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おはようございます!
昨日は朝生配信の後、じっくり読書を。札幌で購入した「ハックルベリー・フィンの冒けん」(柴田元幸さん訳)を読了しました。現代では使用できない「すごく汚い言葉」が執拗に使用された、それでも素晴らしい小説。ハックやジムを応援し、頭でっかちのトム・ソーヤにツッコミを入れながら、夢中になって読みました。
この長い小説を読み終えることが、人生における一つの小さな目標でもあったので、嬉しい気持ちでいます。10代の頃から何度も新潮文庫版を読もうと努力していたのですが叶わず。
柴田さん訳のおかげで読みやすさととともに、ハック自身が語りをする意義の深さをも感じられて。ハックの拙く出鱈目な文法や間違いだらけの記述、それゆえに真っ直ぐに自然を描写し、死にすら憧れを抱き、孤独を知り、本当に大切なことを身をもって実感していくことがリアルに描かれています。
これこそがこの作品を単なる少年の冒険譚に終わらない「文学」にしてるんだな。何を語るか、も大切だけど「どう語るか」が一番大切なんだと。それはポップスの作詞にしたって同じことだから、すごく勉強になりました。
200年も前の小説に今感動できるわけだから。僕の作った歌の賞味期限はどのくらいだろうかね。
夜はレッスンを。Sさんは書くうた書くうたが全部素晴らしい。今回も出来上がりが楽しみです。
今朝は生配信をお休みさせていただくね。楽しみにしてくれている皆さんごめんなさい。師匠にお呼び出しいただいたので、都内に会いに行くんだ。楽しみです。行ってきます!
おはようございます!
昨夜は弊社「BINGO!」の作家さんたちとの全体Zoomミーティングでした。実際にコンペに提出した楽曲を作家同士で聴き合い、お互いに評価をして行きます。最近はこの「評価ランキング」と実際のキープが完全にリンクして来ました。素晴らしいこと。
作曲とは「作る」作業というより、いくつもあるアイデアやメモの素材から組み合わせて「編集する」作業ですから。どのメロディが「勝つ」のかを知るには、実際に作ってコンペに出して、他の作家たちの評価を聴くことが肝心です。
50年代のニューヨークのティン・パン・アレイも60年代のモータウンも、みな「コンペ」です。たくさん集めた楽曲から、「次のこいつの勝負曲はこれだ!」って戦いから、さまざまなヒット曲が生まれてきたんです。現代のティン・パン・アレイである楽曲コンペ、チャンスがあるって素晴らしいことだとやっぱあらためて感じます。
というわけで、今回は私の曲のぶっちぎりでした。今回のお題で僕が社内で負けるわけにはいかない、って気合いで渾身のを書きました。自信作だったので、ぶっちぎれてよかった。(にこいち松田に2回ぶりに勝てて嬉しい)
後輩たちの作曲力がゴリゴリに上がってきていて、自分の中のハードルも同時に上がってます。成瀬英樹、今が「収穫期」です。めちゃいいメロディが次々と出てきます。
もちろん、楽曲の書き下ろしもやらせていただきます。最終の納品までやりますので、何なりとご用命下さい。
Zoomミーティングの後、POP A to Zの収録を。男性デュオの草分け「エヴァリー・ブラザーズ」を30分たっぷりお届けします。僕の番組は愛聴アナログレコードを「令和の音圧」にマスタリングしているのがミソ。作曲作業の仕上げのマスタリングは大変大切な工程で「音を歪ませないように、音を整えながら、なるべく音圧を上げる」ことがコンペのデモ(いや、リリースものでも大切ですが)では肝心になっておりまして、その作業がアナログレコードからのマスタリングでもいかされております。レコードをAIでマスタリングするって、なんか倒錯してて楽しい。時間はかかるのですが、やっぱレコードをかけていると「ラジオ!」って感じがグッとしますものね。
早朝起きて運動して、朝作曲して、午後レッスンして、夜作曲して、寝る前に読書をする。こんな生活に戻さなければ。今夜から、がんばってみよう。
では朝生配信やっていきます!
おはようございます!
今日の配信は、BINGOの作家さんたちと、Song Gardenのみんなの合同チャリティアルバムの試聴会をしようと思います!
おはようございます!
昨日は朝生配信のあと、一日作曲作業。おととい一度完成した曲のキー決めに苦戦しました。「あちらを立てればこちらが立たず」ではないですが、「これ以上キーを下げたらAメロが低すぎちゃうし、これ以上上げたらサビが一箇所高すぎちゃう」のです。
これを回避するために、ABメロを「短三度下げる」ことはよくやる手で(「お姉さんの独り言」は完全にそうやって転調を作りました)逆に言うと、最初から「転調してやるぞ!」って張り切って仕掛けること、僕はあまりないです。
今回もそんなわけで、「ABメロを短三度下げ」で対処していたのですが、うーんやっぱりサビがグッとくる音域に行ってくれない。サビ頭って一番大切なんですが、そこが今ひとつしっくり来ないのよね。
かくなる上は、転調のアイデアを一旦消して、ABのキーを一番低いところに合わせてストレートで最後まで行くようにして、ここに来てサビのメロを全取っ替えしました。で、結果非常に納得のいくサビメロが出来ました。めでたしめでたし。
今回のアレンジもめちゃバッチリ決まったし、今からミックス作業、がんばります。そんなわけで、朝生は今日の分は(通常お休みである)明日に振り替えてやりますね。今日はミックスダウンにフルコミットさせていただけたら嬉しいです。
おはようございます!
さあ、今日は休日スペシャルということで、いっちょリアタイで歌詞を書いてみようと思います!
Song Gardenの皆様はぜひ、リアルタイムで、アーカイブで、ご覧くださいね!