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おはようございます!
今日はこの後、生配信します。正午くらいから! アーカイブも残しますので、ぜひ観てね!
『アトラクション ’77』進めて行きます。あと、On The Beachの新曲も作る!
昨日は丸一日かけて『百年の孤独』を読んでいました。この世界文学史に燦然と輝く名作、なかなか一筋縄では読み通せない敷居の高さでも知られていて、それはこの日記でも何回か書いた通りですが、いやいやどうして、半分を過ぎたあたりから物語が僕の頭の中でドライヴしてきて、夢中になって読んでいて、ふと気がついたら夜になってましたってば!
そしてそして、On The Beachの10月12日のクロコダイルでのライブもそろそろプロモーションかけて行きますよ! 矢舟テツローさん入りのオンビー、一体どうなるのか? どうぞお楽しみに!
昨日は『スオミの話をしよう』を札幌の駅ビル内にある映画館で観てきました。
僕は三谷幸喜さんのドラマは昔からほぼ楽しく観ているし、彼の映画は映画館で観ています。三谷さんの主戦場である舞台は拝見したことがないので(チケットが取れない)、まあ「ライトなファン」くらいの位置であろうかと思います。
この種の「大きなお金が動いた映画」の宿命で、俳優や監督ご本人があちこちのメディアでプロモーションの一環として映画のあらすじ的なことをホイホイ話してしまうということがあって、僕はそれらの情報を遮断することに一苦労します。だって何にもまったく知らないくらいで観ないと面白くないじゃん。何にもまったく知らないで観ることが出来るチャンスはたった一回なわけだから。
例えば、是枝監督の『怪物』を僕は公開から幾分時間がたってから映画館で観たのですが、映画を観る際は情報をまったく遮断する自分の癖に対してこれほど感謝したことはなかった。エンドロールで感動に震えながら、「成瀬、お前はよくここまで(こんなにメジャーな映画の)何をも知らないまま観ることができたな、がんばったな」って声をかけてやりました。
『スオミ』に関してもそう。何も知らなかった。なんの映画かも、知らなかった。それがよかった。だから、この映画の内容に関して、何かを語るのはやめておきます。
ただ一個言えるのは、僕にとってはこの映画、家でサブスクかBlu-rayか何かで観た方が楽しめたかも。というのも、おかしくておかしくて、爆笑の連続だったんだけど、映画館でそんなに大きな声で思う存分笑えないじゃないですか。家だったら、もっとガハガハ笑えたなあ。なんてね。
主演の長澤まさみさん、重要な役の宮澤エマさん、瀬戸康史さん、坂東彌十郎さんは、三谷さん脚本2022年のNHK大河『鎌倉殿の13人』組。僕も夢中になって観てたドラマだったから、嬉しかったな。宮澤さん、瀬戸さん、最高だった。
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長澤まさみさんとは、2度、現場で一緒になったことがある。「なんでやねん」とあなたは思うかもしれないが、本当にあるのだ。
とあるジブリ映画の彼女は主役の声優で、僕は主題歌を歌うシンガーのサポートギタリストとしてその場所にいた。一度目はホールの控室、2度目は都心の大きな映画館の隣にある超高級ホテルの一室(控え室として使っていた)。
長澤さんは映画のための舞台挨拶をされるためにそこにいて、僕はシンガーの主題歌披露の演奏をするために端っこの方にいたのだ。
『スオミ』を観て、ふとあの控え室での長澤さんのあまりにもナチュラルな姿を思い出した。プロデューサーやスタッフみんなとわいわいやってる彼女の笑顔を。あまりに自然にその場に馴染んでいたので、その笑顔の女性が主役の俳優だと気がつくのに時間がかかったことも。
「僕はこの人の笑顔を間近で見たことがあるんだぜ」と思わず誰かに言いたくなる、『スオミの話をしよう』はそんな映画。「それがどうした」と言われると返す言葉もないが、そうとしか言いようがないのだ。
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映画を観ていた間に、今回一緒に『動く唇』を作曲したナッポさんからいくつかLINEが来ていた。彼の作家仲間のみなさんにも大変好評をいただいていることを知らせてくれた。僕はとても嬉しかった。ナッポさんが、今回の仕事を誇りに思ってくれていることが伝わって来たから。そして、『動く唇』を聴いてくれた人にはしっかり届いていることを、僕たち作者が「実感」出来ていることが。
三谷幸喜さんもきっと、このやりたいことを全部やってしまったような映画を完成させ、手応えを「実感」されていることと思う。作品は公開されてしまえば作者の手を離れ、観たり聴いたりする人のものになるが、作者としてはその作品を作った「実感」こそが、目先の大ヒットなんかよりもずっと価値のあることなのだろうと思った。
おはようございます!!!
『アトラクション ’77』プロジェクト、快調に進んでいます。作詞コンペで選ばれたsproutさんの歌詞に、次点の井指冬輝くんの歌詞を配合しつつ、成瀬がメロディをつけて整えています。
実は一昨々日、一昨日と二度、配信したり収録したりしたものが、録画に失敗しておりまして、それがどちらも結構な分量でリアルタイムで解説しながら作曲した「おいしい動画」だったので、僕としてもとても残念だし、みんなに大変申し訳ないと思いつつ。それでも僕の手元には、素晴らしい『アトラクション ’77』の「種」がもうすでにあります。ワンコーラスの弾き語りですが、この段階で全体をイメージ出来ないといい歌にはならないのですからね。
そんなわけで、引き続き作って行きます!
