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お疲れ様です!
札幌の夏の夜は涼しくて気持ちがいい。窓際のソファに寝転んで、窓を全開にして夜空を眺めながら本を読んだり文章を書いたりするのが好きです。蚊がいないので、網戸も開け放すことが出来るから、空が綺麗に見えるんだ。雲も月も星も。
今夜は、短パンだとちょっと寒いくらいです。
昨日のオールスター、一日中たっぷり楽しみました。北海道に移住して来た春頃には考えられないような夏になりました。あらゆる意味で。こちらに来てから、かなり慌ただしく仕事をがんばって来たから、ちょっと数日くらい休んでみようと思っています。
オールスターには、弊社作家のマツダヒロくんも神戸から飛んできました。彼は僕の会社BINGO! で作曲の講師として大いに活躍してくれていますし、AKB48の「思いやり」での初採用のお祝いの意味も込めて、オールスターと北海道旅行をプレゼントしました。今進んでいる案件を担当してもらっている関係で、一泊二日の弾丸にはなりますが、それでも大いに楽しんだんじゃないかな。
一昨日から娘がこちらに来て、僕の部屋に泊まっています。
と言うか、そもそも僕が今暮らすこの部屋にはもともと娘が大学に通うために住んでいて、僕がよく泊まりに来ていたのです。春から彼女が東京の大学に編入することになりこの部屋が空くことになったので、僕が「住みたい!」と手を挙げたってわけ。つまり、娘にとっては「久しぶりに帰ってきた」状態なんですね。
「パパ、案外ちゃんと住んでる!」って娘、驚いてました。あはは。
そんなわけで、数日間、娘とそのお友達が泊まって行きます。にぎやかでいい。二人は今日、札幌に出かけて、素敵なTシャツを買って来た。僕のためにもセンスのいい文庫本カバーを買ってきてくれたよ。すぐに今読んでる「百年の孤独」につけました、透明でかっこいい。娘のお友達もかなりの読書家みたいで、転がってる文庫本はサガンとドストエフスキーだから、きっとそういう文学好きなとこも二人の共通点なんでしょうね。
というわけで、二人がコンビニから帰って来ました。今からちょっとジャンクな夜食パーティが始まるようですよ!
おはようございます!
日曜日、一日どうしても自分の機嫌を取ることが出来なかった。
おはようございます!
17日の「マツダヒロ(にこいち)作曲家デビュー記念ライブ」、ご来場いただいた皆様、配信で観てくれた皆様、本当にありがとうございます。
マツダヒロは僕にとって「弟子」とまでは言わないまでも(ワシは弟子はとらん主義でのう)、彼にとって僕が作曲の師匠であることだけは、そうなんだろうなと思います。
2015年かな。神戸の「にこいち」というデュオが黒沢秀樹さんのプロデュースでデビューすると聞いたんです。にこいちを仕掛けたプロデューサーM氏を僕は、彼が学生時代バンドをやっていた頃からよく知っていたんで、その流れもあり渋谷で行われたデビューライブを観に行きました。
にこいちへの第一印象は、まったく洋楽を通っていないJ-POP世代の楽曲。にこいちの二人が学生時代に憧れたであろうコブクロやゆず、ミスチルなどの影響を隠さない。いや、隠せないと言った方が正確か。
だからこそ、L⇔Rという「洋楽をJ-POPに変換する」技術の見事さで歴史に名を残したバンドのギタリストである秀樹さんとの相性、かなりいいのかなと感じた。M氏、ナイス。
実は秀樹さんの登場までは、僕の永き盟友FOUR TRIPSのドラマー初田努が、地元神戸でにこいちのアドバイザー的なことをやっていたらしいけど、初田は秀樹さんの登場により、自ら後ろに下がったんだ。ここが初田らしい。(そして今もなお、にこいちと初田の関係は続いている。マツダにとっては、初田こそ本当の師匠だろうと思います)
マツダの楽曲の強さは、アコギ一本で成立させなければいけないスタイルの「にこいち」で鍛えられました。ライブでは目の前にお客様がいるわけで、そのお客様の反応を見れば今歌っている楽曲が「生きている」のかどうか、すぐにわかります。
「魂」が宿っていない楽曲はすぐにバレてしまいますし、お客様はその落胆を表情にしっかり出します。
実はこれ、ネット時代のアイドル楽曲も同じことなのです。SNSの登場で、楽曲の耐久性が可視化されています。昨年出した曲がすでに風化していることもあれば、15年経ってもなおその評価を上げ続ける楽曲もある。「普遍性」なんて言葉にしちゃうのは簡単ですが、ちょっと調べればそれ、全部わかっちゃうんですね。
僕はマツダに言いました。もう君は昨日までの君ではない。作曲家マツダヒロのデビュー作の歌詞を書いてくださり、この曲を選んでくださったのは誰なのか、その責任をしっかり感じてほしい、と。
そしてこの先10年20年、歌い継がれる楽曲を作れる作家になってほしいと願っています。
今回の『思いやり』の歌詞を読んでみてほしい。これ、マツダの歌だと思いませんか? 同様に『君はメロディー』の歌詞はどう考えても「僕」の歌なんです。あの歌の主人公は僕です。『君は僕だ』だってそう。なぜ、秋元先生は僕のことをこれほどまでに知ってくれているんだろう?
これ、この歌を歌うメンバーたちもきっと、同じことを思ったと思うのです。前田さんは『君は僕だ』を聞いて、「私の歌だ!」と思ったでしょうし、実際秋元先生は前田さんに当て書きしたはず。それでも『君は僕だ』は僕の歌でもあります。
「普遍性」って、こういうことなんじゃないかなって、最近よく感じます。
僕が敬愛する村上春樹さんの著書『職業としての小説家』、第一章の締めの一行をマツダヒロくんに捧げます。これは春樹さんが、新人作家たちに贈った言葉です。
「リングへようこそ」
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L ⇔Rのファンだったワタクシ、腑に落ちました!!
マツダヒロさん、本当におめでとう御座います!!-
コメントありがとうございます😭
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18日はオフ。愛と笑いの一日の夜、宿に帰りメールをチェックしたら、複数の嬉しいメールが来ていた。君が一旦そのままソファに倒れ込んで眠ってしまったのは、ここ数日の疲れに原因がある。さすがに君もそれを認めないわけにはいけないだろう。
そう、君は疲れている。
君は深夜に起きた。シカゴの「長い夜」の原題くらいの時間に。もう一度メールを確かめた。間違いない。君は作詞をお願いしていたKにLINEをしてみた。Kは夜光虫なので、起きている可能性はある。すぐに既読がついたので、かけていい? とことわってから、君は電話をかけた。深夜(いや「未明」と呼ぶべき時間だろう)に電話がかかってきた理由をKはすぐに理解した。彼は驚いていたが君としてもそれは同じことだ。実感は後からやってくる。まずは一緒に修正をがんばろうと君はKに伝えた。
Nには「起きたら電話して」とLINEしておいた。朝、かかってきた。寝起きのカサついた声が、状況をつかむと途端に弾み出した。彼自身のこともそうだが、仲間と一緒に切磋琢磨した仕事が決まったことがとても嬉しいようだ。Kよかったなあ、Sくんよかったなあ、と。
そう、Sだ。つい半月前に彼から「もうモチベーションが続かない、ご迷惑をおかけするのでBINGO! を辞めたい」と連絡があった。君は来るものはときに拒むが、去るものを追うことはしない。が、SにはBINGO! の初期メンバーとしてそれなりの思い入れもある。「三日考えてみてそれでも辞めたければ辞めたらいい」と君は言った。