分自身で手応えのある作品を作ること、作りながらテンションがあがっちゃうような、ね。今回はネロの最高にジューシーなトラックのおかげで、メロディつけがサクサク進みました。あとは何度も何度も聴き返して、出来るだけコンパクトに仕上げます。ポップスのキモは「コンパクトであること」だからね。
風邪さえひかなければ、年末にかけて毎日生配信してガンガン曲を作るつもりだったのですが、まずはしっかり体調を戻しますね。一晩寝て、ずいぶん楽にはなったから、インフルとかコロナではないと思うんだ。今日は発熱外来の予約が取れたので、念のために色々調べてくるとともに、お薬もらってきますね。
そうそう、以前からお知らせしていたコラムが昨日アップされました。作曲家の視点で「紅白歌合戦」について書きました。すぐ読めるのでぜひお読みいただき、感想なんかもらえたら嬉しいな。
おはようございます!
昨日のクリスマスイブ、素敵な時間を過ごせましたか?
僕はいつもと何も変わらず、部屋でコツコツ楽曲のエディットなどの作業をしてました。シアターキノで『バグダッド・カフェ』をやっているので、一人で過ごすクリスマスイブにこれ以上ふさわしい過ごし方はないのじゃないかとも思ったのですが、札幌の街の人の多さをイメージすると、うんやっぱり部屋で平和に過ごそうってことになりました。自分内会議にて。
『バグダッド・カフェ』(1989)を観たのは二十歳の頃。三宮駅から少し東にある「アサヒシネマ」という名画座、今でいうとミニシアター系の映画館で。ここでは『ニュー・シネマ・パラダイス』も『パリ・テキサス』も観た。
僕は当時、三宮駅から北に上がった新神戸駅近くに住んでいたので、一人で思い立ったらふらっと「アサヒシネマ」に赴き、片端からかかっている映画を観た。映画ならなんでもよかった。当然大外れを食らうことも多いのだけど、それが映画(館)の楽しみ方ではないか、と密かに思っていたりする。
そこで出会った『バグダッド・カフェ』だ。観終わったあとの身体を貫く感動は、今も忘れられない。
ここからは完全に僕の記憶で書くので、間違っていたらごめんなさいなんだけど、この『バグダッド・カフェ』、ビデオ化された際に翻訳が変わっている。ラストのセリフが微妙に違うんですよね。俄然、映画版の訳の方がいいんです。(当時の)ビデオの訳では泣けないんだよね。いや、もちろんいいんだけど、最高なんだけど、それでもね。
これって、同じようなことが、村上春樹さん訳のレイモンド・カーヴァーにもあって。カーヴァーの代表作『大聖堂』のラストの台詞も、僕が最初に読んだバージョンと、現在文庫で読めるバージョンは訳が違っています。これはどちらも春樹さんご本人の意思によるもの、春樹さんは短編や翻訳は、文庫化や全集に入れるときなどに手を入れることをされる作家として知られていますので。僕は最初のバージョンが好きなんだけどな。いや、もちろん今のバージョンでもバッチリなんだけど、僕は最初のバージョンの訳で、心をぶっ飛ばされたので。
『バグダッド・カフェ』で言うと、1997年に僕たちFOUR TRIPSはデビュー曲のMV撮影とファーストアルバムのジャケット撮影のためにLAに行きました。FOUR TRIPSのアルバム『Young Oh! Oh!』の中ジャケットで僕たちハンバーガーを食べてますが、あれ、『バグダッド・カフェ』なんです。LAの中心地から砂漠のような土地を数時間車で行ったところにあります。僕たちが映画のファンで、撮影に来たことを伝えると、お店の人たちすごく喜んでくれて、FOUR TRIPSのポスターも壁に貼ってくれたんだよね。
そんなわけで、「完全にたったひとりきり」のクリスマスイブを過ごした僕でありました。いや、そりゃ「さみしい or さみしくない」のどっちか二択、今すぐ選べ! と脅されたなら「さみしい」の方にマルつけるけども、さみしいはさみしいでもいろんなさみしいがあるんだと思う。今のさみしさは自分で選び取ったものだし、家族や仲間やメンバーともこうやってつながっていられるし、今のさみしさが、ちょうどいいんだと思う。
そしてどうやら、年末恒例の風邪っぴきもやって来そう。頭がクリアで身体が動くうちに、作曲を進めておきたいと思うので、水曜だけど作曲配信、やります。生配信でもアーカイブでも、楽しんでもらえたら嬉しいです。
おはようございます!
冬休みを利用して、北海道旅行に来ていた娘と二人の友人たちが帰って行きました。「ガールズトークもの」の映画を生で観ているような、非常ににぎやかでエネルギッシュな数日間でした。僕はずっと笑ってた。5泊の滞在、みんなも楽しんでくれたならよかった。
今日か明日、僕が書いたコラムがネットにアップされる予定です。楽しみにお待ちくださいね。
では、年末もしっかり、曲を作って行きますよ! お時間あればお楽しみください↓
おはようございます!
昨日は、シンガーソングライター「岩佐亜由美」さんがご出演のイベントに行ってまいりました。
会場は「ジャムジカ」音響もキャパも、店に佇む音楽へのリスペクト(合間にかかる曲のセレクトも最高だった!)がビシビシ感じられて嬉しくなりました。
大滝詠一さんの名言「カバーを聴けば、その歌手のオリジナリティがわかる」を地で行く夜と申しましょうか、まずはホスト役の古舘賢治さん(Gt)と板橋夏美(trombone)の『クリスマス・イヴ』
で僕の心は全部持っていかれました。古館さんのギターのリハモ具合に板橋さんの温かいトロンボーンがちょうどいいところで気持ちをプッシュしてくれて。古館さんは歌も素敵でした。
岩佐亜由美さんのご登場で一気にステージが明るくなりました。僕はつい最近、本当にひょんなことから岩佐さんと知り合って、ライブを拝見するのは二度目。ギターもソングライティングも実に基本に忠実で、安心して聴けるんですよね。そしてなんと言っても、その透き通った歌声に魅了されます。アンコールで出演者全員でジョン・レノンの『Happy X’mas』を歌ったのですが、そこでの岩佐さんの高音の美しさには驚かされました。
エビナマスジさんは一曲目に『Have Yourself a Merry Little Christmas』を。う、うまい。とろけるような声に、あったかいギターとトロンボーンが絶妙でした。終演後、近くに座ってられたエビナさんのお客様と少しお話ししたのですが、エビナさんの魅力はなんと言っても「人柄あふれる歌世界」とのこと。そう、シンガーソングライターで一番大切なのは「人柄」だ、って僕もそう思います。
最後に登場したのが「Watana Besta SOCIAL club」さん。バンドのようなお名前のソロユニットのようです。ルックスだけで言うともう完全に別世界の「俳優フェイス」なのですが、ギターも歌もバカうまなんですよね。使用ギターが00サイズくらいの見るからにいい音がしそうなギターで、サウンドホールにマグネットPUを仕込んでいるところから、「むむむ、お主やるな」と思ってはいましたが、ここまでとは。彼が歌った桑田佳祐さんのカバーにも引き込まれました。素晴らしかったですね。
というわけで、まったく前知識なしに飛び込みで伺ったライブが大当たりだったおかげで、昨夜はご機嫌で帰宅してまいりました。こんな日もあるからね、やめられない物語。
ここのところずっと、ブルース・コバーンとかばかり聴いていて、カナダのシンガーソングライターである彼が作ったこのアルバムが、僕が今暮らす札幌の日常に見事に合っていて。40年以上愛聴しているこの音楽の「隋」の部分に触れたような、そんな気がしているんです。