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毎回『表題曲間違いなし』と思うまで煮詰めて提出します
旧プロ養成コース クリエーターズ メンバー 成瀬英樹ゼミ 分割プラン 成瀬英樹ゼミ 〜プロ作曲家養成〜
成瀬英樹
成瀬英樹
5月7日 9:03

 おはようございます!

 昨日の朝生は生川(なるかわ)さんの歌詞に曲をつけたものを、アレンジしました。

 いわゆる「はっぴいえんど」風に、ギタープレイは細野さん的な、歌は大滝さんっぽく、ぼくなりのハイブリッドな感じで完成!のはずだったのですが、ふと「80年代再結成はっぴいえんどならどうやっていただろう?」と思ってしまい、簡単なループをあてたところ、そこからレゲエの一ジャンルである「ラヴァーズ・ロック」にするアイデアがふくらみました。

 

 レゲエやスカは80年代のバンドブーム時には多くのバンドが取り入れたビートの一つでした。レピッシュ、The Boom、フィッシュマンズ……。そう言えば最近廃れつつあるジャンルだし、Jポップ化するのも面白そうかも、と思いながら、大変楽しんで作ってます。

 

 どちらにしても、朝生の曲作りのスピードがガンガン上がってきてます。クリエーターズのみんな、そろそろ今年も2周目に入るかもしれませんよ。まだ1曲も作っていないシャイなあなたも、ぜひ声をかけてくださいね。楽しいよ。

 

 プロコースのメンバーとの共作、毎日少しずつ動いています。次のコンペにもメンバーさんとの共作を1曲提出します。今回はぼくが作ったトラックに、メンバーがさんメロを乗せ、ぼくが最終エディットを施し完成。もちろん、「作曲の研修中」であろうと、目指すは『表題曲』です。今回も完璧なポップスが出来ました。提出が楽しみ。

 

 逆に言うと、毎回『表題曲間違いなし』と思うまで煮詰めて提出します。「キープでいいか」「ま、とりあえずカップリングでも」なんて言って出して、決まるわけないと思っております。プロコースのメンバーの曲にそこまでいきなり求めるのは大変なので、そちらの基準は「キープになっても驚かないレベル」までハードルを下げておりますが、自分が関わって、クレジットも分けるのであれば容赦なく、最後の可能性まで探ることにしてます。

 

 コンペ提出の際、前日や二日前に提出してもらうと、まとめる側としてはとても助かるのですが、ぼくは提出期限ギリギリまで「まだ何かやれることはないか」と思って、メロを(メロダインで)変えてみたり、マスタリングをやり直したり、ボーカルの音量を最終調整したり、いろいろやってしまうので、「えらいあっさりしとんなあ」とは思う。粘れよ、最後まで、と思ったりします。矛盾してるんですけどね、早く出してもらうにこしたことはないので。

 

 午後はゴールデンウィークの合間を縫って、湘南T-SITEへ。この書店に来て、無心に書棚を眺めていると、何かしら新しい世界との出会いがあるから好きです。昨日はビジネス書を何冊か買ってきました。大谷翔平の凄まじいピッチング(ボストン相手に7回零封)もちょくちょく観ながら。今年はピッチャー大谷の大覚醒か。

 

 さあ、この後10時くらいから朝生やります。昨日の続き。簡単なループから一曲仕上げる方法を伝授します。とともに、今年のぼくの活動について、少し話そうかなと思ってます。迷いはまったくありません。ただ、見極めたい、と思ってます。

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バンド名は『On The Beach』に決定!
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成瀬英樹
成瀬英樹
5月6日 9:26

 おはようございます!

 昨日は一日、ゆっくりお休みをいただきました。ゴールデンウィーク中は迂闊に外にも出られないので(湘南のゴールデンウィークの大変さはよく知っているつもり。もう7回目ですからね)家で映画を観ました。

 

「アイリッシュマン」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」「パラサイト」「ドント・ルック・アップ」そして「シカゴ7裁判」です。「パラサイト」はロードショーで2回観たので3回目になりますが、それでも楽しめたかな。

 

「アイリッシュマン」はデニーロとアル・パチーノとジョー・ペシという「グッドフェローズ」とか「ゴッドファーザー」が好きなぼくにはたまらない映画でした。

 

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」は途中でタイトルが怖い!って思いあたりましたが、まさにさまざまな意味で怖かった。

 

「ドント・ルック・アップ」は信じられないくらいブラックユーモアなコメディなんだろうけど、ぶっ飛びすぎて笑えなかったなあ。面白い映画だったけど。これはホラーです。悪夢だ。

 

「シカゴ7裁判」も悪夢系。しかも実話ときてるものだから、大変なこと。途中何度もやりきれない思いを、主人公たちと共有することになります。

 

 さ、この後は朝生やりますよ!生川さんの歌詞(森高千里さんが絶賛されたという名作です!)に曲をつけたもの、「はっぴいえんど」を思わせる名曲に仕上がりました。今日仕上げて、生川さんに歌っていただけるように準備します。さまざまな落ち穂拾い的な回に今日はなると思います。よければ、リアタイ&アーカイブでご覧くださいね。

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勝者とは、決して失敗しない人ではない。決して諦めない人だ。
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成瀬英樹
成瀬英樹
5月3日 11:41

 おはようございます!

