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「うたを作る学校」のメンバーになってください
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
6月17日 6:05

おはようございます!

 

週末のエスコンフィールドは、読売巨人軍を迎えての三連戦。僕は金曜のナイターと日曜のデーゲームを観に行きました。いわゆる一つの交流戦、エスコンで読売戦を観られるのは二年に一度、そして札幌には歴史的にも読売ファンが非常に多いということもあって、連日大入りでした。

 

金曜日は坂本の技ありホームラン、昨日は岡本の二階席に飛び込むどでかい一発。さすがはジャイアンツ、空中戦だね。ファイターズも金曜は水谷や松本、昨日は万波とホームラン返し。投手もがんばったし、2敗1分けという結果以上に、僕はとても楽しめました。

 

札幌に来てからの3ヶ月、ありがたいことにお仕事をたくさんいただきました。毎回「一曲入魂」で作らせていただいています。またいくつものお気に入りの自作曲が増えて、嬉しい限りです。

 

高校の頃とか、宅録でデモテープを作って、10曲くらいたまったらカセットにダビングして友人たちに「アルバムが出来たよ」なんつって配ったりしてね。きっとあの頃とメンタリティはまったく変わってないのです。

 

もしあなたが「プロになる」ってことを、何かを犠牲にしなきゃいけないって思ってるなら、それは違うね。ホンマもんのプロたちは、何よりまず自分自身を喜ばせています。作っている本人が「これは最高!」って思って作ってるんですよ。

 

「自分の中に大衆を持て」なんて、まるで岡本太郎さんの言葉みたいだけど笑、結局そういうことです。

 

これ、プロになってみたらわかります。だからなりたい人は、がんばれ。

 

自分の努力の足りなさを、状況や時代や才能のせいにしないこと。僕は「努力」って言葉ちょっとしんどく感じるから「工夫」って言いかえたい気もするけど。どっちにしても、人と(ちょっとだけ)違うことをやる。大幅に違うと単にトンチンカンな作品が出来上がるだけだから、ちょっとだけ。その「ちょっと」を探すことが「工夫」だと思ってて、その「工夫」に必要な努力だけやればいいってことです。

 

大丈夫。あの頃、僕のデモテープを聴かされていた友人たちも、成瀬が将来プロになるって思った人間は一人もいないから。むしろ「こいつはプロにはならない」と全員が思ったはずだよ。というか僕自身がそれ思ってたからね。それでもどうしてもプロになる必要が僕にはあったんだ。だから工夫した。それだけかも。

 

今も試行錯誤の真っ只中です。毎回、いろんなお題をいただき楽曲を作らせていただくことが、僕たちの成長につながっています。今後もご期待にお応えします。今、僕を含め僕たちBINGO!、絶好調です。流行り廃りに流されないエヴァーグリーン的楽曲なら、弊社にまかせてください。

 

さ、今朝の生配信は、先週の続き、ギターダビングとコーラスのエディットをやって行きます。今日で一回、トラック担当のOさんに送れるかな。

 

成瀬英樹の作曲中継や裏話満載の「朝生配信」を観たい方は、「うたを作る学校」のメンバーになってくださいね。

 

 

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今週の総括&ギター録音生配信!
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
6月15日 11:21

おはようございます!

 

今日の配信は今週の総括と、みんなと作るチャリティアルバム「BINGO! AID 2025」楽曲のギターを録音します↓

 

アーカイブもあるよ(多分)!

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マダックス、プロデュース、そしてソングライティング
成瀬英樹
成瀬英樹
6月14日 12:12

おはようございます!

一昨日の夜は、エスコンフィールドでファイターズとドラゴンズを観戦。ファイターズのエース伊藤大海が「マダックス」達成。WBCでも大活躍した若きエース伊藤にとっても初の快挙。貴重な記録なのだ。

 

「マダックス」とは往年の大エース「グレッグ・マダックス」にちなんだ呼称で、「100球以下での完封勝利」を指す。球数少なく一試合を完投するコントロールの良さと、ストライクで勝負できるボールの強さが必要。マダックスはあらゆる投球をストライクゾーンに投げることが出来たし、打者は常にバットの芯を外され、内野ゴロの山を築いた。

 

僕も長く野球を観戦してきたが、球場で「マダックス」に立ち会えたのは初めてのこと。最後は胸が熱くなりました。普段は試合終了後のヒーローインタビューを最後まで観るなんてめったにしないんだけど、なんか感動して観ちゃった。伊藤大海にささやかながら僕からの感謝の気持ちをこめた「拍手」を送りたくて。

 

