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本当にチャンスが欲しい人、現状を打破したい音楽家に来てほしい
成瀬英樹
成瀬英樹
8月1日 15:21

お疲れ様です!

 

昨日。朝生配信(必見!)で仮歌さんへのデータの渡し方などを解説。そのままシンガーLacoちゃんにデータを送った。その後、念のために追加でコーラスを録音。サビとAメロに上下2本ずつ歌う、いわゆる「字ハモ」だ。コーラス、ハーモニーを侮ってはいけない。ここが一番センスの見せ所である。僕の場合、裸のボーカル一本ですませることはまずない。しかしながら適切ではないコーラスアレンジほど曲を台無しにするものはない。だからいつもと同じことを言う。ちゃんとビートルズを聴こう。あそこにすべてつまっているから。ちゃんと聴いてちゃんと理解すれば、あさってのものが出来るはずがないのだ。

 

当サイト「うたを作る学校」内「成瀬ゼミ」に新しい講師をお迎えすることになった。ナルバリッチのギタリストとして、YUIさんなどのプロデューサーとしてご活躍のナッポこと『永野雄一郎』さんのレッスンだ。毎月、ナッポさんが作ったトラックに、ゼミ生たちがトップラインを乗せる。その中で一番優れた作品をナッポさんとのコライトとして、楽曲コンペに提出する事ができるという、画期的なものだ。いきなりの採用だって夢ではないだろう。

 

「成瀬ゼミ」はこれ見よがしな宣伝などはしていない。サイトの建て付けもわざと一般にはわかりにくくしている。誰もに気軽に受講して欲しいとは思っていないから。本当にチャンスが欲しい人、現状を打破したい音楽家に来てほしい。そして、この建て付けが悪いサイトを見て「可能性」を感じた勘の鋭い作家候補生たちが、成瀬ゼミで結果を出し始めている。

 

あなたは本気だろうか。あなたは勘が鋭いだろうか。僕たちは、あなたがプロになるのを全力でサポートする。もっと認められたいと渇望している人に。初心者だろうが、30年選手だろうが、ヒット曲のコンペの前では平等である。やるのはあなただ。あなた自身が貪欲に僕たちから情報を引き出してほしい。

年齢、経歴、一切関係ない。逆に「私は〇〇だから」などと考えて躊躇している人は向いていないと言える。少しずつでも現状を変えたい強い意志を持った人なら、初心者だろうが、超ベテランだろが、僕たちの味方だ。BINGO作家チームはゼミ生合わせて30名近く、全員で戦っている。全員が笑顔で、泣き言など言わない。どちらにしてもここは戦場なんだ、リングの上なんだ。でも僕たちは孤独ではない。リングサイドには仲間たちがいるからだ。

 

昨夜、シンガーの歌を待ちながらエスコンフィールド。ここは立ち見用のハイカウンターがたくさん用意されていて、入場料1000円さえ払えば、そこでじっくり観戦する事が出来る。Wi-Fiだってあるから、試合中に歌のファイルを受け取って、メロダインでエディットしながら野球を観る。疲れたら球場内のカフェに入って、ゆっくり珈琲でも飲みながら、モニターに映る試合を楽しめばいい。試合は9-2の快勝。水谷、万波、田宮のオールスタートリオをスタメンから外してもさほど戦力が落ちることなく戦える選手層の厚さがファイターズにはある。春先から新庄監督が繊細に選手起用をしてきた賜物である。

 

今日は8月1日、確か平日のはずだが、14時からのデーゲーム。そしてどうしたわけか、球場は超満員である。素晴らしい球場を作って、大切に選手を育てた結果だ。誰が何と言おうと、この春からすでに35試合、ここエスコンフィールドで試合を観ている僕は、昭和50年から野球を観続けている超ベテラン野球ウォッチャーである。その僕が断言する。新庄剛志は名監督だ、と。

実りの夏
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月31日 9:20

おはようございます!

今月も終わりますね。フェアーグラウンド・アトラクションのLIVEに参加する(僕のウクレレが、ですが)という大熱狂の7月。弊社BINGO! にとっても嬉しい「マツダヒロ」のプロ作曲家デビュー(AKB48「思いやり」)もあったり、それに伴うライブがあったり。個人的にもいくつもの光栄なお知らせをいただき、実りの夏になりました。


引き続き、全力でがんばります。今朝は作曲配信から始めますよ。昨日の再生数、マジやばい。みんな観てくれてるんだね、嬉しいです!