 昨日は朝生のあと、トラック制作教室の宿題をやってました。先生はとってもやさしくて素敵な方ですが、宿題はなかなかハードであります。

 自分でたくさん失敗することからしか学べない、きっとそういうことなんだろう、とがんばってます。キックやスネアの音を何百聴いて、この曲にピッタリ合うものを探す作業。それを自ら打ち込んでいく。トラックメーカーの方は、この「キック」や「スネア」の一音に賭けているのだな。ぼくたちメロディメーカーがメロひとつにこだわり抜くように。

 

 ぼくはメロディメーカーで、デモはいわゆる「作家デモ」でずっとやってきましたし、曲さえ強ければ今まではそれでなんとかやってこれた。しかしこれからはそうはいかないだろうと思う。トラックメーカー的知識と視点、そして技術がないと生き残ってはいけない。始めるのが遅れると大変なことになる。やらねば。ベテランぶってたらマジで時代に追いてかれるぞ、成瀬。上手に常に自らをアップデートしないと。

 

 今、始めるのも、老け込むのを選ぶのも、自分だ。歳なんて関係ない。

 昨夜は弊社BINGOのZoomミーティング。一年前にごく数名のメンバーで始まったこの事務所も、Zoom参加者が20人近くになってきた。画面越しだが、メンバーの必死さが伝わってきてとても嬉しい。必死だから楽しいんだよね。

 

 今回、庭メンバー→プロコースの「ミキパンダさん」が初めて書いた曲でエントリーしてくれた。成瀬のリテイクを16回食らったこの楽曲で、ミキちゃんは数名の作家の先輩たちから高評価を得た。つい2ヶ月前に作曲を始め、ダイアトニックコードってのはね、とか、ベースとはそのコードのルートを弾くんだよ、とか、ごく初歩から始めて(ミキちゃんは楽器もほとんどまったく弾くことが出来ない)ここまで作り上げたことに感嘆。と同時に、音楽が好きで、ガッツがあって、素直にアドバイスを吸収できるのであれば、ここまでの作品になるのだ、という証明になった。

 

 ぼくもぶっちゃけ、今回の提出曲の中ではミキちゃん曲が一番いいと思ったよ。

 

 プロコースのメンバーの中には「私の好きなメロディでやらせてください」ってタイプの方もいらっしゃって、それはそれで全然いいんだけど、こうしてまず仲間の審判が下るんですね。これがうちの事務所の画期的なところ。毎回一票も入らない方も必ず出てきます。ぼくの作品も0票ってこともあったよ!

 突出した作家は大体決まってきていて、キープもその作家たちが獲っていきます。みんなニコニコしてるけど、厳しく聴いてます。楽しみだね。BINGO作家のメンバーも有力な方が二人も増えたし、プロコースのみんなは追いかけてくるし。

 

 それでも、やはり、コンペはそう簡単に決まりません。笑顔で「年に100曲」をクオリティ保って書けるようになるかが、プロとアマの違い。まずはその「クオリティ」を自分自身で体感出来たらいいね。逆に言うと「100曲」をクオリティ保って書けたら、採用はされます。「100曲」書いてキープが0なら、その時はしっかりあきらめたらいい。ただ、闇雲に「100曲」書くのではなく、クオリティを保つ。そのジャッジをするために、作家であるぼくが代表をしている意味が出てくるのだと思います。


人生の失敗の多くは、成功にどれほど近づいているか知らずに、それを目前にしながらあきらめてしまうときに起こるのだ。
 

勝者とは、決して失敗しない人ではない。決して諦めない人だ。


テーブルを見渡してみろ。もしカモが見当たらなかったら、席を立て。お前がカモだ。

 

「アフォリズム」ロバート・ハリス より



 今朝はそんなこんなで寝坊してしまった。朝生はゴールデンウィークいただこうと思います。昨日のアーカイブもあまり見られていないし、みなさんもきっとバタバタですよね。もしよければ、昨日の生川さん曲の立ち上げ動画、面白いから観てくださいね。次は明後日の木曜朝、やります!


 (メンバーのみんな!投稿読んだらハートマークくださいね☆)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『伊藤銀次・杉真理・佐野元春』ポップスの魔法
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成瀬英樹
成瀬英樹
5月2日 9:14

 おはようございます。

 

 昨夜は「ビルボードライブ東京」で、伊藤銀次さんと杉真理さんのジョイントライブ「伊藤銀次&杉真理  トライアングルソングス」を観てきました。久しぶりのビルボード。思えばたくさんの思い出があります。エディ・リーダーが来日するたびに、呼んでもらってウクレレを弾いたなあ、とか。楽屋のケータリングやスタッフのおもてなしも素敵なんですよね。あとはアラン・トゥーサンも忘れられません。最高だったな。

 

 銀次さんと杉さんが交互に「ナイアガラ・トライアングル」関連の歌を中心に歌うショー。一曲目の必殺スタンダード「Down Town」から一気に引き込まれていきました。思えば銀次さんのライブを拝見するのも随分久しぶりになります。コロナの前、一緒に神戸・岡山をツアーして以来だから、2018年から観ていなかったことになるのかな。4年か…。

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ポップス講座 大滝詠一 編 ありがとうございました!
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成瀬英樹
成瀬英樹
5月1日 11:43

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