クリエーターズのみなさんは、ぜひ「BINGO! AID」曲の準備をしていてくださいね。順番に個々、連絡入れさせていただきますし、みなさんから先にアイデアを送ってくれても構いません。今年も楽しく一緒に曲作りましょう!
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僕がyou-me名義で作曲しましたWHITE SCORPION『動く唇』のMVが公開9日で早くも50万再生をクリア。
「YouTubeの数字の見方」として、再生回数とともに「高評価」の数が大切なのですが、そちらはすでに1万(!)を超えています。ご好評いただいているようで、作者の一人として大変嬉しく思います。
「ダンプラ動画」というダンスに焦点を当てたワンカメ動画もすでに2本アップされています。こんな文化があることを今回初めて知りました。ダンスを勉強している人や、それぞれのメンバーのファンの方にはたまらないアイデアですね。
「アルバムリード曲」(この文化も成瀬的には初)って「シングル表題曲」とほぼ同義語なんですね。一所懸命に集中して仲間と作った作品が、半年もたたずにこうしてたくさんの方に聴いてもらえる。僕がこの仕事を愛する理由の一つがここにあります。
来月には別のアーティストのメジャーリリースがあります。こちらは「成瀬英樹」名義での「表題+カップリング+アルバム収録」のトリプルコンボです。いいタイミングでお知らせできるように準備しております。もうバレバレかとは思いますが、発表の際は拡散をどうぞよろしくお願いします。「X」の場合は押すボタンは「♡」じゃなくて四角い方「リポスト」のボタンを押してください笑
札幌はすでに十分涼しいです。引き続き『百年の孤独』をチビチビ読んでます。まさに毎日チビチビ読むに相応しい本。世界の古典文学って、ドストエフスキーとかもそうなのですが、「攻略本」もたくさん出てるので、楽しみ方から指南してもらえるからいいね。
結局最後には、人間っていつの時代も、世界のどこでも、そんなに変わらない、愚かで時に愛おしい存在だよなあって思えるのがいいですね。
おはようございます!
今日は朝からラジオの収録と作曲レッスンを楽しく終え、生配信をがんばっていたのですが、途中で音声トラブルが発覚! 結構たくさん喋って歌ったのですが、残念ながら今回もお蔵入りに。
で、やり直し配信をやっていましたが、途中で抜本的に変更が必要だと感じ、キリがいいので一旦配信をやめ、クライアントさんと意向を確認して、また再開しようと思います。やるからには絶対、いい歌にしたいからね。
そんなわけで、実は明日公開しようと思っていた、作曲レッスン動画を今日、公開します。レッスン一本まるごと収録しました。ゼミ生以外のメンバーのみんなにも観てもらえるようにしてますので、成瀬が普段どうやって作曲を教えているのか、ぜひ見学してみてくださいね。
今は9月11日の25時過ぎ。
昨日、今日とエスコンフィールドでナイトゲームを観戦。なんと2試合続けてのサヨナラゲーム!
これはまさに、音楽と野球の神様が手をつないで、『動く唇』を含むWHITE SCORPIONのEP「Caution」の発売を祝ってくれたに違いない。昨日と今日は、フラゲ日と発売日、なのだから。
共作曲と編曲担当のナッポさんのところにも、彼の友人知人業界の方あちこちから連絡があったそう、『動く唇』大好評とのこと。嬉しいじゃないですか。
そう、『動く唇』。やはり歌詞のことを考えてしまいます。何度聴いても飽きさせないつくりになっているのはもちろん、何度も聴くことでまた新たに浮かび上がってくるイメージもあります。身近な恋愛話しに例えられていますが、本質的にこの曲のメッセージは「君自身の愛を貫け」ということだろうと僕は受け止めました。聴きやすく意味も理解しやすい歌詞なのに奥深い。このような素晴らしい歌詞を乗せていただいて嬉しいですし、誇らしいです。やったぜ。
ちなみに、今読んでいるガルシア=マルケスの「百年の孤独」は、”めちゃくちゃおもしろいけど、めちゃくちゃ読みにくい” です。最初は僕の読解力が乏しいせいかと思ったけど、これ作者がわざと読みにくく書いているんじゃないかと。
読むたびにぐいぐい引き込まれて行くにもかかわらず、結局何度も同じ箇所をじっくり読んでしまう。いやこの本、こうやって読むことを意図されていたのでは。じゃないと、こんなに同じ名前のついた人を何人も何人も出して、話をややこしくしないだろう。そう、実にややこしい。そして、滅多やたらにおもしろい。読みにくいということは、そう簡単に読み終わらない、じっくり読めるということ。
もうしばらくは僕もこの本の中の「マコンド」という街の住人だ。
昨日の生配信後に一本、「歌詞を整え、曲をつけてワンコーラスを完成」というおいしい動画をsoulmixのみんなに見てもらうために作ったのですが、なんと録画を失敗していました。ごめんなさい、一番いいところなのにね。ですが、ワンコーラスの「うた」は残りました。なかなかいい出だしだと思います。5番くらいまである長い曲をイメージしているので、先は長そうですが、コツコツじっくり作ってまいります。どうぞ明日からお楽しみにしていてくださいね。
ちょっと仮眠をとって、早朝にラジオの収録をすることにします。選曲と仕込みは済んでいるので、あとはマスタリングとDJ録音です。丁寧に作っていきますよ。