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朝生からはじめよう
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月30日 7:50

おはようございます!

 

今日も一日、いただいたお仕事やコンペに今の僕の全力を捧げることを誓います。

 

ではまずは、朝生作曲&近況報告配信から。今日は長いかも、覚悟!

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レコーディングスタジオに居るのが好きです
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月28日 15:56

おはようございます!

 

娘たちは、昨日東京に戻ったんですが。

 

ここ数日、とても賑やかで楽しかったから、僕一人札幌の部屋に残ったら「娘たちロス」になるところだったけど、急遽とあるレコーディングに呼んでいただいたので、僕も昨日、彼女たちと同じくらいの時間の別便で東京に飛ぶことになった。ロスにならずにすんだし、大好きな人たちのレコーディングを見学することが出来て嬉しいし、いいことばかりだ。

 

で、昨日の15時くらいに成田に着いたんだけど、暑くて暑くて、ちょっとこれはやりきれない。東京駅行きのバスに乗って、地下鉄を乗り継いで、最寄り駅からレコーディングスタジオまで坂道を歩いて汗だく。おまけに雨まで降ってきてもうグジョグジョになってスタジオにたどり着いたら、ちょうどシンガーさんのウォーミングアップが終わった頃。久しぶりに会うことをとても喜んでくれて嬉しかったな。A&Rの方もエンジニアの方も、とても穏やかでプロフェッショナルで、いいチーム、いい現場、でした。

 

僕なんかやっぱり、レコーディングスタジオが大好きだから、テンション上がるよね。歴史が作られる場所だからね。

 

そんなわけで、2曲のボーカルレコーディングが滞りなく終了。どちらも僕の渾身の作品。早くみんなに聴いてもらいたいな。

 

最近、よくコライトをご一緒させていただいている音楽家Nさんから昨日連絡あり。こちらもまだ詳しいことは言えないが、とても嬉しいことがありました。もういろいろ出てますが、まだ情報は出せないのです。待っててね。

 

そのNさんと新しい曲を作ってます。僕の仕事はメロと歌詞を書いてしまえばほとんど終わったようなものだから、移動しながらでもいつものイヤフォンを持ち歩いてさえすれば、仕事が出来るのです。「いつものイヤフォン」ってのが大切。これでビートルズも自分のもサブスクもラジオも全部聴くからね、癖を掴んでいるからね。

 

そんなわけで、今月から来月にかけて、またまた東京にしょっちゅう行くことになります。だってさ、「札幌に住んでるから行けません」なんて言いたくないやん。僕のようなポンコツがエリートたちに負けないようにするためには、フットワークの軽さと、目先のお金をケチらないことが肝心。あとは仕事のスピードね。「良い作品を作る」なんてプロなら当たり前のことだから、他のことで勝っていかないとね。がんばらないと。

 

さあ、今は成田空港。札幌に向かって飛びます。明日から通常営業と行きたいです。いつも応援、ありがとうございます。

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『小山田圭吾 炎上の「嘘」』
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成瀬英樹
成瀬英樹
7月25日 22:33

お疲れ様です!

 

今、札幌出身のSSW(そして大変著名な作詞作曲家でもある)とLINEでエールの交換をしてました。彼女の大活躍は今に始まったことじゃないけど、いつもすごいなあって思っちゃう。僕もまだまだがんばらなければ。2ヶ月ほど前に札幌で彼女とお茶した際に「僕はそろそろここで余生の準備を」なんて冗談で言ったら「まだまだ戦って行きましょう!」って言ってくれて、なんかちょっと嬉しかったりしたんだ。

 

なんと言っても僕は彼女が高校生の頃から知っているのだ。

 

 

中原一歩著『小山田圭吾 炎上の「嘘」』昨夜一気に読了。今さら、小山田さんの偉業をここで語るまでもない。彼の音楽家としてのキャリアは栄光に次ぐ栄光の連続で、僕なんかは常に彼を見上げるような感じでした。フリッパーズ・ギターがいなければ、今のJ-POPは半分くらい形が違ったてたはずだしね。