伊藤を援護する攻撃陣も、万波中正の3ランから始まり、交流戦で完全に覚醒した水谷、若きスラッガー田宮などの活躍もあり、ファイターズファンにとってはたまらない勝ち方でした。「これを観られる」って分かってるなら、入場料が倍だって構わないよ、ってくらいのものだ。

 

嬉しい気持ちを抱えたまま、北広島駅まで25分歩いて帰る。この日、日中は20度を超えていたため、観客の多くは半袖で歩いている。6月といえここは北海道、夜は半袖じゃ寒いだろう。人生の大先輩たちが寒そうに半袖で歩いているのを見ると、いつも持ち歩いているダウンを後ろからそっと羽織って差し上げたくなる。

 

それでも季節は夏に向けて進んでいることを感じる。

 

帰宅後、深夜までかかって、今取り組んでいる案件のブラッシュアップを作家と。僕はプロデューサー的立ち位置で、作家が作ってくるものを少し離れた視点で「大衆に届けること」と「その作家らしさを表現する」ところで頭を悩ませ、具体的に提案する。今回は入り組んだ案件につき電話じゃ話が通じないところが結構出てきたので、パラデータを送ってもらって、僕も手を動かしてエディットしたり、コーラスを重ねたりもしたら深い夜になってしまった。

 

 ♨︎

 

昨日も基本的にはその作業の続きを。どうしてももう「ひと声」必要になり、ワンフレーズだけなのだがいつものシンガーさんにお願いすると快く引き受けてくれて、最高な声をすぐに届けてくれた。そう、いつだって、状況を打破するのはヒューマンパワーなのだ。

 

前日、案件のエディット作業に時間を費やしたので、ラジオの収録は昨日の午前中に行う。とは言っても音源やデータは整理してあったので、比較的楽に制作することが出来た。今週も実に「POP A to Z」らしい特集をお届けできそう。

 

午後はコーラスを収録。三声×2、合計6本。作家に送って、あとはミックスを待つ状態。

 

夜はテレビ(というかアプリをテレビ画面でモニターして、というのが正確な表現だが)でファイターズを観戦。水谷が止まらない。昨年までホークスの二軍でくすぶっていた打者、今年もオープン戦からなかなかもらったチャンスをいかせない打席が続いていたのを僕も見てたから、そして水谷のプロ入り初の「お立ち台」は母の日で、その日の活躍を僕もエスコンで観てたから、よりがんばれって気持ちになる。今年のファイターズ、田宮に続いて水谷も覚醒モード。若い選手たちが何かをつかむところを毎日感じることが、野球観戦の醍醐味の一つであることは間違いない。

 

ものを作る作業は、入り込みすぎるとジャッジが出来なくなる。プロとアマとの差はこのジャッジにある。素晴らしいアイデアを簡単に捨ててしまったり、どうでもいいところに執拗にこだわったりするのが「入りこんでいる作家」のすること。なので、プロデュース側は常にフラットな状態でいなくてはいけない。

 

と書いている現在も、急ピッチで修正を行なっています。最後の最後まで粘る、自分たちが納得いく作品を聴いていただくこと。あと少しだ、作家くん、がんばろう! 僕も妥協はしないぞ。

 

 ♨︎

 

「風見鶏の街で」の高評価が止まらない。メンバー手作りのMVが最高。こういうの、お金かければいいってもんじゃない。何を誰に伝えたいかがはっきりしているこの動画、シンプルさゆえに最高。スマホで撮ったものを、コウベリのキャプテン「ミーナ」が編集したのだそう。それって、実に「今」じゃない? 
 

 

そして、この方は僕のソングライティングを徹底的に分析、推理してくれていて、作者として本当に嬉しい。たくさんいろんなことを考えて作ってる。基本的にはポップスは「わー心地いい!」だけでもいいものだと思うけど、こうやってしっかり細部まで聴いてもらえたら作った甲斐があるというもの。嬉しい。ゼミ生のみんなにもきっと役に立つことが書かれているので、ぜひ読んでほしい。

 

さ、午後も楽しい戦いは続く。好きなことを仕事に出来て、僕らは本当に幸せだ。すべて、応援してくれているみんなのおかげ。これからもめっちゃくちゃがんばって最高の作品たちを残していくから、どうぞよろしくお願いします。

もう寒くないんですよ
メンバー クリエーターズ 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 旧プロ養成コース
成瀬英樹
成瀬英樹
6月12日 14:05

おはようございます!

