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どこよりもわかりやすい小沢健二『LIFE』論
成瀬英樹
成瀬英樹
9月2日 12:06

おはようございます!

 

今日の生配信は「どこよりもわかりやすい小沢健二『LIFE』論」を語ります。

 

フリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」にはそれまでの音楽をすべて古いものにしてしまう力がありました。昭和で言うとサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」の衝撃くらいの。

 

しかし、その数年後に小沢さんがソロとして出した「LIFE」は完全に社会現象になる。そのあたりの時代を「プロを目指す音楽家」の真っ只中で生きた小沢さんと同い年の成瀬が今回の「LIFE再現」を成瀬はどう見たのか? をじっくり考えてみます。いつものように話しながら考えよう(笑)

 

今日は特別編として、このブログを読みにきてくれた人には公開してみます。よかったらぜひ!
(あ、余計なこと話しちゃったら、アーカイブはないですw)

 

  • かねまん
    9月3日 0:44

    動画、アーカイブで見させていただきました
    そう、今回は武道館に行けなかったのです!

    最近は、毎回どこかしらに参加できていたのですが
    オリジナルメンバーが30年後に集まるってところ、一夜限りってところがさらに倍率を高くしたんでしょうね

    LIFEが大好きなのは当たり前ですが、最新のアルバムも大好きです!

    その時間、落選した良さんが働く、まほろ座にいました!

ゆっくりと夏が過ぎて行きます
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成瀬英樹
成瀬英樹
8月30日 9:37

おはようございます!

 

今朝の札幌は天気雨です。みなさんの住む街はいかがですか。今回の台風の進むスピードはかなり遅く、この週末はずっと西日本にいるような感じみたいですね。雨や風による直接の被害のないことを祈るのはもちろんですが、楽しみにしていたイベントが中止になってしまったり、交通が乱れて動けなくなってしまったり。お気持ちお察しします。

 

僕も明日は武道館に行きます。小沢健二さんの「LIFE」再現ライブを観に行くのです。どうやら札幌から東京へは問題なく移動できそうですし、コンサート自体も行われるようで一安心。残念ながら来られない方がいることを心に留めながら、同時代を生きた同い年のスーパースターの名盤再現の貴重な機会を楽しみたいと思います。

 

「LIFE」にギタリストとして参加された小暮晋也さんを、都内スタジオから多摩地区の彼の自宅まで車で送って行ったことがあります。15年くらい前のこと。たまたまあるアーティストのプリプロの現場に僕がアコースティックギター奏者として呼ばれていて、小暮さんはエレキ担当でブッキングされていました。もちろん僕は小暮さんを大変リスペクトしていましたので、様々なお話を伺ううちに、自宅の方向が同じということが判明し、じゃあお送りしますよとなったのです。

 

帰りの車の中、話の流れで「LIFE」にまつわる大変「粋」な制作秘話というか、ちょっとした秘密? を伺いました。自宅に帰って聴いてみると、あら不思議、今まで聴いていた「LIFE」とはまるで違うように聴こえました。別にこの話、言っちゃダメな話とかそういうのじゃないし、よく聴けばわかる人もいるかもしれない(ネットを検索してもわかった人の話はまったく出てきませんが)、制作側(小沢さん)のちょっとした工夫とこだわりなのですね。そのこだわりが小沢健二を小沢健二たらしめているのだと、あらためて彼の音楽家としての鋭さに感じ入ったことがありました。

 

「LIFE」は小沢さんの2枚目のソロアルバム。僕は1stの「犬は吠えるがキャラバンは進む」を大変愛聴していましたので、もちろん「LIFE」も発売日に買いました。当時感じたのは、何より「歌」がうまくなっていたこと。「フリッパーズ・ギターの歌わない方」だった小沢さん、1stアルバムでは歌うというよりメロディに乗せて語るようなスタイルだったので、この「LIFE」での変身ぶりには驚かされたものです。「もうこれ普通に歌手やん」って思いました。

 

当時の僕は、神戸の高架下のCDショップでバイトしながら、バンドで吉本興業の劇場に出演したり、チキンジョージという神戸のライブハウスでライブ活動していました。もちろんデビューして自分たちの音楽を世に問うことが僕らの人生の当座の目的でした。そんな僕がこの「LIFE」のまっすぐでどこにも媚びていないのに、めちゃくちゃ時代のど真ん中を貫く「LOVE」の表現方法に、すっかりまいってしまったのは、きっとあなたとおんなじです。

 

変な言い方だけど、「売れる」ってダサくなきゃダメで、特に当時の日本ではヒット曲にその「ダサさ」という調味料をどのくらい入れるか、って考えることが必須だったんです。でも「LIFE」にその調味料は入ってなかった。徹頭徹尾、文学的で音楽的で、音楽に対する愛に貫かれていながら、完璧にプロフェッショナルな作品で、それでいて圧倒的に「たった一人の女の子」に向けてだけ歌われているあまりにも個人的で具体的なラブソング集。まったくもって新しかったし、同じようなアルバムは(小沢さん本人をもってしても)二度と作られることがなかった奇跡の作品集なんですね。

 

1960年代後半に生まれた僕たちが「胸を痛めて いとしのエリーなんて聴いてた」頃から40年たったということ。いいじゃん、素敵じゃないか、って思う。

 

22年前に生まれた僕たちの娘はもうすぐ22歳になろうとしていて、彼女ももちろん小沢さんのファンで。小沢さんにもお子さんがいらっしゃって、今はその子に向けて個人的に具体的な、そして鋭さを増したラブソングを歌い続けてくれている。それが、僕にとってどれほど勇気をもらえることか。同好の士のあなたなら、ご理解いただけることと思う。