 

フリッパーの面白いのは、歌ってた小山田さんが主にギタリストとして世界的に名をなし、ギター担当だった小沢健二さんはソロで歌ってスターになったこと。そんな人たちなかなかいない。

 

件の「ロッキング・オン・ジャパン」はまだ実家を探すと出てくるはず。

 

ネットなどない時代の貴重な情報源だった同誌を、僕は創刊号からずっと買い続けていた。そう言えば、コーネリアスに関してはファーストアルバムは大好きだったけど、この(問題の)インタビュー記事あたりからちゃんと聴かなくなっていた。だって、誰がこんなひどいいじめをする人間の音楽をわざわざ好んで聴きますか。いや、これらのこと、僕としても当時も間に受けていたわけではなく、きっと小山田さんなりの大ホラだって、どこかで理解していたんだと思うんだけど、それでもね。

 

と考えたら「ロッキング・オン・ジャパン」、そしてインタビューをし記事を書いた山崎洋一郎氏は罪つくりだよなと思う。

 

娘の口癖じゃないけど、誰得? 

 

ただ、この「いじめ自慢」(と呼んでいいと思う)を、我々の世代は、というと主語が大きくなりすぎるので言い換えると、僕たち界隈では「なるほど、こんなことまで言ってしまっていいんだな」とある種受け入れていたのは確か。「小山田くん、やりすぎやんね」くらいの感想で止まっていたのだ。(ちなみに、小沢健二さんも同誌の同じ時期の同趣向のインタビューで、とある犯罪行為をなんともあっけらかんと告白していました)

 

それを「時代だから」とは言いたくない。僕だって、その時代の構成員の一人だったわけで。だからこそ、この事件は他人事ではないのだ、僕にとって。

 

そして、この「オリンピック大炎上事件」を引き起こした「共犯者」である山崎洋一郎氏に対しては、やはり強い憤りを感じずにはいられない。まったく汚ねえ野郎だぜ、何がロックだよ。と思う。一方、もし僕が今の山崎洋一郎さんの立場だったら、何か言えたかな。小山田さんを守ること、出来たかな。

 

きっと出来なかったと思う。ただ、一個、今の僕、小山田さんと同い年の僕に確実に言えるのは、今や「ロッキング・オン」が一番ロックじゃない、ってこと。だから辛いんだ。僕は「ロッキング・オン」で育ったから。あんなにロックロック言ってた雑誌が「ロックなんてどうでもいいんだよ」って言ってるようでさ。

 

実際、どうでもいいんだろうか。

 

小山田さん(とその所属事務所)には何度か、自ら弁明をするタイミングがあったんだ。そのタイミングを逃してしまった彼らの「なぜ、あのタイミングで謝罪しなかったんだ、なんらかのアクションを起こさなかったんだ」という後悔が、この問題の結論として、ある。僕もその「タイミング」をリアルタイムで感じていたから、ずっと思っていた。なぜ小山田さんは無言を貫いているのかと。

 

そして一番ホラーなのが、小山田さんを「叩きのめした」匿名のSNSの住人たちのほとんどが、音楽家・小山田圭吾になんの興味もない、いやその名前すら知らなかったということだ。小山田さんの音楽を必要としないものどもが、彼を叩きのめしたのだ。

 

それが、僕には怖すぎた。

 

それでも僕は、人は変わることが出来ると信じている。今の小山田さんにとてもシンパシーを感じている。同じ時代をくぐり抜けてきた同志として。親として、大人として、一人の音楽家として。僕も変わりたい、成長したい、と毎日必死で生きている真最中だからだ。僕だって、本当にろくでもない人間だったから。

 

 

一昨日夜から娘とそのお友達が部屋に泊まりに来ている。彼女たち、今日は朝から札幌の友人と富良野に遊びに行っている。パパも来る? って誘ってくれたけど、今日はラジオの収録をしなくてはいけないので残念だけどパスさせてもらった。行きたかったけどね。富良野、大好きなんだ。

 

生配信やZoomはお休みさせていただいている今週、とっておきのガチのコライト動画を共有します。よかったら観て下さいね。そして、みんな、夏を楽しもうね。

 

明日は、東京から野球友人が二人来ます。一緒にエスコンに行くんだ。楽しみ。

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