 

昨日は久しぶり(二週間ぶりくらいか?)エスコンフィールドへ。「交流戦」も後半、ファイターズはドラゴンズと戦いました。WBC侍JAPANでも活躍した高橋宏斗投手にピシャリと7回抑えられてゼロ封負け。ファイターズも上原投手が力投し、終盤までしっかり試合を作ったので良し。

 

試合終了まで観ると帰りの新札幌行きバスがめっちゃ待たなきゃなので、北広島駅まで25分ほど歩くことを覚悟しなくてはいけないが、もともと歩くのすごく好きだし、なんと言っても、もう夜道が寒くない!

 

トレーナーの上に軽くダウンを着てちょうどいい感じ。試合の余韻に浸りながらゆっくり歩いて帰りました。

 

今朝起きて、一本作曲配信をしました。泣いても笑ってもアーカイブ24時間。特にゼミ生は必見。曲は最初のインスピレーションがすべて。だから、しっかり寝て、心を整えて、まずは一発で決める。そこからの微調整なんかも全部お見せしてます↓

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”バックトラックから作る音楽は駄目なんだよ。昔の人はピアノか、ギターの伴奏で曲を作っていたよね、それをデモテープとして録音する、それが大切なのさ”
成瀬英樹
成瀬英樹
6月11日 9:03

おはようございます!

 

今朝もしっかり六時前には起きて、五キロほど歩く。快晴の札幌市。トレーナーの上にパーカーを羽織って少し寒いくらいだ。来月から今年後半にかけていくつかLIVEが決まっているので、一度しっかり身体を戻さないと。食事も一汁一菜、大好きな甘いものもしばらくおあずけだ。

 

昨日は、時間が出来たらすぐにやろうと思っていた確定拠出年金関係の手続きを。引き落としがこの三月から止まってしまっていた原因を証券会社に電話で聞くととても丁寧に教えてくれた。

 

いくつかの可能性があるがおそらくは昨年僕が書いて提出した書類に不備があるのではなかろうか、とのこと。大元の年金連合会(?)の電話番号を教えてくれたのでそちらにかけると、こちらもまた非常に丁寧に教えてくれた。不備も何も、僕が書類を出し忘れていたらしい。証券会社のホームページから書類をダウンロード、新札幌駅中の郵便局まで行って、書類を書いて提出。一人で会社みたいなものをやっていると、いろんなことがある。めんどくさいと言えばこれほどめんどくさいものはないけど、日々勉強だと思っている。

 

 ♨︎

 

先日「キノカフェ」で購入した中古本の二冊目、『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書/西寺郷太』をあっという間に読み終える。著者のマイケルへの熱い想いがビシビシ伝わって泣けた。マイケル・ジャクソンがアルバム『スリラー』で世界を沸騰させていた頃、僕は中三とか高一だったわけで、まあ見事にど真ん中の「世代」だったから、すべてのエピソードを僕の人生の時間軸に置き換えながら読むことになり、より身にしみた。

 

マイケル・ジャクソン。めっちゃめちゃに売れた代償として、「仮想敵」のように見られることが多かった。プリンスvsマイケル、とか、マドンナvsマイケル、とかね。

 

マイケルは成長するにつれ、家族や親しい友人なども遠ざけてしまって、どんどんワンマンになり、どんどん寡作になっていく。そんなこんなで、結局晩年はマスコミvsマイケルになってしまったあまりに悲しい人生。

 

マイケルが亡くなったあと、純粋に彼の「音楽」が評価されるようになったように感じている。「スキャンダラスなスーパースター」ではなく。

 

どの時代のマイケルも比較的満遍なく好きだけど、一番好きなのは『The Love You Save』かな。マイケルたち家族には過酷な時代と記憶されていたとしても、音楽は本当に素晴らしい。奇跡の一曲だと思う。

 

文中のテディ・ライリーがマイケルについて語る発言を引用する。

 

「彼はソングライティングの美しさをぼくに教えてくれた人だ。言われたんだ。“テディ、昔の人はコンピュータを持ってなかっただろう?”って。”バックトラックから作る音楽は駄目なんだよ。昔の人はピアノか、ギターの伴奏で曲を作っていたよね、それをデモテープとして録音する、それが大切なのさ”ってマイケルは言ってくれたんだ。それからぼくはバックトラックをコンピュータで作ってからはじめるような曲作りは一度もしてないんだ。ちゃんとシンプルにピアノで弾いて歌ってみて美しい曲じゃなきゃ。

マーヴィン・ゲイもそうだろう?愛し合うことと曲作りは同じさ、心に残るムードが大切なんだよ」
 

  • Kenken
    6月12日 15:17

    マイケルの言葉にも改めて歌いながら導かれるグッドメロディがいかに大切かを感じました🎶