 

明日、無事に開催されることを祈りつつ、パーティを楽しんで来ます。人生はあの頃考えていたよりもずっとずっと重厚だけど、歳を重ねるのは全然悪くないな。

 

 ♨︎

 

一昨日締め切りの「歌詞コンペ」にたくさんご応募いただきありがとうございました。このあと「朝生」でじっくり読ませていただき、調整が必要であれば多少こちらでさせていただきます。それをクライアントさんにプレゼンし、どなたの作品を元に制作するのか、を決めて行く流れと考えています。

 

この秋、ついにこの「うたを作る学校」から作詞家デビューされる方が二人、しかもメジャーリリースでという快挙で。どの作品がどうめぐりめぐって幸運をつかむかなんて本当にわからないもの。僕自身あらためて今回それを強く感じました。

 

だからこれからもみなさんと「チャンスを共有」して行きたいと思います。今現在、僕が「自分の作品を世に問う」ことが出来るのも、そうやってチャンスを分けてくれた先人たちがいたから。もちろん、ぼんやり生きている人のところにはチャンスはやって来ません。それを強くつかみたい、自分の力を試してみたいとがんばるあなたは、僕の音楽的友人です。

 

 ♨︎

 

まだクレジットが発表されていないので、限定公開にしますが、昨日僕の作曲した楽曲のティザーが公開になりました。MVとサブスク先行配信が9月4日に、盤の発売はその翌週です。テレビでも歌ってもらったり(その際にしっかりクレジットは出ました)、「アルバムのリード曲」って概念がここ数年ポピュラーになってきたものだから、僕にとっては初めての経験なのですが、これほとんど「シングル表題」級なんだと理解してきて、すごく嬉しくなってます。

 

久しぶりの様々な「公開までのカウントダウン」をじっくり楽しみたいと思います。メンバーのみんなは↓をぜひ観てね!

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成瀬&にこいちのコラボ版「カーテンコール」聴いてね!
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成瀬英樹
成瀬英樹
8月28日 13:22

おはようございます!


今日は配信でゆっくり近況をお話ししたり、新しい音源を作ったりします。


あ、さゆりんとにこいちと僕のコラボレーション「カーテンコール」音源にアップされてます。
聴いてね!


では、配信で会いましょう!

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バレちゃうんだよ、きっと。
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成瀬英樹
成瀬英樹
8月26日 20:14

お疲れ様です!


ナッポこと永野雄一郎さんによる、コライト講座「ナッポゼミ」が今月から始まってまして、今回は5名の方が、ナッポさんのトラックにトップラインをつけて競いました。どんな作品が出来るのか、僕もとても楽しみにしています。

 

かと思えば、僕のゼミ生である「60代イラストレーター、音楽経験ほぼなし」の作家候補生さんがまたまたキープを獲得しました。それもかなりレベルの高い楽曲がBINGO!からも10曲以上集まった大きなコンペでのこと。僕としても、今回その曲にはかなり強めのエディットを施しましたので、結果は気になっていました。だから、とても嬉しいし自信になります。かなりの部分をカットして、聴かせたい箇所だけを残し、その聴かせたい箇所を上手にくりかえしをするようにしただけですが。

 

しかし、ほとんどの曲はそのやり方で生まれ変わります。ほとんどの作家さん、自分のアイデアが「すべてかわいい」ので詰め込み過ぎなんですよね、だからサビがやってくるまでが超長いし、せっかくいいサビであってもサビに聴こえない。

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テレビで流れたよ!
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成瀬英樹
成瀬英樹
8月24日 10:37

おはようございます!

 

今日の北海道札幌市は、雲は多いもののしっかり晴れ間もあり、涼しくてGood。

 

昨日は午後から大切なミーティング。ひとつひとつのご縁に感謝しながら、これからも目の前の作品を一所懸命仕上げていきます。毎回最高傑作を更新し続けるのが、僕のミッション。

 

「うたつく」メンバーのみなさんで、まだ一昨日の配信をご覧になってない方いらっしゃったらぜひ観てください。作詞を生中継で一本仕上げたり、自分の曲の感想戦をやったり。かなり見応えのあるものとなっています。何より、詞をつけさせていたいたゼミ生の方に非常に喜んでもらえたのが嬉しい。やはりそこが一番嬉しい。

 

現時点でもたくさんご視聴いただいて感謝です。再生回数はみなさんの愛です(笑)いつもありがとうございます!

 

基本的に配信は不定期ではありますが、週3回やって行きます。火・木・土、とか言っときながら、今朝は大切な資料作りがあったりしまして、お休みさせて下さい。とにかく、自分に負荷をかけすぎず、若干「ゆるく」(僕があまり使うことのない言葉ですが)やって行こうと思います。

 

昨夜は久しぶりにエスコンフィールドへ。今期37試合目。絶好調のファイターズは天敵ホークスとの3連戦。5点先取して盛り上がっていたら、6点取られて負けました。あはは。でも見応えたっぷりの楽しいゲームでした。別に勝ちだけを求めて球場に行ってるわけではないからね。

 

そして、今夜22時半からの「POP A to Z」は「キンクス特集 Pt.2」。昨年リリースのメンバーたち選曲「60周年記念編集盤」のアナログから、丁寧にマスタリングして、最高にロックンロールなモノラルサウンドでお届け。今回は放送全部モノラルにしてみたよ! きっと楽しいからぜひ聴いてね。

 

そうそう、10月12日のクロコダイルでの「On The Beach」のライブの準備も始まりました。今回は小泉さんがお休みで、なんと矢舟テツローさんがピアノ弾いてくれるからね。昨夜グループLINE作りました。こちらも徐々に盛り上げていけたらと思ってます。

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